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2重敬語の定義について

質問1:2重敬語とは「1つの単語に『同じ種類の敬語』を2重に用いること」でしょうか?例えば、1つの単語に尊敬語+尊敬語や謙譲語+謙譲語は2重敬語 例えば、「お帰りになられる」と云う文は、「帰る」と云う1つの単語に「お~になる」と「られる」と云う「2つの尊敬語」があるから2重敬語。 質問2:『お帰りになりました』と云う文は、「帰る」と云う単語に対し「お~になる」という尊敬語と「まし(ますの活用形)」と云う丁寧語の2つがあるため、つまり「2つの異なる種類の敬語」があるから、2重敬語ではない。

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  • ベストアンサー
  • jasko
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回答No.1

現代語に関しての質問ですか。それとも古文でしょうか。 尊敬語の敬意は動作主に対する敬意です。 謙譲語の敬意は動作の受け手に対する敬意です。 丁寧語は聞き手に対する敬意です。 古語では 謙譲語+尊敬語の組み合わせは二重敬語ではなく、二方面への敬語といいます。 謙譲語+丁寧語、尊敬語+丁寧語の組み合わせもありますが、二重敬語とは言いません。 敬意の対象が違うので敬意が二重になっているのではなく、敬意を二方面に対して払っているのです。 尊敬語+尊敬語の組み合わせは敬意が二重になっていますが、 この二重敬語を「最高敬語」と呼び、主に天皇に対する最高級の敬語表現としています。 現代語では 二重敬語とは誤用に近いものです。 敬語を二重にしてしまったために、くどい表現になってかえって失礼に当たるような使い方を指します。 現代語では「お帰りになられる」ではなく「お帰りになる」で十分なのです。 相手が天皇陛下や大社長であり、時代がかかった表現としてならば使用しても不自然ではありませんが、 普通は使いません。

wantanton
質問者

お礼

丁寧なご回答誠にありがとうございます! 参考になります!

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    質問1:2重敬語とは「1つの単語に『同じ種類の敬語』を2重に用いること」でしょうか?例えば、1つの単語に尊敬語+尊敬語や謙譲語+謙譲語は2重敬語 例えば、「お帰りになられる」と云う文は、「帰る」と云う1つの単語に「お~になる」と「られる」と云う「2つの尊敬語」があるから2重敬語。 質問2:『お帰りになりました』と云う文は、「帰る」と云う単語に対し「お~になる」という"尊敬語"と「まし(ますの活用形)」と云う"丁寧語"の2つがあるため、つまり「2つの異なる種類の敬語」があるから、2重敬語ではない。

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