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日本製の航空機の製造はないのでしょうか?
日本は高度な技術を持っているのに、航空機の製造ニュースが見当たりません。 何か航空機の製造に支障があるのでしょうか。
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- argue
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いや、ふっつーにありますが。新聞ならWING DAILYや日刊工業新聞を読むと結構色々載ってます。 雑誌なら航空ファンとか航空情報とかですね。 航空機の製造ですが、「2000年代に入ってから開発が始まった固定翼機」に限っても民間機ならMRJ、軍用機ならXC-2やXP-1があります。 あー、あと、No.8の方の回答ですが、心神のエンジンが外国製になったという話は聞きませんし、「実証エンジンの研究」という内容でXF-5という5t級のエンジンが何年も前に試作されています。(他の戦闘機のエンジンに比べて推力が低いですが、XF-5は小型なので当然です) 現在はより大型・大推力のエンジンについて欧米に追いつくために必死こいてるところですね。 XF-5の資料は以下を見てください。 「「実証エンジンの研究」に関する外部評価委員会の概要」 http://www.mod.go.jp/trdi/research/gaibuhyouka/pdf/XF5_20.pdf
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
航空機のビジネスは製造もさることながら販売が重要で、世界を相手に(政府要人を買収したりしながら)航空機を販売するのが上手な企業には勝てないのです。 ですから、日本の航空機メーカーは、販売力(と買収資金)が豊富なボーイング社の傘下に入って、機能部品の設計・製造に参加しています。ボーイング787の開発設計の最盛期には大勢の日本人技術者がボーイング社のあるエベレットという町に駐在して開発業務に邁進していました。 また、商用ジェットエンジンの開発・製造技術では、日本は米国・英国・ドイツと並んで世界の四大開発拠点です。 先端技術を有する四カ国は、第二次世界大戦では敵国として戦いましたが、現在ではインターナショナル・エアロ・エンジンズという共同会社を作って、V2500という旅客機用の高性能ジェットエンジンを開発・製造しております。 アメリカではボーイングMD90型機、ドイツでは、エアバスの319、320、321型に採用され世界を飛んでいますので、これらの飛行機乗る時には、日本の技術がつまった静かなエンジンの音を楽しんでください。
- Beholders
- ベストアンサー率21% (77/364)
軍用目的にしろ民生目的にしろ、日本のメーカーではまともな航空エンジンを作ることができません。技術力が無いのです。 練習機レベルのエンジンであれば一応作ることはできますが、他国メーカーと競争となる民間機や一線級の軍用機用エンジンとなると国内メーカーでは勝負にはなりません。 航空機の設計は、エンジンの出力、重量、燃費などでほぼ決まってしまします。航空機にとっての主要部であるエンジンがまともでなければ、まともな航空機を作ることはできません。 日本の航空エンジン技術力の非力さを示すエピソードを2,3紹介しますと、 現在、防衛省では第5世代戦闘機の実証機「心神」を開発中で当初そのエンジンを日本のメーカーであるIHIに発注予定でした。 しかしIHIは防衛省が要求する出力をクリアすることができず、結局外国メーカーエンジンが採用されました。 実証機なのですから要求出力はそれほど高くはない(ベトナム戦争時代のエンジン出力程度)のですが、それすら作ることができなかったということです。 また、現在運用されている支援戦闘機F2は当初国産で作られる予定でした。国産と言ってもエンジンは国内では作れませんのでアメリカのメーカーから提供を受ける予定だったのですが、この計画がプレス発表されると日本国内は「悲願の国産戦闘機だ!」「新ゼロ戦だ!」などと右寄りの頭の悪い人たちが興奮して大騒ぎになり、これを警戒したアメリカ側からエンジンの提供を断られ、結局、国産ではなくF16の改良版になってしまいました。 さらに、国産旅客機と呼ばれるYS-11型機のエンジンはロールスロイス社製ですし、三菱のMRJのエンジンはプラット&ホイットニー社製ですので、実際にはこれらは国産旅客機と呼べるようなものではありません。 国内メーカーが世界でも戦えるような高出力+軽量+低燃費エンジンを作るためには、エンジンの出力を試験する設備が必要となりますが、メーカーにとっては大した需要が見込めないのに莫大な設備投資はできない、というのが技術力の低い理由と思われます。
お礼
国産のエンジンの製造が日本ではできない状態なんですね。 よくわかりました。
