竹島について

質問

１．竹島が日本固有の領土であるならば、不当に占拠されたときにきちんと実力を行使するべきだったと思うんですが、それが出来ないのは、憲法上の制約からでしょうか。

２．なぜ？ここまで問題が解決されずに来たのでしょうか。

３．日本の領土であっても、韓国が竹島に経済価値を見てるとなると、日本（の政府）ってのんきだな～って思うのですが、いかがですか？

４．とはいいながらも、日本の領土ですよ、って言ってみても実際に占拠されて建物まで建てられちゃって。主張するばかりでなく、きちんとすべきだと思うのですが、具体的にはどういう展開になるんでしょうか？

回答No.5

sudacyu · ベストアンサー

１、それよりも、占拠されたときに「日本にはそれを排除する海上戦力が全くなかった」ことが理由でしょう。李承晩は日本がアメリカからフリゲート艦１０隻を受け取ることが決まったので、その前に駆け込み的に、竹島を占拠したようです。

　竹島に対する韓国の実効支配開始前後の事情について、事実関係をはっきりさせておいた方が、この問題に対する理解が深まると思います。

　歴史的な経緯として
・１９４６年１１月３日、日本国憲法公布時・・・日本は米軍占領下。アメリカは日本の再軍備を認めない方針。日本に海上戦力なし。

・１９５０年６月２５日、朝鮮戦争勃発
　→　アメリカが日本の再軍備化を認める方向に、政策変更。
　１９５０年８月１０日、警察予備隊令（後の陸上自衛隊）
　１９５１年９月８日、サンフランシスコ講和条約により、日本が国家主権を回復。
　１９５１年１０月１９日、アメリカより日本に対し、フリゲート艦１０隻の受け入れ態勢の整備指示。

・１９５２年１月１８日、李承晩ライン設定、竹島の軍事支配開始。

・１９５２年４月２６日、警備隊（のちの海上自衛隊）発足。アメリカから受け入れた海上戦力の受け入れ開始。
・１９５３年７月２７日、朝鮮戦争休戦協定締結

　憲法公布時と朝鮮戦争勃発時で、アメリカの対日軍事政策が大きく変更になり、アメリカ軍首脳からは、軍備放棄を明記した憲法を日本に持たせたのは『間違いであった』との発言がなされています。

２、日本が韓国と戦うと、韓国が中国をバックにした北朝鮮に占領されてしまう可能性が大きいからでしょう。
　竹島でもめる程度のトラブルと、北朝鮮が朝鮮半島をすべて支配する状況とを比べた場合、日本の安全という観点から見れば、竹島でもめたままの方がはるかにましだという状態でした。
　だからこそ、韓国の独裁者、李承晩は、アメリカ・日本の機嫌を損ねても、大事にはならないと読んだのです。
　独裁者は、国民の人気を買うことが第一優先です。日本の領土を占拠したことで、李承晩は、国民・軍の支持を強固にすることができました。

３、韓国は中国・アメリカに次いで、日本の貿易相手国第３位です。また貿易額に対する利益率は、中国やアメリカ相手よりもはるかに大きく、日本が年間２～３兆円儲けています。この儲けは、日本の大企業の懐に入ります。
　日本政府はを動かすのは、自民党か民主党であるわけですが、自民党は財界＝大企業の経営陣によって支えられており、民主党は連合＝大企業の労働組合によって支えられています。

　つまり、自民党も民主党も大企業の利益を守る政党ですから、韓国相手の大儲けをなくすような行動はとれません。のんきなのではなく、民主党も自民党も、手を出さないと、強固に決めているのです。
　韓国は竹島に利益を見ているのではなく、竹島を確保する姿勢を取らないと、政権が崩壊するからで、大統領の人気取りです。

