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無響室を利用されている方に質問です。
無響室を利用されている方に質問です。 無響室で耳を塞いだ場合、自分の声は塞がないときよりも大きな音になりますでしょうか? もし無響室でも耳を塞ぐと自分の声が大きくなるとしたら、その音は、外耳道と耳栓で閉じられた空間から鼓膜へやって来ているはずではないかと思うのですが、どのように思われますか?
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おはようございます。 2回目の投稿をしてから「お礼」の部分を読みました。 >「この現象は生じないようです。」というのは、無響室では耳を塞いだ時に自分の声が大 >きく聞こえることは無い、という意味でしょうか? 僕としては「大きく聞こえることは無い」と判断しています。 上記の想定しているのはコンサート・ホールなどの条件下では音響の反射を考慮された設計になっていますが、これらの施設はディレイ(遅延)を考慮することで位相を重ね合わせるということをしています。 位相を重ね合わせると音響レベルを増幅したり減衰したりの作用を加えることができます。 ここを参照してください。 >音ってなんだろう? >http://peanuts2.sakura.ne.jp/omotya/oto01.html ここの下の方にある 「6. 反響、残響、音の揺れ、共鳴」です。 この点を踏まえて話を進めると、無響室では跳ね返ってくる音が減衰するわけですから、音波の増幅作用は考慮しなくて良いとなりそうです。 当時の話なので昔ですが、無響室に入ることがあったので試しに「あー、あー、」と叫んでみましたが、これと言ってなにも特筆するようなことは無かったと覚えていますし、「完全な無音(吸音される)ではなさそう」と感じました。 しかし、壁や天井および床からのエコー(反響)はありません。 今ちょっと試しに自分の両耳を指先で塞いでから「あー、あー、あー、」と叫んでみましたが、「かなり曇った感じの音声になった。自分の声が小さくなって聞こえました」。 たぶんですが、質問者殿が気にしているのは雰囲気(外部の大気)から伝わってくる音の大きさより、骨格からの伝導が相対的に大きく感じられる結果、「自分自身の音声が増幅されて聞こえている」と認識しているのでは無いかと思います。 検索したところこのような見解を持っているホームページ管理者も居るようです。 >聴覚の不思議について >http://www.gravinaural.com/Technical/Auditory.html
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さらに検索を繰り返しました。 なんというか、「症例」扱いになっております。 >自分の声が大きく聞こえる そんなときは… 耳管開放症に注意 (2010/12/01) >http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/health_news_tokushukiji/111130.html 過去の質問によると、あまり有効な回答でもなさそうですが、詳細は不明みたいです。 >大変バカらしい質問で申し訳ないのですが、今イヤホンで音楽を聴き物事をしている... >http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1014983910?fr=rcmd_chie_detail アニメ声優やラジオパーソナリティーが詳しい気がするのですが、それ関係での質問。 条件はヘッドホンで耳を塞いだ場合について。 >歌の録音について質問です。 >http://questionbox.jp.msn.com/qa7403475.html 「耳を塞ぐと 声が大きく聞こえる」でGoogle検索をして17ページ目まで目を通しましたが、有力な情報はなさそうに思いました。
お礼
No.3のお礼欄に描かせて頂いた後でこの回答を読ませて頂きました。いろいろと検索までしていただき、たいへん有難うございます。耳管開放症の説明は示唆的でした。たぶん参考になると思います。2番目の知恵袋の質問は、私と全く同じ疑問を抱かれている方もいらっしゃるということがわかって安心しました。No.3のお礼欄、親指の腹で外耳道入り口を塞ぐ方法を試されましたら、ぜひ結果を教えて下さい。宜しくお願いします。
