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高圧ケーブル端末処理

先日に、高圧ケーブルの端末処理を行いましたが、半道電層被覆をカッターではぎとり時に、絶縁体に薄く傷(1mm程度)が入ってしまったのですが、端末処理完了後に、10000vメガーで10分間絶縁測定を行ったのですが、400G以上無限大(キック減少もありません)になったのですが、大丈夫だったでしょうか?? だれかおしえてくださ~い 使用電圧は、6600V ケーブルは、2011年製造 端末は、プレハブ式 絶縁耐力試験は、機械がないのでかけれないのです

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  • EleMech
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回答No.1

メガー測定と耐圧試験とでは、全く違います。 単純に言っても、直流ならば20,700Vを10分間掛ける必要があります。 これは、直流試験が交流試験の2倍の電圧で試験する必要があるからです。 しかも試験電圧に対しての必要電流量が、電池を昇圧するメガーでは足りません。 大体、メガーで不良が分るようでは、よっぽどの不良です。 傷というのは、どの位の深さまで入ったのでしょうか? 高圧ケーブルは、半導電層の切り口付近に電気的応力の集中が起きているので、その部分の処理が一番重要です。 端末が何ボルトまで耐えられるのかの昇圧していく耐圧試験では、必ずこの部分で絶縁破壊を起こします。 つまり、ここの出来、不出来で、長期間の使用に耐えられるかどうかが決まってしまいます。 傷のような一部分のみの偏角にせず、サンドペーパーの背の荒くない部分で馴らすなどの処理をし、必要に応じてシリコングリスを薄く塗り込むなどして、電気的傾度を抑える処置をすればよかったのではないかと思います。 送電前には必ず保安協会などで耐圧試験をしますから、問題があるならその時に分ると思いますので、大丈夫であれば安心は出来ると思います。 ただ、常にその傷に対して電気的応力が掛かっているので、耐用年数は少し落ちるかもしれません。 普通の電気工事店では、高圧ケーブルの端末処理講習を受けていても、重要な部分を知らない人が沢山います。 講習と言っても、何回もやらせてもらえるわけではないので、やはり撤去ケーブル、残ケーブルなどを使用しての日々の練習は大事だと思います。

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