- ベストアンサー
会議室まで案内するビジネスマナーについて
日本語を勉強中の中国人です。ビジネスマナーについて教えてください。お客様が二人会社に来ました。お客様を会議室まで案内する際に、「こちらへどうぞ」と言ってから、一人のお客様は先に私の前を歩き始めました。もう一人は私の後ろで歩いています。この場合、私は一人目のお客様を通って歩くのは失礼でしょうか。結局真ん中に挟んでいたまま、会議室まで行きました。みっともないでしょうか。このシチュエーションでの正しい対応を教えていただけないでしょうか。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
淡雪さん、こんにちは。 お久しぶりです。 ^ ^ 正しい案内方法は、淡雪さんが先頭で、 淡雪さんの後に客人が続きます。 この客人は、そのようなマナーを知らないか、(マナーを)守らない人ですね。 ですので「みっともない」のは先頭の客人です。 淡雪さんには、何の落ち度も(失敗は)無いですよ。 このシチュエーション場合は、 1. 淡雪さんが先頭の客人に声をかけて停止してもらい(抑制して)、淡雪さんが先頭に行く。 2. 2人の客人に挟まれたまま、客人を案内する。 どちらでも良いです。 本当は1番が正しい対応です。 しかし、客人によっては抑制されたことで気分を悪くし、 後の契約や商談に悪影響を及ぼすかもしれません。 ですので、2番の方法も許容範囲内の正解です。 質問文について。 間違っている部分は無いと思いますが、 以下のようにすると、より自然な表現になると思います。 よろしければ参考にしてください。 お客様が二人会社に来ました。 - 二名のお客様が当社に訪問されました。(or 来社されました。) *「来た」の敬語で「訪問」または「来社」を使う。 お客様を会議室まで案内する際に、「こちらへどうぞ」と言ってから、 一人のお客様は先に私の前を歩き始めました。 - お客様を会議室まで案内[した]際に、「こちらへどうぞ」と[言ったら]、 一人のお客様は先に私の前を歩き始めました。 *過去の出来事なので「~した」の方が自然です。 *「~してから」は英文の「if~then」に似ていて、 動作条件(制御・統制・命令)を表す場合に多く使われます。 例1 ご飯を食べてから(食後に)風邪薬を飲む。 例2 「こちらへどうぞ」と言ってから、歩き始めてください。 「案内」はサービス(奉仕)であって「命令」ではないので、 「言ってから」を使うと不自然に感じます。 「こちらへどうぞ」と「そちらへどうぞ」、「あちらへどうぞ」の違い。 「こちらへどうぞ」は、案内人に客が追従する場合に使います。 「そちら(あちら)へどうぞ」は、案内人は客人に追従しない(言葉だけの案内)場合に使います。 「そちら」は近い場所(近距離)を表し、(一般的には現在地から見える範囲内を示します。) 「あちら」は中距離、遠距離の場所を表します。(一般的には現在地から見えない範囲を示します。) 1番さんの回答のように、「ご案内いたします。こちらへどうぞ。」と言うと、 とても丁寧で、上品な言葉遣いになります。 もう一人は私の後ろで歩いています。 この場合、私は一人目のお客様を通って歩くのは失礼でしょうか。 - もう一人は私の後ろで歩いています。 この場合、私は一人目のお客様[の前]を通って歩くのは失礼でしょうか。 *お客様を通って - この場合は「お客様の体内を通過して」や、 「お客様を乗り越えて(お客様を踏み越えて)」のニュアンスになります。 「お客様の前(or 面前)を通って」が正しい表現です。 (ただし、現在では「~の面前を通る」より「~の前を通る」の方が多く使われます。) 結局真ん中に挟んでいたまま、会議室まで行きました。みっともないでしょうか。 このシチュエーションでの正しい対応を教えていただけないでしょうか。 - 結局真ん中に[挟まれた]まま、会議室まで行きました。みっともないでしょうか。 このシチュエーションでの正しい対応を教えていただけないでしょうか。 *「~した」は能動態。「~された」は受動態ですから、 「挟まれたまま」が正しい表現です。 それでは、また、お会いいたしましょう。再見。
その他の回答 (3)
- Ishiwara
- ベストアンサー率24% (462/1914)
お客さんの間違いです。あなたの後に続くべきです。しかし足を速めて「追い越す」のはよくありません。「まちがいですよ」と注意しているようなものですから。自然の成り行きで構いません。目的の部屋の前に着いたら、お客さんは立ち止まって、あなたにドアをあけさせるべきです。しかし、お客さんが開けてしまったら、それはそれで構いません。 引きドアなら、あなたが引いてお客さんを先に入れる。押しドアならあなたが先に入ってドアを支える。すべて自然体で行うことです。あまり「こうでなければ失礼だ」と考えないことです。 大切なのは、お客さんに早く「上席」を勧めることです。これをしないと、お客さんは、さっさと「下の席」に座ってしまい、その後移動してもらうことになります。
