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発音の省略がふつうの日本語
moving-movingの回答
- moving-moving
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No.1です。 日本語では(これは、「他の言語では、そうした事は起こり得ない」という意味ではなく、「以下に礼を挙げて説明するのが、日本語の場合である」という事です)、 「二重母音を長母音に替えて発音する」 という事がしばしば起こります。例えば、 「先生(せんせい)」は「せんせー」と言われる(発音される)事がままあります。 これは、「先生」の音「sen/sei(せん/せい)」の内、 「生」の部分の「ei(二重母音:えい)」が「e:(長母音:えー)」に変化している為です。 又、「王子様(おうじさま)」は「おーじさま」と言われる(発音される)事がままあります。 これは、「王子様の音「ou/ji/sama(おう/じ/さま)」の内、 「王」の部分の「ou(二重母音:おう)」が「o:(長母音:おー)」に変化している為です。 さて、「油揚げ」の音「abura/age(あぶらあげ)」では、 「abura」の最後の「a」と、「age」の最初の「a」によって、「aa(ああ)」と二重母音になります。 これが、「a:(あー)」と長母音に変化して、「あぶらーげ」と言う(と聞こえる様に発音する)事はしばしば起こります。 そして、「油揚げ」を「あぶらげ」と言うのは、上記の「二重母音から長母音への変化」の後、更に「長母音から短母音への変化(短縮)」によるものなのです。 「油揚げ」 「abur(aa)ge」(二重母音:あぶらあげ)→ 「abur(a:)ge」(長母音:あぶらーげ)→ 「abur(a)ge」(短母音:あぶらげ) という事です。 同様に、「体育(たいいく)」も、 「ta(ii)ku」(二重母音:たいいく)→ 「tai:ku」(長母音:たいーく)→ 「taiku」(短母音:たいく) という事です。 せっかちな口調・舌っ足らず等の場合に起こり得ます。 >発音の省略がふつうの日本語 という貴方の言い様・考え方ですと、「あぶらげ」という言い方は、 「『あぶら・あげ』の内、『あげ』の部分の『あ』を『省略』している」 の様ですが、 これは「省略ではなく、変化から起こった短縮である」のです。 ですから、 「それらは発音の『省略』ではなく、『変化からの短縮』である。『発音の省略がふつう』という事実はない」 という主旨の返答をした次第です。 そして、「今まで、『あぶらげ』『たいく』という言い方を一度も聞いたことがないのか」という疑問についての返答は、 「聞いた事はある」 です。しかし、それは「幼児(舌っ足らず)」や「言葉全体に「訛り(自分の訛りとは別のもの)」を感じる人」、「言葉全体が崩れて・乱れている中高生」からであり、「普通(=標準。一般。通常)」とは看做さなかったので、先の様に回答しました。 補足として、 「油揚げ」を「あぶらーげ」と発音されている場合に、「あぶらあげ」と脳内補正が起こっているとは思います(貴方も指摘されている様に)。
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