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Uボートに関する質問

918BGの回答

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  • 918BG
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回答No.6

>潜水艦は垂直に立って魚雷を発射することはできなかったのでしょうか? 潜水艦それ自体は水中でかなり姿勢を変化させることは可能です。トリムタンクと呼ばれる空気室が艦の前後左右に装備されていて、この中の空気と海水の量のバランスを変化させることによって前後左右に傾けることができます。また、水中を動いていれば、舵を使って姿勢を制御することもできます。だから浮上の瞬間などは、垂直はさすがに無理としても、かなりの急角度で上を向いた姿勢で海面に姿を現したりもします。 しかし、肝心の魚雷が垂直に走行できません。魚雷は、ジャイロを利用した方向安定装置の働きによって、狙いをつけた一定の方向に向かって走行するとともに、水圧を検出して一定の深度を保って走行するように設計されています。だから遠くの目標でも狙って命中させることができるわけですが、このメカニズムゆえに真上や真下の敵を攻撃することはできないのです。 結局、質問者さんが質問文にお書きのように、真上に対しては攻撃方法がなかったということです。 Uボート同士がすれちがったときの信号のやり取りですが、私もNo.4さんの「手っ取り早いから」という意見に賛成です。 たしかに嵐の中ですから、電波を傍受されて位置を補足されたとしても、すぐに攻撃を受けるようなヤバい状況ではないと思いますが、当時Uボートの無線機はモールスを打つ電信機が主力です。艦内の通信士に伝えてモールス打って、相手の艦が受信して艦内の通信士から艦長に伝えるより、発光信号の方が「手っ取り早い」でしょう。もうひとつ、当時のUボートがマイク片手に直接交信できるラジオ級の通信機を運用していたかどうか私は知識がありませんが、もし装備していたとしてもあの嵐の中では使用を控えたことでしょう。完全防水の信号灯の方が使い勝手が良いと思われます。 >「ノルドゼーからスペインで食料を積み、イベリア半島を回って地中海に入れという命令」 >この命令の意図は何でしょうか? >Uボート一隻がイタリアの港に入ったからといって何のメリットがあるのか不思議です。 映画の時代設定は1941年頃ということでしたね。それを手がかりとして、考えられる理由を書いてみます。 この時期は、北アフリカでロンメル元帥のアフリカ軍団が戦っていた時期に当たります。飲料水にも事欠く厳しい戦いを繰り広げるアフリカ軍団に対して、当然ながらドイツ側は物資を輸送する努力をしますし、連合軍側はそれを妨害しようとあらゆる手だてを尽くします。 地中海には、西端のジブラルタルと中央部のマルタ島、それに東部のアレキサンドリアにイギリス軍の要塞化した拠点があり、ここから出撃するイギリスの海軍と空軍によって、地中海を横断するドイツの補給路がしばしば妨害を受けました。ドイツにとっては目の上のたんこぶのような存在でしたが、厳重に防備されたうえ強力な軍事力を配備されたこれらの拠点をたやすく占領することもかなわず、睨み合いの状態となっていました。 ところが、途中でドイツ軍がソビエトに侵入して独ソ戦が開始されるという展開となり、地中海方面のドイツ軍の一部は東部戦線に引き抜かれて手薄になってしまいます。と、なれば、大西洋に於けるUボートの群狼作戦とのバランスを考慮しつつも、戦力を地中海に廻さざるを得ない状況になってきたとは考えられないでしょうか。もちろん、一隻だけということはない筈で、ある程度のUボートがまとまって配備されることになるでしょう。 上記は私の想像です。あくまで映画のストーリー背景ですし、史実がこの通りであったとは言えませんが、時期的に考えるとこのあたりが一番ありそうな話になります。

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