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AFPと2級技能士の違いがわからなくて
AFPと2級ファイナンシャルプランニング技能士の資格の違いがいまいち分かりません。無知ですみません。 (1)2級技能士は、2002年から国家資格になったという理解でよろしいですか? (2)2級技能士の試験はAFPの試験と別々に受けるものなのですか。資格学校においてあるパンフレットがみな「AFP試験コース」とか書かれていますが、「2級技能士試験コース」とは書かれていないので、AFP試験との違いがわかりません。 (3)2級技能士の資格は、AFPとして登録したあと2年ごとに更新していかないと、失効してしまうのですか?また、AFPとして登録することは必須で、合格者は皆登録していらっしゃるのですか。 (5)国家資格なのに、なぜ民間2団体が主催しているのですか。
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ご存知のようにFP資格については日本ファイナンシャルプランナーズ協会(以下「協会」と略します)と金融財政事情研究会(以下「きんざい」と略します)の2社が付与しています。 いままではそれぞれ独自の民間資格であったものを、国がFP業務の重要性を認め「FP技能士」という国家資格に格上げすることとなりました。 たとえれば協会のCFP、AFPという民間資格にそれぞれ1級、2級FP技能士という帽子をかぶせたようなもので、協会のAFP試験が国の2級FP技能士認定試験を兼ねる形です。 協会は米国(FP制度の本家)のFP協会との連携が売り物で、AFP(勿論CFPも)の資格認定・維持には独自の厳しい基準を設けています。ただ、それは民間資格AFPに対する制約で、国家資格FP技能士に対する制約ではありません。 以上を踏まえ、ご質問にお答えします。 (1)そのご理解でOKです。 (2)APPの試験を受けて合格すれば国家資格「2級FP技能士」の認定を受けることができます。 (3)APFとなるためには登録が必要です(下記協会のURLご参照ください)。ただし、登録しなくても「2級FP技能士」であることには変わりありません。 合格者のなかでもFPとして独立する意思のない金融機関勤務者などには登録していない人も多いと思われます。 蛇足ですが、「2級FP技能士」として有効といっても資格は単に持っているだけでは役に立たず、一層のステップアップのための情報収集や人脈の確立・強化を図るためには協会に登録してAFPの認定を受けた方がよいことは確かであると考えられます。 (4)上記のとおり国が資格の意義を認めて国家資格への格上げを行ったわけですが、主催2団体がいずれも資格の認定・運営管理を委託するのに十分な実績あり(逆に片方にのみ認めると認められなかったほうの資格既取得者の不満を生じるなど問題あり)と判断されたものと思います。 以上、ご参考になれば幸いです。
お礼
大変くわしいご回答をありがとうございました。