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続けて失礼します。 補足説明をありがとうございます。 それで質問に対してより妥当と思われる情報を調べてみました。 >発声者自身の音声の知覚経路 >http://sc.chat-shuffle.net/paper/uid:110003284727 少し質問内容と外れたことを書きますが、参考にどうぞ。 >声の種類と発声のしくみ >http://www.oki.com/jp/rd/ss/speech.html 音声合成技術/音声認識技術で調べていくと「音響モデル」の話が出てくるのですけどね。 耳をふさいだ場合のそのものの話は登場しませんが、つながりがあると思います。 無響室限定条件下と断った上での説明は見たことが無いと思います。
お礼
再度ありがとうございます。リンク先はたいへん興味深く参考になりました。しかし外耳道から1cmの位置での空気伝導音声を主に聴いているのだとすれば尚更、耳を塞ぐと自分の声はむしろ小さくなる筈ではないかと思います。この空気伝導音声はたぶん、反射の無い無響室では元々随分小さいはずです。ますます、無響室では自分の声がどのように聞こえるのか、それは耳を塞いだらどのように変化するのか知りたくなりました。無響室条件下かどうかを別にすれば身近な現象なのに、意外と説明されているものに辿り着けません。
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おはようございます。 以下の回答ではどうでしょうか? >無響室 >http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E9%9F%BF%E5%AE%A4 つまり、質問に挙げられている、 >もし無響室でも耳を塞ぐと自分の声が大きくなるとしたら、 この現象は生じないようです。 質問者殿がおっしゃりたいのはこの話でしょうか? >骨伝導 >http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AA%A8%E4%BC%9D%E5%B0%8E 元々の音声の音エネルギーが増幅された状態で反射されるのは考えづらいです。
お礼
有難うございます。先ほど補足させて頂いた際、頂いたご回答を取り違えていたかも知れません。 「この現象は生じないようです。」というのは、無響室では耳を塞いだ時に自分の声が大きく聞こえることは無い、という意味でしょうか?そうだとすれば、通常環境で耳を塞いだ時に自分の声が大きく聞こえるのは外部の音が減るからだということになりそうだと思います。
補足
早速のご回答を有難うございます。質問が不十分で申し訳有りません。 耳を塞いだり耳栓をすると、周囲の音は聞こえ難くなりますが自分の声や体内の音は大きくなったように感じます。疑問の出発点は、「耳を塞ぐと体内の音が大きく聞こえる(特に低周波側で)のは何故か」です。 仮に「耳を塞ぐことで周囲の音が聞こえなくなるから相対的に自分の声が大きく聞こえるのだ」と説明したとしますと、無響室では耳を塞いでも自分の声が大きくならない筈です。逆に無響室でも同じことが起きるならこの説明は棄却されるのではないかと考えて質問させて頂きました。私は、無響室であっても耳を塞げば自分の声はより大きく聞こえるのではないか、もしかしたら通常環境より顕著にそうなるのではないかと推測しております。 自分の声が鼓膜より内側の中耳以降に骨伝導などによって伝わるというモデルだとすると、耳を塞いだ時には内耳の槌骨、砧骨、鐙骨はむしろ動き難くなる方向でしょうから、自分の声が大きくなることを説明できません。だから耳を塞いだ時の自分の声は外耳道の振動となって鼓膜の外側から内耳へやって来ているのではないかと予想しています。そうであれば、耳を塞いで外耳道の空間を閉じれば圧力が上がり易くなるから自分の声が大きくなるのだと説明できそうだからです。
お礼
ありがとうございます。度々お手数をおかけして済みません。「聴覚の不思議について」のホームページも、ご紹介有難うございます。たいへん興味深く読ませて頂きました。 無響の実験は簡単にはできませんが、回答者の方の「自分の声が小さくなった」という結果が私の結果と合わず気になりましたので、この場で可能なちょっとした実験をいくつか考えてやってみました。 まず、回答者の方と同じ、指先で両耳を塞ぐ方法ですが、指先の深さによって結果が大きく変わることがわかりました。指を外耳道に深く入れると、確かに自分の声は大きくありません。しかし指の位置を浅くすると自分の声は次第に大きくなって行きます。 又、手元にあった密閉型のヘッドフォンとカナル型のイヤフォンを使って耳を塞いだ場合を比較してみました。密閉型ヘッドフォンをかけた場合は自分の声は小さくなり、カナル型のイヤフォンを挿入した場合には自分の声は大きくなるように感じました。 試しに親指の腹を使って外耳道の入り口だけを塞いでみたら、他のどの場合よりも自分の声が大きく聞こえました。この塞ぎ方は密閉された空間の体積に対する外耳道壁面面積の比率が最大になります。そのような条件で塞ぐ場合に自分の声の大きさが最大になるような気がしています。できたら試してみていただけませんでしょうか?