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初歩的な質問ですいません。
初歩的な質問ですいません。 いま受験で波動の分野を復習してます。 ある参考書に 『光が反射する時出会った媒質の屈折率が、通ってきた媒質の屈折率より大きい場合には反射のさい位相はπ変わる。』 と書いてあったのですが、最後の『位相はπ変わる』は=『逆位相になる』ことなのでしょうか? またそもそも逆位相という言葉の定義がよく分からないので、教えていただけると有難いです。
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NO.1の回答でほとんど良いと思いますが、ひとつだけ訂正しますと、 >そう、正弦波(余弦波)波形については同じことです。 すべての波形について、位相がπだけ変わる=逆位相になる、の意味になります。たとえ非周期波形であってもです。 フーリエの法則(フーリエ変換)によって、任意の(非周期波形を含む、ついでに非連続波も含む)波形は正弦波、余弦波、の和で表すことができますし、その逆もできます。 したがって、正弦、余弦波について、位相がπだけ変わる=逆位相になる が言えるなら、すべての波形について同じことが言えます。 この場合、反射したとたん、電磁波の電解と磁界の正負が逆転するということですが、次のページの真ん中より少し下におもしろい動画があります http://www15.wind.ne.jp/~Glauben_leben/Buturi/Hadou/Hadoubase2.htm
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- info22_
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>最後の『位相はπ変わる』は=『逆位相になる』ことなのでしょうか? そう、正弦波(余弦波)波形については同じことです。 一般の波形についてはあまり位相がπ変わるとは言いませんね。 しかし、符号が反転する(逆になる)逆位相の言葉は一般の波形についても使うことがあります。 たとえば、正弦波のy=sin(t)…(1)の周期は2πで位相は 0 [rad] です。 この位相がπ [rad] 変わると y=sin(t±π) ですが 式を変形すると y=sin(t)cos(±π)+cos(t)sin(±π) = -sin(t) …(2) となって逆位相になります。 >そもそも逆位相という言葉の定義がよく分からない y=sin(t)に対してこの逆位相波形は y=-sin(t) と元の波形の符号が変わった(-1を掛けた)波形を逆位相波形といいます。 y=cos(t)に対する逆位相波形は y=-cos(t)となります。 このように、符号を変えた(元の信号に「-1」を掛けた)波形を逆位相波形と言います。 y=sin(2t) の周期は π[rad] です。 この逆位相波形はy=-sin(2t)です。 一方、πだけ位相が変わるとy=sin(2t±π) 加法定理を使って変形するとy=-sin(2t)となって、やはり逆位相波形に一致します。
お礼
的を得た回答ありがとうございます。 とても参考になりました。
お礼
やはりそうでしたか。頭のなかでモヤモヤとしていたものが消えました。 リンク先のページは動画など詳しい解説が載っていたので、今後困ったことがあったら、参考にしたいと思います。有難うございました。