会社・事業・組織の歴史的変遷とは?

このQ&Aのポイント
  • 会社・事業・組織の歴史的変遷を追うことで、その内在的なロジックや哲学的命題に迫ることができる。
  • 会社・事業・組織の変遷は、金銭的な問題だけでなく、社会の倫理や生存のための適合が関与している。
  • 現在の会社は地域社会に貢献することが求められ、その理由や限界についても考える必要がある。
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会社・事業・組織の歴史

どなたか下記につきまして、歴史に関わらず「こうではないか」などと思うところが少しでもございましたらご教授下さい。 質問が広範になってしまいましたがご容赦下さい。 ※私の質問がよく勘違いされるので先に書いておきますと、この質問は学校のレポートか何かの類で必要となっているのではなく、完全に個人的な知的興味で記載させて頂いています。 現在、私は会社・事業・組織の歴史的変遷を追おうとしています。 会社・事業・組織の歴史的変遷における代表的な個々の事例を追う事により、そこに通底する「会社・事業・組織とは何か」「なぜ発生するのか」「なぜ必要とされるのか」「どのようなものが社会に必要とされるのか」「時代と政府には何が許容され、許可されないか」など、会社・事業・組織にまつわる内在的ロジックや、その哲学的命題に対する答えが見えてくると思うのですが、これを知りたく思っている為です。 なぜ発生するのかは明らかに金銭的な問題ですが、それでは全て金銭かというと松下幸之助などの水道哲学を見ればそれだけではないように思えます。 金銭目的で起業するも、生存の為に社会に適合する必要があり、生き残る為にその社会の倫理を重視するという結論が簡単に出そうなのですが、本当にそうなのか? と思ったりもします。 そして巨大化・大衆化するにつれ、組合ができ、穏健化・官僚化するとも思うのですが、まだ「会社とはこうである」という答えが見つかっていないように思えます。 さらに「現在はどのようにあるべきか」「未来に向け、今後はどうなるか」「どうすべきか」という点についても、知的刺激を受けるような書籍を探しています。 あるいは、欲を言えば「会社は地域社会にどこまで貢献すれば良いか」「貢献しなければならない理由は何か」という点についても知りたく思っています。 主対象として、金銭的利益を追求する集団をターゲットに考えたいのですが、政府やその内部の組織を比較対照として考察するのでも理解が深まると思っていますので、こちらもご存知の方がいらっしゃいましたらご教授下さい。 哲学カテゴリーではなく、歴史カテゴリーに投稿しましたのも、歴史での事例から通底する内在的なロジックを追えるのではないか? と思った為です。 金銭関係で雇用を結ぶと言えば、傭兵で組織された集団も広義での会社とも言えそうですが、具体例を知らないので、現在の会社とどう違うのかとの比較も知りたいです。 岩波書店の「○○論」などがそうした「事例を通し社会における共通解・内在的ロジック・哲学的解」を系統立てて分かりやすく解説する事に長けている書籍を多く出しているので、「会社論」、「組織論」、「事業論」などを期待したのですが、amazonで調べた所、そうした書籍は出版されていないようです。 欲張って色々書いてしまいましたが、勉強の方法、上記の問いに明るいような書籍・系統立てて教えてくれるような書籍、あるいは上記の問いの回答について少しでもご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。 尚、起業する予定は無いのですが、何かのヒントになるかと思い「マネジメント 基本と原則(ドラッカー)」「イノベーションと企業家精神(ドラッカー)」「隷属への道(ハイエク)」「現代組織学の偉人達」を先日購入しました。 「学問のすすめ(福澤諭吉)」は大変面白いのですが、政府に全てを差配されている状態から独立せよという論旨は、現代の会社のありようなどの考えに適用するには多少の無理があるように思っています。 時間がございましたら酔狂な質問にお付き合い下さい。 (しばらく一ヶ月は締め切らずに置いておこうかと思います)。 宜しくお願い致します。

  • booter
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.2

少し思ったのですが、民主主義の発生と変遷、それとギルドの方も見ていった方が良いのかなとも思いました。 ↓ 資本主義の精神というのが仲立ちするかと つまり 資本主義の精神の組織面での展開が会社であり、政治における展開が民主主義。 「豊かさ」の誕生―成長と発展の文明史 「「豊かさ」とは、私有財産制、科学的合理主義、資本市場、効率的な輸送・通信手段の4つの要素から成る。」アマゾンでの説明より。 私有財産は王様でも不可侵というのもの。 アメリカ革命のテーゼ「代表なくして課税なし」というのは、納税を国家という企業への資本参加と考えれば、資本主義の考え方です。 ギルドの要素は、ドイツの会社のあり方に影響を及ぼしています。 けど現代の会社は英蘭米が本筋だと思います。 ユニリーバとかロイヤル・ダッチ・シェルとか、英蘭を両方本拠地にする大企業があるのは、体質が似ているせいだろうな、英蘭って。

booter
質問者

お礼

御礼遅れました。回答ありがとうございます。 資本主義と民主主義がどのように絡むのかはこれから学習をしていきたいと考えています。 尚、 >「現在はどのようにあるべきか」「未来に向け、今後はどうなるか」「どうすべきか」という点についても、知的刺激を受けるような書籍を探しています。 「マネジメント 基本と原則(ドラッカー)」「イノベーションと企業家精神(ドラッカー)」は当たりでした。まだ読み途中ですが、これらを読み薦める事で理解を深めたいと思います。 また、私が組織論において気になっている書籍が日本陸軍における「統帥綱領」「統帥参考」です。批判もあるのですが是非目に通しておきたいと思います・・・でも値段がかなり高いんですね。廉価版は出ないものか・・・。 また、陸軍だけでなく、海軍の教科書も読みたく思っています。 これは国という一大単位で収斂した考え方・哲学のエッセンスが詰まっていると思われるからです。

その他の回答 (1)

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.1

http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2807157 現代の株式会社につながるのは、この話。 上記に典型的にある 特許会社というのが、一般化したのが現代の会社。 ※ 東インド会社という、インド支配のなんでもやっちゃう組織から、政治や軍事などの部分を引きぬいて、経済活動に純化したものが、現代の会社とも言えます。 「金銭関係で雇用を結ぶと言えば、傭兵で組織された集団も広義での会社とも言えそうですが、具体例を知らないので、現在の会社とどう違うのかとの比較も知りたいです。」 こっから、経済活動への純化です。

booter
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 東インド会社ですね。 少し思ったのですが、民主主義の発生と変遷、それとギルドの方も見ていった方が良いのかなとも思いました。

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