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マンションは何故暖かい

littledoughの回答

回答No.4

(1)【比熱】 >造成物(鉄やコンクリート)の比熱が高い(暖まると冷めにくい)ためかなとも思います。 あ、惜しい(´▽`) コンクリートの比熱はそんなに高くありません、まして鉄は比熱が低い物質です。 しかしながら、マンションの場合は外壁が分厚いので、「熱容量」が大きくなるんです。 「熱容量」を簡単に説明しますと 比熱×質量 なので。まぁこれにより、擬似的に比熱が高い物でできた物と同じようになるんです。 (2)【熱伝導】 なんで温まった物が、時間が経つと冷めるのか? エネルギー保存の法則ってものがありますんで、熱エネルギーが消えてなくなるワケではありません。 ではなんで熱が無くなるんだというと、まず間違いなくこの地上にある物は空気と地面に接していますから、熱は空気又は地面を伝わって逃げてゆくのです。なので冷めます。 例として、30℃の熱を持った物体がぽつんと置かれているとしましょう。 なお、てっとり早く気温=地面の温度という事にしておきましょうね。 すると気温が20℃だと、その物体も20℃以下にはなりません。これは小学生にでも分かる理屈ですね(・∀・) でも気温が0℃だと、時間が経てばその物体は0℃まで温度が下がります。 (3)【熱伝導率】 なんかウィキペディアの項目解説を見ましたところ、 熱伝導率(ねつでんどうりつ、英語:thermal conductivity)は、熱伝導度ともいい、熱伝導において、熱流束密度(単位時間に単位面積を通過する熱エネルギー)を温度勾配で割った物理量。その逆数を熱抵抗率(ねつていこうりつ)という。 なんて書いてありますし、そのうえ建築業界が言う「熱伝導率」もこれとは少し意味が違うようです。 しかし、ここは簡単に、 熱が伝わりやすい=熱伝導率が高い、 熱が伝わりにくい=熱伝導率が低い、 という事にして、身の回りの物の例で、スチール缶に入った缶コーヒーは冷めやすいし、土瓶に入ったお茶は冷めにくい、 これを一例と致しましょう。 【そこで】 (2)+(3)で、マンションが何故暖かいかが分かります。 住宅性能が低い戸建住宅Aがあったとします。この住宅の暖房を切ると上の例で言った「スチール缶に入った缶コーヒー」状態になり、気温が0℃であれば建物の中の気温もヘタすれば明け方には0℃になってしまいます。 一方、住宅性能の高い戸建住宅Bがあったとします。この建物は断熱性能が高く、「土瓶に入ったお茶」だとします。なの同じ条件では明け方でもまだ10℃くらいある、という性能だとします。 さらにマンションCがありました。これも状況はBと同じです。ところが(1)で述べた熱容量の関係でさらに冷めにくくて、明け方にはひょっとすると12℃くらいの温度を維持できるもの、とします。 なお、熱容量を、なんで C>B と仮定するんだ、に対する理屈付けですが、常識的に考えて壁の厚さは マンション>戸建 ですから、まぁこれくらいの仮定でいいのでは、と。 【さらに現実には】 そのcマンションの中住居C'を見てみたとします。 C'さんは倹約家なおで、夜寝る前には暖房を切ったとします。 ところが、真下の住居と東隣の住居の住人がそれぞれ寒がりであったため、なんと一晩中暖房をつけっぱなしにして室温20℃を一晩中維持してた、とします。 するとC'においては、東側の壁と床面については、(2)で述べた中の 「周囲の気温が20℃だと、その物体も20℃以下にはなりません。」 という状況がその面に対してのみあてはまります。結果C'宅では床面、および東の壁へは熱が逃げない! そんな事がワケで、相談者様宅は朝起きた時暖かい、という理由が推察されるんですねw なお現実には気密性とか換気量とかも重要なんですが、そこまで言い出すとめんどくさいのでパス。 ま、基本的には述べた通りです。 以上、家庭教師経験者からでした。

e-toshi54
質問者

お礼

面白いお話ありがとうございました。「釣り」のつもりはありませんが、こんな答を待っていました。 確かに上下左右が床暖房していたら、当家は暖房費要らないかも知れません^^。 でもみんながそう思って、誰も暖房しなかったらどうなるのでしょう? さぶ~。 (中学の物理でしたかね? 比熱とか、熱容量とか・・・。懐かし~。)

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