インフォームド・コンセントについて
昔から使われている「インフォームド・コンセント」という言葉の意味がいまいちよくわかりません。
例えばわたしは何科に於いてもよく医師を転々としますが、医師の勧める検査なり治療が妥当なものであるかないかを判断する知識を持っていないからです。先に歯科医で抜歯した後に入れたブリッジが舌に触って違和感があって仕方がないと訴えても、その歯科医師は「そういうものなんだからどうしようもないですよ」と言うだけで全く取り合ってはくれませんでした。医師に「そういうものです」と言われれば「そうじゃないでしょう」と言えるだけの医学的根拠はこちらにはありません。
またその後口内や舌の痛みがあり別の口腔外科に行ったところ、自費で6万円の精密検査をする必要があると言われました。そしてその専門医は「その必要がある」と確信していても、こちらには何故必要があるのかわかりません。その為の「説明」だと言われても、説明されて理解できるものでしょうか?またセカンド・オピニオンを求めて他の医師に訊いて、「それは妥当でしょう」或いは「その必要はないと思いますよ」と言われても、A医師とB医師のどちらの言い分が妥当なのかさえこちらにはわかりません。
そう考えると結局いずれの科にしても、専門家ではないわたしは結局どこかで納得のいかないまま医師の言うことに「従う」しかないように思えるのです。
インフォームド・コンセントとはどのような人に当てはまる言葉なのでしょうか?
わたしは人一倍理解力に乏しいので過去に判るまで説明を求めて嫌な顔をされたことが何度もあります。説明義務はあっても限界もまたあると痛感しています。
ご意見お聞かせ願えれば幸いです。
お礼
ありがとうございました。