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原爆実験の影響について

週刊誌に原爆実験が盛んだった頃に日本に降り注いだ放射能について書いてありました。 その結論は福島の事故よりもたくさん降り注いでいるけど健康の被害はなかった。というものでした。 1960年代から1980年代が一番原爆実験はさかんでその直後にチェルノブイリがあったけど、健康に影響はなかったし、異常な子供も生まれなかった、とのこと。 ただ私の記憶ではその時期、肺癌の発症率が増えてたような気がするんですけど。 みなさんはどうおもわれますか?

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回答No.7

原爆実験や原発事故では、汚染地域に近いほど影響は大きくでるようです。そして、問題なのは、癌を発症するまでの潜伏期間が非常に長いことです。チェルノブイリ事故では、小児の甲状腺癌が比較的早くて5年後から上昇しましたが、それ以外のがんの発症は、今後、数十年にわたって観察し続ける必要があります。 日本では、チェルノブイリの被害者を支援するために、「チェルノブイリ子ども基金」による取り組みが行われています。チェルノブイリ子ども基金の話によると(youtube)、現地では、2, 3年前から甲状腺以外の小児がんも増えているとのことです。 その日のあとで~フクシマとチェルノブイリの今~(3) http://www.youtube.com/watch?v=zZOWyZukFCQ&feature=player_embedded#at=410 チェルノブイリ子ども基金 http://www.smn.co.jp/cherno/ チェルノブイリで発症した先天性疾患で知られているのが、神経管欠損症、結合双生児、奇形腫、小頭症、小眼球症などです。 チェルノブイリ原発事故の影響 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF W. Wertelecki (2010), Pediatrics, 125 (4): e836-e843 http://pediatrics.aappublications.org/content/125/4/e836.full チェルノブイリでの除染作業者の疫学調査も進んでおり、得られた知見をもとに、非ホジキンスリンパ腫などについて、労働基準法の規則に新たに認めるべきだとの見解があります。 非ホジキンスリンパ腫と放射線被曝との線量反応関係について http://www.jttk.zaq.ne.jp/hibaku-hantai/35jyo-kentoukai-mousiire-tenpusiryo.pdf 日本では、広島の被爆による「原爆小頭症」の患者を支援する「きのこ会」の取り組みがあります。 ヒロシマ60年 記憶を刻む 第1部 原爆小頭症患者は今 http://www.chugoku-np.co.jp/abom/05abom/kioku/1-4.html 原爆小頭症患者と初の面談 中国新聞 '11/5/8 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201105080013.html アーネスト・スターングラス博士は、核実験や原発と乳児死亡率の関係について報告しています。 「放射線と健康」 アーネスト・スターングラス博士 http://fujiwaratoshikazu.com/2011disaster/ 呼吸器系の疾患ですが、チェルノブイリ原発の風下のような低線量の放射能汚染地域で、慢性的に被曝した子供に、重篤な気道閉塞(airway obstruction)や気道狭窄(airway restriction)などの症状が確認されています。 『These findings are unique and suggest significant airway obstruction and restriction consequences for children chronically exposed to low-dose radioactive contaminants such as those found downwind of the Chernobyl Nuclear Power Plant.』 Erik R. Svendsen et al. (2010), Environ Health Perspect, 118(5): 720–725. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2866691/ 福島第一原子炉事故関連参考論文集 セシウムによる小児の呼吸機能低下を示した論文 (このサイトからの経由です) http://www.geocities.jp/nekoone2000v/pages/FukusimaDaiichi.html

makaikish
質問者

お礼

ありがとうございます。 たくさんデータがあるんですね。もっと多角的に、冷静に考えないといけないですね。

その他の回答 (6)