お礼
ご親切に教えていただきありがとうございます。よくわかりました。大変助かりました。本当にありがとうございました。今後気をつけます。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
ビジネスマナーには疎いですがあくまで私的な感覚として。 2~3歩先を歩調を合わせて歩くのが基本でしょうが、お客様が先に行ってしまった場合のご質問ですね。 前のお客様がとても早足で歩いているような場合には、そのままでも仕方ないと思います。 競走するようにして追い越すのも不自然でしょうから。 また、案内しなくともすぐわかる場所に会議室がある場合なども、無理に前に出る必要はないでしょう。 ただ、ちょっと歩を速めれば追い越せそうな場合には追い越してお客様の前に出るのが良いと思います。 お客様としても、つい先に歩いてしまった、という状況かもしれないからです。 後ろから案内の声を掛けながら会議室まで行く、という状態にさえならなければ良いのではないでしょうか。 http://allabout.co.jp/gm/gc/291834/2/ ◇ 1. >お客様を会議室まで案内する際に、「こちらへどうぞ」と言ってから、一人のお客様は先に私の前を歩き始めました。 →お客様を会議室まで案内する際に、「こちらへどうぞ」と【言ったところ】、一人のお客様は先に私の前を歩き始めました。 : #1さんもご指摘になっておられますが、この「ところ」は、 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%A8%E3%81%93%E3%82%8D&stype=1&dtype=0 の、 3-5 (「…したところ」の形で接続助詞的に用いて)上述した内容を条件として文を続ける。順接にも逆接にも用いる。「訪ねた―、不在だった」「依頼した―、断られた」 です。 2. >もう一人は私の後ろで歩いています →もう一人は私の後ろ【を】歩いています : 「を」は、 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%82%92&dtype=0&dname=0na&stype=1&index=19897900&pagenum=1 の、 3 移動の意を表す動詞に応じて、動作の経由する場所を示す。…を通って。「山道―行く」「廊下―走る」「山―越す」 です。 この場合の「で」は、 1 動作・作用の行われる場所・場面を表す。「家―勉強する」「委員会―可決する」「試験―合格点を取る」 という用法でしょう。 しかし、「○○で」の場合、例文にあるように○○から移動しないことが基本です。 「彼は私の後ろで踊っています」 などであれば自然です。 3. >この場合、私は一人目のお客様を通って歩くのは失礼でしょうか。 →この場合、私は一人目のお客様を【通り越して】歩くのは失礼でしょうか。 : とっても丈夫なお客様であっても、「お客様を通る」という表現はできません。 「いつもの歩道を通って会社に着いた」であれば自然です。 4. >結局真ん中に挟んでいたまま、会議室まで行きました。 →結局真ん中に【挟まれた】まま、会議室まで行きました。 : 「挟む」主体は2人のお客様ですから、受身にする必要があります。
お礼
ご親切に教えていただきありがとうございます。よくわかりました。質問文への添削にも心より感謝いたします。大変参考になりました。本当にありがとうございました。
- aokii
- ベストアンサー率23% (5210/22062)
「こちらへどうぞ」と言わずに「会議室までご案内致します」と言ってはいかがでしょう。先に貴方の前を歩き始めたのでしたら、何か理由があったのでしょう。従って、すぐに一人目のお客様を追い越して歩くのは失礼ですが........。どうして、お客様が会議室までのルートを知っていたのでしょう。 お客様を会議室まで案内する際に、「こちらへどうぞ」と言ってから、一人のお客様は先に私の前を歩き始めました。 お客様を会議室まで案内する際に、「こちらへどうぞ」と言ったところ、一人のお客様は先に私の前を歩き始めました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。お客様が先に歩くのはたぶん会議室までの通路はわかりやすくて一つしかないと思います。参考になりました。本当にありがとうございました。
お礼
kentaulusさん、本当にご無沙汰していますね^^。安心させていただきありがとうございます。よく理解できました。質問文までもご丁寧に添削していただき誠にありがとうございました。くれぐれもお体にご自愛くださいませ。