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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:原発再稼働反対される方に質問です。休止中との違い)

原発再稼働反対者への質問:休止中と再稼働後の被害の違いは?

このQ&Aのポイント
  • 原発再稼働に反対される方に質問です。休止中に震災等が発生した場合、どの様な被害を想定されているのでしょうか。
  • 再稼働後に震災等が発生した場合、どの様な被害を想定しているのでしょうか。
  • 休止中と再稼働後で想定される被害にどの様な違いがあるとお考えですか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • fisker
  • ベストアンサー率31% (103/324)
回答No.12

これまでの回答を見る限り、質問者さんの意図通りに被害を「定量的に」想定して電力不足によるリスクも含めて「比較」している人は、どちらの立場にしてもごく少数だと思われます。 また、発生頻度の非常に小さい巨大地震による原発事故のリスクはどんなに小さくても受け入れられないと考える一方、大規模停電についてはギリギリの綱渡りでも何とかなると楽観的で、電力不足は人命には関わらないと考える人が多いことも窺えます。 私の考えは、20年先程度までの期間に限定して比較した場合、原発を稼働すれば停止している状態に比べて外部に放射性物質を放出するような過酷事故の可能性は1000倍程度高くなると思っています。ただし、東日本大震災と同程度の地震・津波であれば既に緊急安全対策を済ませた原発が過酷事故に至る確率は稼働中であっても1/100程度、更に同等あるいは上回る規模の地震が20年以内に起きる確率は1/20以下だと考えます。つまり、原発を稼働した場合過酷事故が起きる確率は1/2000程度、停止したままだと1/2,000,000程度と概算できます。被害は同等として、人命損失まで含めて金額に換算し、50兆円程度でしょうか。比較の問題としては停止中の事故リスクはほぼ無視できるので、1/2000程度の確率で起きる50兆円程度の被害が原発稼働のリスクということになります。 一方、原発を稼働しない場合、ほぼ確実に夏場と冬場は節電要請が出され、高い確率(少なくとも1/2以上)で電力使用制限令が出されるでしょう。夏場の製造業の稼働率は昨年夏以下となり、廃業、海外への流出が加速するでしょう。連動してサービス部門も縮小し、医療など命に直接関わる分野も含めて水準が低下するでしょう。大規模停電が起きる確率は低い(1/100程度か?)と思いますが、計画停電は1/20程度の確率で実施されると思います。計画停電でも混乱のなかで人命が失われる危険があり、経済損失も大きいでしょうが、大規模停電となると人命損失も経済損失も甚大でしょう。損失を計算する知見は持っていませんが、人命損失を含め1兆円を下回ることはなさそうに思います。また、原発が稼働しない分の電力を火力で補うと、燃料費だけで年間3兆円程度の国富が海外に流出します。もっとも、この金額は年を経るごとに日本の経済規模が縮小するのに比例して小さくなるでしょう。つまり、確実な3兆円/年の燃料費と稼働率低下によるGDPの減少(経済損失は、人命と健康へのリスク要因です)に加え、1/20程度の確率の計画停電、1/100程度の大規模停電が原発を稼働しないリスクということになります。 以上に挙げた数字は適当な概算ですが、少なくとも今後20年程度の期間に関しては、原発動かした方が「安全」と思われます。50年以上先の将来にどういったエネルギー戦略を採るべきかはまた別の話で、再生可能エネルギーの開発など時間がかかる物は今から着手し、原子力に必ずしも依存しない将来を計画することは大切です。この時間軸の違いを理解しないと、正しい議論はできないでしょう。

その他の回答 (13)

  • kentkun
  • ベストアンサー率35% (1106/3092)
回答No.3

休止中と再稼働の被害の違いを専門的に比較して反対しているわけではありません。 福島で「絶対安全」と反対派の意見を一切無視し、見得を切っていた政府及び東電が思いもしなかった事故に遭遇したのに、自己の分析と反省をせずに、再稼働を進める行動に反対しているんですよ。 そもそも、原子力安全委員会や保安院等の意見ではなく、担当大臣だけ集まって「安全を確認した」って、おまえら素人だけの集まりで何を言ってるんだ、と思いませんか? 国民をバカにしすぎ。 そもそも福島の総括をあなたは目にしましたか? 事故が起これば、何が悪かったのかを明らかにして、次に同じことが起こらないように改善点をあきらかにする、これが世の中の常識です。 それもせずに、電気が足らないと関電の言いなりになって再稼働に進む、そこに危険を感知して反対しているんです。 それともう一つ、福島4号機で使用済み核燃料プールが崩れかけで、震度7が今度発生すれば関東地方は壊滅的被害と言われていますが、その危険性はともかく、そういう事態を招いた使用済み核燃料の処理方法が確立していないことはご存知ですか? そもそも原発が火力や水力・太陽光等の他の手段より優れていると言われているのはコスト面ですが、それは福島の事故は計算に入っていないし、使用済み核燃料の処理も入っていません。 福島の賠償や廃炉に掛かる費用等を考えれば原発を推進する行為はコスト無視の行為です。 それから夏の電気が足らない、といわれていますが、絶対に大丈夫です。 計算上足らないと言っていますが、揚水や中部や中国電力等からの借り入れは計算していませんし、足らないのも夏のピーク時のほんの2~3時間。 そのために危険な原発を再稼働させるなんてバカそのものです。 対処方法は揚水や中部や中国電力等からの借り入れで可能です。 >休止中と再稼働後の被害の違いを判断する情報が少ないので皆様がどの様に考えているのか知りたいです。 先述したように、福島4号機は現在非常に危険な状態です。 しかし福島4号機は休止中に震災にあいました。 休止中も稼働中も原発は同じように危険ですが、稼働中は原子炉を燃焼させているのですから休止中よりは遙かに危険です。それは政府から資料をもらわなくともこれまでの情報で確信を持てます。 以上です。

回答No.2

休止中と再稼働後では、制御棒が入っているかいないかの違いがあります。 再起動後では、ゆれで、制御棒を入れることができない可能性があります、稼働中の場合、核反応を止めれない場合があります。 沸騰水型では、運転中に、燃料棒の周りに気泡ができます。気泡部分は中性子のスピードが落ちないです。原発では、ある程度中性子の速度を落とさなければいけません。 気泡部分でスピードが落ちないことを考慮して核反応が制御されていますが、ゆれで気泡がなくなると、 中性子のスピードが落ちて反応性が高まってしまいます。 起動中は、常に、核分裂生成物が生まれています(半減期が短いもの、長いもの、いずれも)。 半減期が短いものは短期間で崩壊するので、崩壊時の発熱が大きいです。半減期の長いものは、崩壊しにくいので崩壊しても発熱が少ない。停止中であれば、半減期が短いものは、すでに崩壊しているので、発熱しにくい。 稼働中の方が、停電なんかで冷却できなくなってからメルトダウンまでの時間が短く、対応は取りにくいです。 ゆれで、冷却水配管の破断、緊急冷却系の配管破断になれば、どっちも対応手段がないことは同じです。

  • yasuto07
  • ベストアンサー率12% (1344/10625)
回答No.1

常温で冷やしているのがキュし中でしょう。核反応を起こさせて、高い熱を発しているのが運転中です。原子炉自体の、熱が全然違うでしょう。 今回の事故は、停電で、冷やせなくなったのもあるかもしれないけど、原子炉を、核反応中から、引き抜くことができなかったのも原因では、と思います。

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