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福島原発から出た放射線
福島原発が撒き散らした放射能は 何年程で治まるのですか 又 発熱してますか
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まず、間違いの訂正から。 ×福島原発が撒き散らした放射能 ○福島原発が撒き散らした放射性物質 です。 そして放射性物質が放射線を出します。放射能は放射線を出す能力(放射性物質が出す放射線の強さ)です。 福島原発から直接出る放射線はとっくに弱くなって、発電所とその周辺部のみとなっています。ただし、放射線を出す放射性物質は大量にそのまま残っているので放射線が弱くなるまで数年待ってから運び出すでしょう。発電所とその周辺1~3kmは今後とも年単位で立ち入り禁止でしょう。 さて、本題ですが、「福島原発が撒き散らした放射性物質」についてです。物質が撒き散らされたのは原発の水素爆発のときまでで、その後は大気中に放射性物質を撒き散らしていないので、当時撒き散らされた物質がどうなるかについて説明します。 今回撒き散らされた放射性物質にはヨウ素131やセシウム137、ストロンチウム90などです。これらは蒸発することはほとんどありません。崩壊熱は出ますが、拡散されているので発生する熱はわずかです。これらの物質は放射線を出して崩壊し別の物質に変わります。ヨウ素131は8日で半分が別の物質に変わって放射線を出さなくなります。なのでヨウ素131はほとんど別の物質に変わってしまいもうありません。セシウム137、ストロンチウム90は約30年で半分に減るので、セシウム137、ストロンチウム90の放射線はあと数十年はなくならないといえます。雨と一緒に土砂として一部は海に流れたりするでしょうが、元々の値が大きいわけではないので、問題無いと思われます。 結論として、放射線自体は数十年続く。テレビなどで報道されている「暫定基準値」自体が大変厳しいもので現在においても非難解除しても特に問題は無い値というのが私の見解です。特に、現在屋外で浴びる放射線の基準は厳しすぎでしょう。年間100mSvぐらいなら問題ありません。体内に取り込んでしまう放射性物質は注意が必要ですが、今回の汚染牛肉の場合、1年間汚染された牛肉を食べ続けた場合の話なので、1回食べたぐらいでは問題ありません。
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- chie65536(@chie65535)
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「モトを断つ」が出来なければ、半永久的に治まりません。 燃料ウランの半減期は「億年単位」なので、人類が滅びた後も、放射能発生源として残るでしょう。 地球規模の時間の尺度であれば、地殻の移動で海中に沈み、どんどん移動して海溝の底に沈み、地殻と一緒にマントルに引き込まれ、溶岩と混じりますから、永久に残ったりはしませんけどね。 ヒロシマやナガサキのように「モト」が消え去れば、ヒロシマやナガサキに人が住めるようになった期間と同じくらいの期間で治まるでしょう。 >又 発熱してますか 「モト」が炉の底に溶けて溜まってるので、崩壊熱によって常に発熱してます。
お礼
ありがとうございます 放射線量の高い所は 大変ですね
お礼
ありがとうございます いろいろ 教えていただき 勉強になりました