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福島第二発電所の廃炉問題とは?
- 福島第二原発廃炉の必要性について枝野経産大臣が発言
- 福島第二は地震や津波にも強く、再稼働の可能性もあるが住民の理解が必要
- 福島第一との比較で冷却装置の作動の違いが注目される
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枝野氏の発言の根拠は、再稼動に地元の理解が得られる状況とは 誰も思わない、というものです。 技術的な理由ではありませんので、地元との調整がつけば 再稼動できるという理解は合っていると考えられます。 福島第二原発の冷却装置も津波で故障しましたが、ポンプや配管が 修理できたので冷却機能が回復したんじゃなかったかと思います。 但し、福島第二原発の事故も3号機以外はレベル3という判定で 放射能漏れは確認されていますし、今でも半径8kmが避難区域に 設定されていますので、こちらだけだったとしても大問題でして そうそう簡単には再稼動までは行かないと思います。
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- kendosanko
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致命的にはならなかったものの、 周辺施設のダメージが予想以上で、 福島第二がある場所の危険性について、 再認識したんでしょう。 巨額の費用かけて復旧させても 地元の理解がまったく得られない以上、 復旧の費用が見合わないと判断したのでは。
お礼
早速のご回答有り難うございました. エネルギー政策の変更は,国の今後の根幹に関わる部分に影響するだけに,非常に慎重にする必要があると思っています.確かに今回福島第一原発の事故は,10万人近い人たちが避難せざるを得ないという悲惨な事態になりましたが,別の観点から言えば,あれほどひどい地震と津波があったにも拘わらず,福島第二原発が生き残ったという事は,第1と第2の被害の差がなぜ起こったかを究明することによって,今後今回の地震・津波で被害を受けない原発ができる可能性も示唆しているのではないかと思います. 原子力以外の太陽電池,風力発電,地熱発電などに変更することをもちろん検討していく事は必要ですが,これらのデメリットであるコスト憎(電力単価増は増税と同じ効果),環境に対する影響が,現在十分な見通しが立っていない事,石油,石炭,天然ガスはいずれ枯渇する事を考えると,総合的な調整を要する判断が必要であり,単なる一担当大臣が決めるようなものではなく,国民的議論を経て,納得を得て(国民に覚悟をさせた上で)決めるべきものではないかと思います.どうしても脱原発ができない場合も全くないではなく,その場合は,国は安全技術の改善を図り,国民を説得してでも原子力に頼らざるを得ない場合もあり得ます.その点で,枝野大臣の判断は,時期尚早のように思います. もっとも,枝野大臣の廃炉にする理由が,NHKスペシャルでは福島第一原発の圧力容器のサイズが過小であったと報道されていましたが,第二についても同じように過小であると言う事であれば,これは廃炉にするしかないのかもしれません.これは明らかにされていないように思います.
お礼
早速ご回答有り難うございました. 第2が生き残ったのであれば,1の方に対するお礼の欄に記載したように考える必要があるのではないかと思っています.