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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:高齢者の胃の全摘手術について)
高齢者の胃の全摘手術について
このQ&Aのポイント
- 高齢者の胃の全摘手術に関して疑問があります。
- 手術に耐えられるか、成功した場合の余命はどれくらいか、胃の全摘をした高齢者の寿命に関する統計データなどを知りたいです。
- また、手術をせずに癌と共生する方法があるかも知りたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
まずご本人の状況(合併症,体力,病状への理解など)と病気の進行度で話が全く違ってくることはご承知下さい。 一般的に健康な76才であれば胃全摘にはたえられます。一般的な外科医である私でも80代の人への胃全摘は経験があります。もちろん無事退院なさいました。逆にもっと若くても手術できない人も,術後合併症を起こす人もいます。 余命については,病気の進行度によります。早期癌であれば胃癌は寿命と関係しなくなる可能性の方が高いでしょう。手術でとりきれない場合は極端な場合は数ヶ月ということもあります。 高齢者胃癌の治療法,予後の研究はかなりされています。残念ながら各施設ごとの集計が多いですし,癌自体様々な状況が関与するので,なかなかはっきりこうだといえる資料はあまりないでしょう。 一般的には,根治的な手術が可能であればやった方が寿命が延びる。ただし,体の負担が大きくなりすぎる手術(他臓器の合併切除など)はやってもあまり寿命に関与しないという意見が多いようです。 癌との共生という場合,早期癌をもっていても癌がゆっくり進行するばあいと進行癌に無理に手術をしないというのは意味が違います。後者の場合最近は癌の休眠療法というのが注目されているようです。検索するとかなりヒットすると思います。ただし怪しげな食品の話のこともありますのでご用心を。 繰り返しますが癌に限らず病気とそれに対する治療は人ごとに違います。主治医とよくご相談なさって下さい。
お礼
お礼が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。懇切な書き込み、とても有り難く思いました。とても励まされる思いです。 胃の全摘に耐えられるというご指摘、逆に非常に重く受け止めました。たぶん、手術それ自体よりも、退院してからの生活、つまり、癌にかかり難い体質をつくることが、これからつくづく大切なことだと痛感いたしました。 これからは本人のみならず、家族もまた父の健康管理に気を遣い、癌になったことをいい機会にして、より健康な生活をめざしていきたいと考えています。おそらく、本人が一番喜ぶと思います。 現在、胃は全摘出する方向で準備をしています。勇気が湧いてくる思いです。本当にどうもありがとうございました。