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『高い失業率』について説明してください。

kannzou001の回答

回答No.4

まず、高い失業率と言う事ですが、回答にあったように日本は他界水準ではありませんね。世界経済は繋がっているもので、世界的に失業者が多いと日本にもその影響が出ますので、この日本の水準は仕方がないかもしれません。 日本の「良い時期」と比較して、失業率が高まっていると言うのは事実ですので何故失業率が下がらないか?答えは簡単で、景気改善が出来ていないからです。 では何故景気が改善しないのか?その理由も簡単で、デフレを脱却できていないからです。 そして、何故デフレを脱却できないか?と言う答えも簡単で、デフレ対策がされていないからです。 以下その手のプロの見解の受け売り ↓ ↓ ↓ 経済のイロハで「インフレ対策」「デフレ対策」と言うのが明確に定義されています。 ■インフレ対策の例 ・政府支出カット ・増税 ・行政改革・民営化 ・「小さな政府」へ ・生産性の向上 ・規制緩和 ・競争促進 ・労働市場自由化 など ■デフレ対策の例 ・公共投資 ・投資減税(ただし、法人税減税は無意味) ・公的雇用拡大 ・「大きな政府」へ ・雇用の確保 ・企業の合併統合 ・ワークライフバランス ・労働者保護 と言うのが基本なのですが、日本はこれに添った事をしていません。 例えば、「民営化」「規制緩和」、「生産性向上のための競争促進」「労働市場自由化」「小さな政府へ」「公共事業削減」・・・ バブル崩壊後、デフレになり、それを立て直すために毎回、政治家が連呼する決まり文句ですね。 しかしこれら全て、「インフレ対策」なので、デフレの時にやるとデフレが酷くなります。 そのため、日本はデフレから抜け出せない状況が長く続いています。それが失業者の増加に繋がっているわけです。 本当ならば、公共事業を行い、労働者は保護して、公務員は雇用確保を行うために寧ろ増やさないといけない。それだけ大きなコストを掛けないとデフレは抜け出せないのですが、今のご時世、それは「無駄」と叩かれ、実行できません。その「無駄」と言われた事を実行した総理は小渕元総理と麻生元総理の二人いるようですが、彼ら二人の時だけ日本の財政支出は改善したらしいです。 小渕総理のお陰で日本は借金大国になりましたが、デフレを抜け出すにはコストがかかると言う事です。しかし、今のご時世そのコストを掛けると「無駄」と思われるのでそれを実行することが困難なため今後もデフレは長く続くでしょう。 デフレを脱却できれば失業率も改善します。高い失業率の根源は、デフレです。

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