ミットロムニーの税金について

このQ&Aのポイント
  • アメリカ大統領選で注目を浴びているミットロムニー候補者の税金について、彼は資産家でありながらわずか15%しか税金を納めていないと言われています。
  • ミットロムニー候補者は投資や預け金によって税金を減らしているとされており、その方法が法的に認められているようです。
  • また、ミットロムニー候補者がケイマン諸島にお金を持っている理由については明確ではありませんが、過去には税金回避の手段として利用されていたことが知られています。
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ミットロムニー候補者の税金について

今、アメリカ大統領選で盛り上がっていますが、候補者の一人、ミットロムニーさんと言う方がものすごい資産家ということを聞きました。しかし、彼は税金を15%しか納めていないとも聞きました。普通の人はもっと払っているそうです。  少しネットで調べてみたのですが、彼は莫大なお金を何かに投資しているか預けているか、法律的にはそれでうまく税金を減らせているようなことを書いてあったと思うのですが、難しくてよくわかりません。又、彼はケイマン諸島にお金をたくさん持っていて、なぜそうしているのかもよくわかりません。昔はこの場所は税金を払いたくない人たちがお金を預けるのに格好の場所だったそうですが、今は違うそうですし。  オバマさんはロムニーさんよりはるかに資産が少ないのに、税金は25%以上払っているそうですが、なぜロムニーさんは莫大な資産を持っていながら税金を普通の人より払っていないのか、なぜそうのようなことが可能なのか、わかりやすく教えて下さい。  ロムニーさんはモルモン教信者ですが、アメリカでは教会にお金を寄付すると税金をいくらか免除されるので、それも関係しているのでしょうか?  どなたかわかる方、宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

>昔はこの場所は税金を払いたくない人たちがお金を預けるのに格好の場所だったそうですが、今は違うそうですし。 租税回避にケイマン諸島の口座が使われていましたが、禁止になりましたね。(将来に向かって禁止) ケイマン諸島と言うと一時世間を騒がせた当時経営難に陥っていた英会話のNOVAの第三者割当増資の引受先がケイマン諸島の会社だったですね。 アメリカの税制では宗教に対する寄付金は収入の30%を限度に所得控除になります。 モルモン教の場合課税前収入の10%を献金する規則ですから ロムニー氏の場合仮に10億円の収入があったとすると1億円の教団への献金分が所得控除されますので課税所得は9億円、ということになります。 ロムニー氏の場合、資産の多くが現金で多くはケイマン諸島の口座への預金という形になっているようで、ここの利子所得は非課税になっていると思われます。 非課税となった利子所得も教団への献金対象になりますので、課税所得はさらに減りますね。 こうしたカラクリでロムニー氏の納税率は低くなっているかと思われます。 またアメリカは超が付くほどの金融社会で実体経済をはるかに上回るお金が絶えず動くことで消費を活性化させてきた伝統があります。 リーマン・ショックで個人は投資よりも預金を選ぶようになってしまった。 日本でも以前行われていたように投資に対する税制面での優遇措置が取られているのかもしれません。 オバマ氏の場合、租税回避的なテクニックは用いていないため両者の納税率に開きが出ているかと。 日本の場合、国や地方自治体及び認定を受けた公益団体への献金についてのみ所得控除が認められ、宗教に対する献金は所得控除の対象にはなっていません。 それは公共の福祉は不公平なく政府が一元的に供給するという思想に立っているからだと私は解釈しています。

参考URL:
http://burnet2008.blog44.fc2.com/blog-entry-93.html
yamato2203
質問者

お礼

とてもわかりやすく教えて下さってありがとうございます。ロムニーさんは非常にお金を貯めるのがうまい人なんですね。  やはり、アメリカでは宗教団体に寄付すると税金が免除されるのですね。日本ではないことなので、これは考え方の違いなのだな、と思います。  本当はお金をたくさん稼いだ人はたくさん税金を払ってほしいですが。 ためになるお返事をありがとうございました。    

その他の回答 (1)

  • sowasan
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回答No.1

彼はビジネスで成功し、かなりの資産家です。 2週間ほど前に去年の税金申告書を公開しました。 税金を15%しか納めていない、普通の人はもっと払っている、 というとまるで違法のように聞こえますがそれは間違いです。 アメリカの所得税にはいろいろあります。 普通、仕事でビジネスで得た報酬に対しては、 35%前後の所得税を納めます。 しかし、彼のように資産を運営し、 不動産や株などの報酬で得た収入に対しては、 キャピタルゲインといって税率15%が適用されます。 これはロムニー氏でなくとも、銀行に預け入れていた、 定期預金の金利などに対しても同じです。 ロムニー氏の場合、現在の収入がほとんどこの、 キャピタルゲインであるため、15%が適用されるのです。 またモルモン教云々は関係ありません。 非営利団体に寄付したお金は免税の対象になります。 これは誰でも寄付したお金を税務署に申告すれば受けられる免除です。 だからといって寄付したお金が戻ってくるわけではありません。 アメリカ人はこれに対して目くじらを立てたりすることも ほとんどありません。実際に払うべき税金よりも 必要以上に払う人間がどこにいるでしょうか。 日本の報道を見ていると、事実を違うニュアンスで あたかもロムニー氏が違法行為をしたかのように 書かれている記事がありましたが何故でしょうか。 実際にこのあとにロムニー氏はフロリダでもネバダでも 他の候補を引き離して勝利を収めています。 私は民主党支持者なので共和党候補の彼を応援はしていませんが、 常に公平ではありたいと思っています。

yamato2203
質問者

お礼

やはり、違法な手段で手に入れたお金ではないのですね。 ホットしました。でも、本来はお金をもうけた人からたくさんの税金をとるべきだと思います。  私も民主党を応援しています。 お返事ありがとうございました。

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