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「~いた」「~いる」の違い
- 過去形と現在形の違いを説明します。
- 「~いた」は過去の出来事を表し、過去に終わった行動や状態を示します。
- 一方、「~いる」は現在進行形を表し、現在継続している行動や状態を示します。
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日本語には過去形がないから。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8E%E5%8E%BB_(%E8%A8%80%E8%AA%9E%E5%AD%A6) 中世以後はこのような本来の過去形は廃れ、完了の「たり」に由来する「た」だけが残った。 (以上 引用) ところが、明治以降、欧米語に過去形があるものだから、本来『完了を意味する「た」』を便宜的に過去形として使っている。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A9%E5%8B%95%E8%A9%9E_(%E5%9B%BD%E6%96%87%E6%B3%95) た が過去形なのは、この4つの用例のうちの一つとしてであり 過去 完了 存続 確認 この場合の 「加奈は滝を見ていた」は 存続 加奈は滝を見ている状態にある(のを、筆者が見ている) という内容になります。あるいは筆者が確認した。 行為の主体から、距離を置く(観察対象に置く)という効果が、「た」にはあるかと。 美沙子さんはあははと笑っていた。 ↓ 観察しているけど、わからないというのが行間に示されている。
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- ゆのじ(@u-jk49)
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「~いた。」と言われた瞬間、過去のその時点にタイムスリップします。 そういう素直なイメージを受け容れますと、以降は、現在形となります。 で、再び、それは、過去のことであったということを確認する為にも、「~いた。」という表記が出現したとしても、やはり、先の手法に戻って、「~いる。」となります。 つまり、過去の出来事だからと言って、「~いた。」、「~いた。」の繰り返しでは、リズムが単調になって面白くありませんし、そもそも、小説を読むというのは、自由に時空を飛び回ることなのです。そこでは、想像力が大切なのですね。いわば、タイムマシンに乗って、主人公に成り代わり、過去に在る状態に自らを置くということです。
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回答ありがとうございました!
- marisuka
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過去形で書かれる過去の出来事の中に現在形を混ぜると、その部分がまるで現在目の前で起こっているかのような臨場感が出ます。これは「歴史的現在」という名で呼ばれることのある手法です。 また、過去の出来事ではあるけれど、発話者(そのセリフを言った人)から見ればその人にとっての現在であることから、セリフや気持ちの表現に現在形が使われるのは普通のことです。 そのセンで見直してみてください。だいぶ納得できる部分が増えませんか。
お礼
回答ありがとうございました!
お礼
日本語には過去形がなかったとは初めて知りました!回答ありがとうございました!