歌詞の意味がわかりません。嫁に出すお父さんの気持ち

質問

さだまさし　さんの「親父の一番長い日」　　　http://www.uta-net.com/song/39110/　　　の歌詞に、娘さんを僕にください、と行った彼に対しお父さんは
「わかった。娘はくれてやる。そのかわり一度君を殴らせろ」
と言う部分があります。

今の時代にはありえない親父ですが、さだまさしさんが若い頃の親父の中には、こんなことしてたお父さん、実際にいたのですか？

それと、この歌詞の意味を教えてください。彼に「しっかり頼んだぞ！」とのエールなのでしょうが、なぜ殴るのだと思いますか？

回答No.5

葵澄 (男の名前ですが)（@azumin77） · ベストアンサー

僕はまっさんが大好きです
ファンクラブに入るくらい大好きです

妹が生まれたとき、妹の将来を心配した、兄として

ここら辺は笑わすのは流石まっさん

コレは、さだまさし、まっさんの妹の玲子さんだと思います
まっさんは、妹と弟の3人兄弟で
女は玲子さんだけです

父親はどれだけ娘を愛したでしょうか
そりゃ不器用だったかも知れない
可愛いからこそ、しっかり叱り、ただ可愛がるだけでなく
本当にどれだけ娘を愛して育てたのか

その娘が、自分の元を離れ、男と結婚する
その男が娘を自分から奪っていく
本当は反対したい、奪われたくはない、自分の可愛い娘を
しかし、娘の幸せを考えるなら、この立派な青年の元で幸せになれるのなら

「わかった。娘はくれてやる。そのかわり一度君を殴らせろ」

長い長い娘との年月
娘が生まれて、ココまで育ってきた日々
全てが父親にとっての宝物なんです
どんなに立派な青年でも、さあどうぞ、と差し出せるはずがない
一発くらい殴らせてほしいんです

だから父親は結婚式で泣くんです
娘の幸せを喜び、自分の元から去っていく悲しみ、素敵に育った娘の姿
全部に涙するんです

今も昔も、父親ってそういうものです
不器用にしか愛せなくても、心から大事にしているから

奪っていく男を殴らせてほしいんです

お礼

ありがとうございました。
あなたのご回答を読ませて頂くと、まっさんからのご回答と錯覚してしまいます（笑）
すばらしいご回答でした。

回答No.4

tomban

いや、今もきっと居るって！。
私が父親なら、そうするかもな。

あのね…「一度でいい」って言ってるじゃない？。
これを見逃しちゃイカン。

父親なら、大事に手塩にかけて育てた娘を「０円」で「お持ち帰り」されちゃう、というこの「理不尽」というか「怒り」というか、そういうものはあるはずだよ。
最初から「どうせ他人にくれてやるんだから」とか思って育てたら、その娘はきっと、とんでもなく優しさの無い娘に仕上がってしまうだろう。
後になれば嫁に出すことはわかった上で、それまでの期間を大事にするのは「自分の分身」なればこそ、なんだ。
だから、言いたいことはいっぱいあるんだよ。
でも「どれだけ言葉を尽くしても足りない」から、一度だけ殴らせろ、って言ってるんだ。
…結婚してしまえば、もう「息子」なんだよ？。
殴ることなど出来ない…だからこその「一度だけ」なんだよ。
泣かせるじゃないの！！。

彼の使う言葉はね、実はものすごく仔細なんだ。
一言一句、ちゃんと意味がある。
彼の言葉や曲は、ちゃんと時代を超えていく「力」がある。
…まあ、それが理解できてきたのも４０過ぎてから、なんだけどね。

お礼

はい、わかりました。本当にさだまさしさんが好きなんですね。ありがとうございました。

回答No.3

kaiyukan

嫁に出したくないくらい溺愛してる父親ってことかと思います
単純に、取られちゃうのが悔しい。
でも嫁には出さなきゃいけないものだというものも頭の片隅で理解はしている。
その葛藤でモヤモヤする
悪いが殴ってスッキリさせてくれ
（殴ることで、チャラにしたい）
って感じでしょうか
まあ、殴ってもスッキリはしないんでしょうけど。

なんかドラマの伝統シーンというか…
でも実際はあまりないでしょうね

お礼

ありがとうございました。

回答No.2

qualheart

まさにご質問者様が思っているとおり、「理不尽な怒り」を表現したかったのだと思いますよ。
わたしは残念ながら息子しかいないので花嫁の父にはなれませんが、もし娘がいたら嫁に行くときは相手の男に対して、その理不尽な怒りを感じると思います。

ようは、親父にとってそれくらい娘は可愛く手放したくないもの、ということをさだまさしはその歌詞で表現したかったのだと思います。
「そのかわり一度君を殴らせろ」なんて、どう考えても理不尽ですよね。
でもそんな理不尽なことを要求したくなるくらい、娘を奪われた悔しさや手放したくない愛おしさがあるのだと思いますよ。

まあ殴るのは極端な例だと思いますが、まあ殴るまでしなくても頑固に娘の結婚を認めない親父はいたでしょうね。
それは今でもいると思いますよ。

ご参考まで。

お礼

ありがとうございました。おやじ・・・。奥深いです

回答No.1

noname#203300

これは娘を持つ父親なら理解できる感情です。また、大事な娘さんを嫁にもらおうとする男には理解して欲しい感情でもあります。

　ただ、エールとか言うような単純なものではありません。大事に育ててきた娘を“盗って”いく男に対して、娘の一生を頼むという気持ちとその裏にある“盗っていく”という偽らざる感情、複雑なんです。

　家のわがまま娘もいつか嫁ぐのでしょうが、相手の男性に対しては、このわがままを一生続けさせてやってほしいという思いもありますし、そのことで相手の男性が“背負う？”苦労に同情する気持ちもあります。娘にはわがままを続けさせたほどの愛情もあります。今後の苦労を心配する気持ちはできることなら着いて行きたいほどです。それほどまでにして育てた娘をちょっと現れて“盗っていく”男への憎しみ、書き連ねたらキリがありません。それを『わかった。娘はくれてやる。そのかわり一度君を殴らせろ』で見事に書いてくれています。

　質問者様も娘をもつ父親になれば分かるでしょうし、その前に、どこかの娘さんと結婚なさるときは娘さんの父親のこの気持ちを理解できるまでになっていて欲しいと思います。そうであれば必ず良い家庭を築けるでしょう。

お礼

奥深いですね。早々のご回答ありがとうございました。