汚さずに着るのは御存知の通り無理です。
出来る限り汚さずに着るには汚れの大半は襟元と袖口が身体の皮脂などで汚れやすいです。
襟元の汚れ防止は衿の高いシャツを着たりタートルネックのようなセーターなどを着る、またはマフラーをするなどである程度予防できます。
袖周りの汚れは防止がほとんど無理です。
しかしながらジャケットを着たままテーブル等に腕を載せない、銀行などで書類を書く時もジャケットを着ないなどで少しは防止出来ます。
あと結構多いのが車に乗るときに車のボディーにジャケットが擦れての汚れが多いです。
車に乗る際はあらかじめジャケットを脱いでから乗ると良いでしょう。
お手入れですが例え表示に洗濯機で洗えると書いてあっても家庭で洗わないほうが無難です。
やはりプロの業者に任せた方がよろしいです。
もし自分でやるとしても中性洗剤を薄めたぬるま湯をタオルに含ませ軽く絞り衿や袖口、擦った汚れなどを軽く叩くようにして汚れを取って下さい。
この時くれぐれも中材まで濡れないようにして下さい。
羽毛は洗剤に弱く下手をすると羽毛同士がくっつき固まってしまうので注意してください。
防水スプレーは軽く掛ける程度でしたら大丈夫です。
防水スプレーはある意味コーティングですので濡れるくらい掛けると通気性が悪くなったり羽毛にダメージを及ぼす事があります。
あとナイロン繊維に使うと溶かしてしまうスプレーもあるので使える素材を確認してから防水処理をして下さい。
もしジャケットが雨や雪で濡れてしまった場合日の当たらない場所の室温で乾燥させて下さい。
ストーブの前や乾燥機は御法度です。
ナイロン繊維が縮まったり羽毛にもよくありません。
シーズンオフにはクリーニングに出した後ビニールを外し風通しの良い所で保管してください。
タンスなどに仕舞う場合は月に一度タンスから出して一日だけでも室内でハンガーに掛けてジャケットの中の空気を入れ替えるようにして下さい。
この時軽くでよいので叩いて下さい。
羽毛同士が固まったり羽毛の寄りを防止できます。
お礼
丁寧で詳しいご説明を、ありがとうございます。 とても参考になりました。 きちんとメンテナンスをし、大事に着ていこうと思います。