４、アメリカとカナダの間でも、ＥＥＺの線引き問題が起きていて、現在も紛争が解決していません。このままなら、領土問題に意味がなくなるまで、現状維持でしょうか。

お礼

ご回答ありがとうございます。

立体的に分かって来ました。

回答No.4

rikukoro2

1.1965年6月22日に締結された日韓条約で、領土・領海問題は話し合い
　によって解決すると取り決められたから。

2.日本→実力行使に実際出ることが出来ないから
　韓国→もし韓国政府が竹島を放棄すれば、韓国の国民感情は爆発し、政府は崩壊するから

3.のんきも何もも実際そうしろとｗ

4.このまま文句を言い続ける

詳しくはこちらをごらんください
http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-2636.html

お礼

ご回答ありがとうございます。

回答No.3

KappNets

領土は論理よりも先に占拠した方が勝ちという言い方があります。その意味では北方領土はロシア、竹島は韓国が有利な状勢です。（同じ意味で尖閣諸島は日本が有利ではありますが、無人島なのでちょっと弱いですね）

領土問題は武力で解決するのが一番早い解決方法なのですが、武力行使には（多額の戦費、経済関係悪化など）負の面があります。それを越す利益(#)がないとお互いにうっかり戦争は始められないのですね。むろん日本側には憲法の制約もあります。

(#) 北方領土、竹島は周辺海域での漁業、尖閣諸島は石油などの利益がありますが、それだから戦争を始めるかとなるとちょっと損得勘定としては弱いわけです。

経済的な圧力などでは（よほど弱い相手でもない限り）なかなか相手の気持ちを変えるのも難しい。国際裁判所を提案しても相手は乗ってこないなど、手詰まりが続いているわけです。中国とロシアの間にもアムール川？を挟んで小さな領土問題がありましたが、交渉で解決しました。そういう機運が出てくればハッピーです。それまでは小さなジャブの応酬ですね。

回答No.2

upup123123

1.終戦直後で何も出来なかった。それだから韓国はやったんだけど。

2.冷戦中で日韓の「同盟国内での争い」が許されなかった。
　国内的にも「日本の主権を守ることが日本の国益にならない」と考える人が多かった。
　事実、「日本の国益を守る」ことは悪いことで「日本の国益を守る」て言い出したら非国民扱いされた。

3.上記のような状況下で日本政府はよくやったと思うよ。

4.未来のことなんて誰にもわかりませんよ。キッシンジャー博士だって毎年外すんだから。

お礼

ご回答ありがとうございます。

同盟国内での争いが許されなかったということがあったのですね。

太平洋戦争以降、日本は外交に消極的になりましたね。

回答No.1

yuukineko

1.その通りです。他国と共通の自衛的な軍事行動だけは出来る様な法で無くては
　今後も同様の件が発生する度にこうなります。
　少なくとも、日本の憲法９条は多くの国々が似た法の制定するまでは凍結すると言う
　形に変えなくては、日本国家及び国民に不利益しか齎しません。

2.　１の理由の為＋歴史背景の積み重ねにより

3.　能天気と言うより、フヌケタと言う感じです。

4. 主張するばかりで無く動く場合は、どの道に憲法９条を作り変えねば
話は始まらないのです。
この憲法を変える時に、阻もうとするのは北朝鮮・中国・ロシア・アメリカ
　　韓国位なものでしょう。（ヨーロッパ勢は日和見かどちらかと言えば反対ですね）
　　それらの言いなりに為らないと、困る国がその下に付きます。
　　それらが、反対派と見て良いでしょう。
順列として、常任理事国は日本が盛り上がるのを阻もうとするのは必然ですよ。

　　第二次世界大戦から、どれ程の時間が経過したかでしょうね。
　　戦争に関わった人々がほぼ０に為れば、過去に囚われては為らないそんな
　　議論を粛々と始められるでしょうが、心構えを維持する教育も疎かに出来ない。
　　そんな所でしょう。
　　オバマ大統領が、原爆減らそうと述べた様に他国が持ちだして人類に脅威だから
　　今まで散々有効利用してきた当事者の自分らから減らすんで今後持たない様に
　　そうしましょう。と、したたかな外交出来なきゃだめですね。
　　（喩話としてです。）

お礼

ご回答ありがとうございます。

韓国は長い間隣国としてきたわけですから、
この際仲良くやって欲しいところです。