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数学オリンピック 2005年 6番

2^aと4^bの 相加相乗平均を使って解こうとしたのですが 解答は2^a/2と2^a/2と4^bの相加相乗平均で解いてありました。 2^aと4^bがだめで2^a/2と2^a/2と4^bが何故よいのか教えて下さい!!

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  • Tofu-Yo
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回答No.1

すごい・・・目から鱗の解答ですね。こちらが勉強になりました。 2^a+4^b=2^a+2^2b に単純に相加相乗平均を用いてしまうと、右辺の√の中が、 2^(a+2b) となりますが、与えられているのはa+bの値なので、綺麗にa、bが消えてくれません。 右辺では2^aの方は2回掛け算されるのが望ましいのです。 (右肩にaではなく2aが乗れば、2^(2a+2b)=2^2(a+b)となって綺麗にa、bが消えるので) そんなの無理・・・と小生も一瞬考えましたが、この解答は3つの正の実数での相加相乗平均を用いて、うまく2^aを2回かけているのです。 一般に、n個ヴァージョンの相加相乗平均の大小関係から次の不等式が成り立ります。高校では出てこないと思いますが、2個でもn個でも同じです。 A1≧0、A2≧0、...An≧0のとき A1+A2+...+An≧n×(A1×A2×...×An)^(1/n) (等号成立はA1=A2=...=Anのとき) これのn=3を用います。右辺で右肩に2aが乗るには、2^a+2^2bの2^aを半分ずつに分けてしまえばいいんです。 (等号成立条件のため、半分ずつ以外はNG。例えば1/3・2^aと2/3・2^aに分けるのは×。) 2^a+2^2b =(1/2)・2^a+(1/2)・2^a+2^2b ≧3×((1/2)・2^a×(1/2)・2^a×2^2b)^(1/3) =3×((1/4)・2^(2a+2b))^(1/3) =3×((1/4)・2^(2(a+b)))^(1/3) =3×((1/4)・2^(2×17))^(1/3) =3×(2^(-2)×2^34)^(1/3) =3×(2^32)^(1/3) =3×(2^(3・10)×2^2)^(1/3) =3×(2^(3・10))^(1/3)×(2^2)^(1/3) =3×2^10×(2^(2/3)) =3×2^10×(2^(2/3)) =3072×(2^(2/3)) 等号成立は、(1/2)・2^a=2^2bのときで、すなわちa-1=2bのとき。 a+b=17との連立方程式から、a=35/3、b=16/3のとき。 何か変な答えになったなぁ…どっかで計算ミスしてたらごめんなさい。 考え方は合ってると思うんですが… この問題のポイントは、3個以上ヴァージョンの相加相乗平均を知っていること、条件a+bがうまく右辺で現れるようにすること、等号成立条件を満たすことをちゃんと確認すること、の3つですね。 う~んいい問題だな~

noname#151665
質問者

お礼

なるほどー!そんな上手いしかけが!答えはあってましたよ!ありがとうございました!!!

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