良いプライドと悪いプライド
「あの人はプライドが高い」「あの人は誇りを持っている」、ほぼ同じことを言っているようですが、意味合いが全然違うので、なぜ文脈によって意味がこれほど違うのか、悩んでいて、少し整理してみました。
「良いプライド」とは、「他人からの承認を必要とせず、自分で自分を認めてあげることができること」ではないかと思っています。例えば、人から何を言われても、自分がやってきたこと(勉強、仕事、趣味、人付き合いなどなんでも)に誇りを持っていて、「ぶれない指針」みたいなものがあれば、あまり他人の発言により自分の考えや感情が揺さぶられることが少なくなり、寛容になれるのではないかと思ってます。つまり、「他人に対する期待値が低くても成立する自信」「他者からの承認を必要としない誇り」とも言い換えられると思っています。
「悪いプライド」とは、「自分が正しいと思いたいが、なかなか自分では自信が持てないので、意識する・しないにかかわらず他人からの承認欲求が出てしまうこと」ではないかと思います。なかなか自身に持てず、他人の一言一言でふらついてしまうため、ちょとした噂や小言に敏感に反応してしまい、時にはヒステリックになってしまう。結局、「他人に対する期待値が高い=常にちやほやされたり褒められていないと自分のプライドを維持できない状態」を指しているのではないかと思っています。
つまるところ、「誇りを持っている人」と、「プライドの高い人」との違いは、「自分がどの程度、本音で自分を認めてあげることができるかどうか」次第で変わるようにも感じます。
このように整理してみましたが、みなさんはどう思うでしょうか? 違う視点や、異なる意見があれば、ぜひ伺ってみたいと思っています。
P.S.ついでですが、「常にちやほやされたり褒められていないと自分のプライドを維持できない人」っていたるところにいますよね・・・強気なのに実は自信がないパワハラ系上司とか、年を経るにつれて美人以外にとりえがなくなってしまったモデル(若いうちに内面の成長に時間を使わなかった美人)とか・・・
お礼
ご回答有難うございます。