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中国語の文頭に長い目的語は来る?ルールについて
- 中国語の文頭に長い目的語が来るルールについて、質問者が独学で勉強している中での疑問を解消したい。
- 質問者が参考書で見つけた解説によると、“过”が使われる場合だけでなく、他の文型でも目的語が文頭に来ることがあることが分かった。
- しかし、実際に例文を見ると、目的語が短い場合は文頭に来ないこともあるため、ルールの適用範囲には注意が必要と言える。
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質問者が選んだベストアンサー
「長い目的語は文頭に来る」は規則ではありません。 他の方の回答にあるように、倒置は強調の場合に使うことができます。 ですから「長い目的語を文頭に出してもよい」のです。 使わなくてもかまいませんし、使ったときに文を壊してしまうような場合には使わない方がいいわけです。 アスペクト助詞を含む助詞や補語(方向補語、可能補語、程度補語、様態補語)などを使うと、どうしても述語と賓語(目的語)などの関係が取りにくくなります。 その場合には、倒置により文頭に持って来れば、述語部がすっきりします。 「誰々は何回の何をどうした」よりは「何を、誰々は何回どうした」の方がわかりやすいと思います。
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- baoshishan
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これは「被动」です。でも、「被」は省略されました。 漫画『鉄腕アトム』は3回読まれたことがあります。 強調のためと思います。
お礼
baoshisanさんのコメントを読み、時間をかけて調べてみました。 7~8冊の中国語文法の参考書を見ていますが、目的語が文頭に来るのは、今回の質問での例の他にも幾つかありました。 1)様態補語の“得”を使い、動詞を繰り返さない場合、目的語を主語の前に出す。 例:汉语他说得很流利。 2)結果補語があり、動詞が目的語を伴っている場合は目的語が文頭に来ることがある。 例:那封信我已经写好了。 3)可能補語を使い、長く複雑な目的語を伴う場合は文頭に置く。 例:我星期天寄出去的信,星期二收得到吗? などです。 いずれも、文法上のルールであり、「『強調』のニュアンスが付加される」、とは書いてありませんでした。 しかし、baoshisanは「強調」になる、と回答してくださったので、今回の質問の趣旨である、 >2) 午饭我吃过了。→我吃过午饭了。 >4) 上海我去过一次了。→我去过了一次上海。とはならないのでしょうか? は、間違いではないが、強調のニュアンスが入るか入らないかの違い、という結論でしょうか? もう少し、詳しく説明していただけると、baoshisanの言いたいことが正しく理解できると思います。 中国語で説明していただいてもいいですよ。
お礼
とてもわかりやすい解説をありがとうございます。 混乱していましたが、体系だった説明をしていただき疑問が氷解し大変助かりました。 本当にありがとうございます!!