アートとデザインは本当に違うものなのか
「デザイン」と「アート」という活動に関する質問です。
なお、「アート」「デザイン」というと絵画や建築をイメージしやすいですが、それだけでなく、音楽や文学など、芸術全般を包括する概念と考えてください。
アートとデザインの違いについては色々議論されていますが、一般的な定義は
アート:顧客のニーズではなく、自己の思いを吐き出すもの
デザイン:自己表現ではなく、顧客や社会のために作るもの
だと思います。
が、歴史上の芸術家たちの軌跡を調べるほど、「自己の思いを吐き出す」なんて、そんなアートの純粋形態のようなことが行われていただろうか? と疑問に思い始めました。
歴史上のアーティストの中には、パトロンに召し抱えられ、パトロンのために活動していた人も多かったと思います。
これって、「顧客」ではありませんが、パトロンのために仕事をしているわけで、「デザイン」と何が違うのだろうか? と思うのです。
例えば、あの大天才ミケランジェロでさえ、メディチ家や枢機卿や教皇庁から依頼されて制作したものが多く、彼が好き勝手に「アート」をしていたとは思えません。
説明が長くなりましたが、伺いたいのは
・上記の「アート」「デザイン」の定義の妥当性(特に「アート」のほう)
・そもそも「アート」と「デザイン」を区別して考えることができるか
といったことです。
よろしくお願い致します。
お礼
ご回答有難うございます。板金屋というのは車の板金屋さんですか?車屋に聞いてみます。有難うございました。