死ぬの謙譲語とは?「みまかられました」という言い方の意味と使い方について教えてください

このQ&Aのポイント
  • 「みまかられました」という言い方は、謙譲語の一つであり、「死ぬ」を敬意を込めて表現する言葉です。
  • 身内が亡くなった場合、決して直接的な表現はせず、丁寧な表現として「みまかられました」と言います。
  • また、貴族と仕える者の関係においても、「みまかられました」という表現は妻への敬意を示す謙譲語として使用されます。
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みまかるの使い方について教えて下さい。

先日、テレビを見ていましたら、 「○○様がみまかられました。」 という言いまわしを使っていました。 どういう意味かとネットで調べましたら、 「死ぬの謙譲語」と書いてありました。 例えば、身内が死んだ場合は、 「死にました」という言い方が適切だと思いますが、 あまりにもそのまま過ぎるので、 「なくなりました」がいいのかと思いましたが、 「なくなりました」は、尊敬語とのことで、 身内に対しては言わないという話も 載っていました。 そこで疑問が起きたのですが、 そのテレビは、時代劇(アニメ)だったのですが、 「みまかりました」ではなくて、 「みまかられました」と言っていました。 この使い方は、あっているのでしょうか? どういう人物関係かと言いますと、 貴族の方がいて、その貴族の妻(同じく貴族)がいて、 その妻に仕えている者がいました。 こういった3人の関係になります。 その仕えている者が、 貴族の男の御主人に対して、 「○○様がみまかられました」 と言っていました。 「られました」は、その妻(本当の御主人)に対しての 敬語になるのか、 その男の御主人になるのか どっちか分かりますか? ややこしくて分かりにくいかも知れませんが、 もし、よかったら、ご回答下さい。 よろしくお願いします。

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回答No.1

手許の『広辞苑』には、 み‐まか・る【身罷る】 〔自五〕 (身が現世からあの世へ罷り去る意)死ぬ。 とあり、特に「謙譲語」という説明はありませんでした。 確かに、ネットの辞書には「謙譲語」という解説がありますが、「特に中古では」という但し書きがついているものが多いようです。 であるならば、「謙譲語」だけの意味ではなく、普通に「死ぬ」の意味で使われることもあるのでしょうから、「みまかられる」という言い方がおかしいということもないでしょう。 実際、時代劇などをみていたら、「殿様がみまかられた」というようなセリフをよく耳にします。 もう一点。 「亡くなる」が「尊敬語」であるという点についてですが、「亡くなる」は「死ぬ」の婉曲表現であり、「尊敬語」には当たらないというのが一般的な解釈だと思います。 身内が「亡くなる」という言い方が間違っているとは言えないでしょう。 もし「尊敬語」であるならば、目上の人について言う「亡くなられた」という表現は二重敬語になってしまいます。 なく‐な・る【無くなる・亡くなる】 〔自五〕 1.《無》ないようになる。紛失する。尽きる。「時間が―・る」「自信が―・る」 2.《亡》人が死ぬことを婉曲にいう語。 ――『広辞苑』

Yorozunokotonoha
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 詳細に渡って、書いて下さり、 大変参考になりました!

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