- parts
- ベストアンサー率62% (6366/10151)
製造していなかったのは、大戦後7年ぐらいだと思いますが・・・その後は、ライセンス製造(2~3年)を経て、国内でも機体の開発や製造は続けられています。ただし、大半が軍用機や軍用輸送機であり、主に自衛隊向けの納入となります。 この国は、戦前は世界で最も航空機の開発に力を入れていたとされており、GHQが日本の航空機開発(軍事目的の機体製造)が継続されることを恐れ、それらの製造を禁じ、過去の資料を全て処分した時期があったのです。 大型のジャンボ航空機を国内企業が自社開発しないのはなぜかという質問なら、既に投資に見合うリターンがないと思われるからです。この市場は、エアバスとボーイングが市場を獲得しており、今から参入してもなかなかこの市場をこじ開けるのは難しいでしょう。 小型~中型機であれば、ある程度市場の伸びが期待できますが、この市場は、MRJが参入予定です。 プライベートは既に回答があるように、本田が参入しています。 ちなみに、機体の完全製造ではなく一部製造であれば、IHIや三菱重工業、帝人などが参入しており、ボーイングやエアバスなど主要な航空機メーカーから部品や機体の組み立て工程の一部を請け負っています。それ故に、特に大型の機体に関しては、ライセンスや現在のボーイングなどとの関係上、作りにくいという問題もあります。 尚、日本の航空機全般で言えば、これまでにYS-11、C-1、C-X、T-4(ブルーインパルスでおなじみ)などが国内で開発生産されております。(YSは量産型のプロペラ中距離旅客、Cは輸送機、T4は練習機)これらは、三菱、川崎重工業などが製造しています。(いましたを含む) そのため、国内のライセンス製造も含めた、航空機製造や開発はこの数十年一応ほぼ途切れずに継続されています。ただし、民間機ではないという点が重要です。ゆえに知らない人も多いのです。
お礼
いろいろ細かく説明していただきましてありがとうございました。 現在の日本の現状がよくわかりました。
- osakajazzer
- ベストアンサー率7% (4/56)
第二次世界大戦で敗戦後航空機産業への参入が禁止とされましたからね。 その後、規制が撤廃されてからは、 世界的にはホンダジェット(本田技研工業)と三菱航空機(MRJ)が参入しています。 特にホンダジェットはプライベートジェットでは大人気です。
お礼
大戦後、航空機産業が参入禁止された時期があったのですね。 ありがとうございました。
- mrkato
- ベストアンサー率47% (1008/2121)
多少ぼやけた答えですが、オスプレイ以前のローター二連のヘリコプターは 川崎重工がライセンス生産していたので調べたら、ドクターヘリで現役ですね。 http://www.khi.co.jp/aero/company/history/index.html
お礼
ドクターヘリは川崎重工ですか。 ありがとうございました。
- ariseru
- ベストアンサー率56% (928/1657)
>日本製の航空機の製造はないのでしょうか? すでに完成している機体としては、ホンダ製のビジネスジェット機であるHondaJetがありますね。 量産型認定用機体のフライトも2010年12月20日に完了していますし、後は量産開始を待つだけです。 2012年8月からすでに発注している人への納品を始める予定らしい。 あとは、過去に何度もニュースになっていますが、三菱製の小型旅客機であるMRJという機体も開発中です。 大分開発が進んでいるようで2014年からの運用開始を目指しているようですよ。 ちなみに、他にも古い日本製航空機がありますよ。 有名どころではYS-11なんかもありますし、富士重工業製(スバル製)のFA-200/300とか、三菱製のMU-2/300とかもありました。 YS-11なんかは戦後初の日本製航空機として有名ですし、民間では引退したものの自衛隊では現役だったりしますよ。 他にも、航空機そのものは作っていないメーカーでも航空機のパーツを製造していたりします。 最近話題のボーイング787なんかは機体の35%くらいは日本が関与していますからね。 世界最大の旅客機であるエアバスA380の部品なんかも一部は日本製ですよ。
お礼
三菱重工の小型旅客機が2014年から運行するのですね。 これからの旅客機は小型旅客機が主流になるかも。 ありがとうございました。
- garasunoringo
- ベストアンサー率16% (358/2178)
- あずき なな(@azuki-7)
- ベストアンサー率16% (1963/11745)
作ってますよ?国産旅客機 意外と多いです
- garasunoringo
- ベストアンサー率16% (358/2178)
お礼
航空機には日本の技術がはいっているのですね。 これからも安全な航空機製造に日本がかかわっていけるといいですね。 ありがとうございました。