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動名詞が「~されている」という意味になるのはなぜ?
need want などの動詞の後で動名詞が目的語になると「~される」という受け身の意味を表すのはなぜなんでしょうか? また同じ~ing でも現在分詞は「~している」という能動の意味を表します。一方の ing は「能動」を、もう一方の ing は「受け身」を表すというのはどのように整理したらいいのでしょうか?
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印欧語において分詞と動名詞はそれぞれ別の、動詞からの派生形です。分詞は形容詞、動名詞は名詞です。英語では現在分詞と動名詞は同じ~ing形になりましたが、意味および用法上の区別は残っています。現在分詞の意味は基本的に能動・未完了です。形容詞ですから他動詞の目的語にはなりません。動名詞の方は名詞で、能動か受動かの区別は本来はありません。Your room needs cleaning. なら意味上は受動ですし、I like cleaning (my room). なら能動ですが、その差異は主動詞によるものです。
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- wind-sky-wind
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名詞は能動も受動もない(いや,両方ある?かな) defeat「~を負かす」が名詞になると, 「負かすこと→打倒,征服,勝利」の意味にもなりますが, 普通は「負かされること→敗北」になるのです。 I can't bear the insult.「侮辱ががまんできない」 この「侮辱」はもちろん「侮辱されること」です。 日本語の「侮辱」という名詞でも,「侮辱されること」の意味が出ます。 私は need repairing のような表現は 「この機械は修理が必要だ」という日本語のまま理解しています。 擬人法と思ってもいいですし,「修理が必要」の修理は「修理されること」の意味。 英語の次元で説明すると,実は不定詞の受動表現 to be 過去分詞とか, 動名詞の受動表現 being 過去分詞などというのは,ずっと後にできたのです。 to 原形とか,~ing 形というのはただそれだけで用いたのが始まりで, to speak English のように目的語と続けたり,to be done のような表現は 後から作られました。 need repairing のような表現はそういう昔の段階で使われていたのが慣用的に残っている。 He is to blame. このような英語も同じです。 to be blamed のような表現が生まれる前から使われてきて,そのまま慣用的に残っている。