  • indoken2
  • ベストアンサー率47% (178/372)
回答No.6

1960年代以降に降り注いだ放射性物質については、日本に限らず、世界中で沢山報告されていますから、東電の意向に沿ったやらせだという事はできないはずです。 それと、今回の原発事故で降り注いだ放射性物質量を比較すると、福島とその周辺の方が明らかに多いです。 このことについて、週刊誌は何も反論しないはずです。 しかし、福島からある程度離れた地域に降り注いだ放射性物質の量は、週刊誌が言うとおり、1960年代の方がずっと多いのです。 だから問題ないとは思いません。 特に福島に近い地域は大変深刻ですし、将来にわたってこの問題が残ることを忘れてはいけませんが、さほどでない部分もあるのは事実です。 実態を知らずにヒステリックに反応している部分があり、そのために、適切で合理的な対策が実施しにくくなっているという面もあると、私は思います。 なお、 回答No.5が示しているグラフは、ちょっと注意してみれば分かりますが、 縦軸の数値を対数で表した1960年代以降の部分と、対数では無い実数の部分(=今回の放射性物質降下量)を張り合わせています。 物差しが違う、全く別のグラフを張り合わせたものなので、ご注意ください。

makaikish
質問者

お礼

ありがとうございます。 対数ですか? 数学苦手なんですよね 今度調べてみます。

  • flotilla
  • ベストアンサー率19% (17/87)
回答No.5

週刊誌は見ていませんが、このようなグラフは見ました。 http://saigaicom.blog94.fc2.com/blog-entry-55.html どこをさせば、そう言えるのでしょうか?

makaikish
質問者

お礼

ありがとうございます。 私いまだにパソコンにネットをしてないもんで 今度調べてみます。

  • superski
  • ベストアンサー率19% (388/2010)
回答No.4

確かに近年よりは、以前の方が原爆実験の頻度は高かったのですが、 測定器、測定方法、測定箇所もマチマチなので、比較には無理があると思います。 肺がんが増加したのは、工場からの排煙、排気ガスなどの公害が要因と考えるのが普通では。

makaikish
質問者

お礼

ありがとうございます。 参考にします。

  • kyo-mogu
  • ベストアンサー率22% (3398/15359)
回答No.3

 何でも放射能!というのは感心できません。  原因不明なものは何でも放射能汚染でなったとなれば、非常に不確かな物が残っていきます。  当時の医療のレベルはどうか。他にも原因が無かったかなどももっと調べる必要性があるでしょうね。  ただ、今の状態では「今すぐ危険!」と騒ぎすぎなんですよ。ちょっとしたばい菌が付いただけで大騒ぎしているようにしか見えないのです。  それと肺がんに関しても大気汚染も考えないと駄目ですよ。それに複合的なものも。  週刊誌も「明確な物」が無いから、危険という声と、危険じゃないという声が出てくるのですよ。  曖昧な情報でしかないからね。  赤い物が着た!といって、何を思いだしたのでしょうかね。曖昧な情報では想像で形を作り、それが危険な物か安全かが、できあがった想像の形で判断しますからね。  私としては、その肺がんは別の要因も考えられますね。

makaikish
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに 不確かなものに想像をくわえるのはよくないですね。 参考になります。

noname#144490
noname#144490
回答No.2

どうせ、東電から金もらって書いた記事でしょう。 チェルノブイリが、影響ないわけがない。子供の甲状腺ガンは3千倍にもなりました。 悲しいことに、モスクワを守る為に、放射能を大量に含んだ雨を人口の少ない街に人口的に降らしました。何の通達もなく…。 その村の子供は、かなり障害がでましたよ。チェルノブイリから200キロも離れていたのに、線量計のハリはチェルノブイリと同じ場所をさしていました。 影響がないなら良いのですが、そんな訳がありません。

makaikish
質問者

お礼

ありがとうございます。 たしかに、あの週刊誌は結局、福島の事故の放射能は問題ない、と結論付けようとしてました。それが福島の人々を安心させたい為の善意なのか?そうでないのか?知りたいところです。参考になります。

回答No.1

私の知っている方で原爆が落ちた3日後に広島に入り、瓦礫や遺体の処理をされた人がいます。 当時は放射能に対する知識も無く、普通の格好で作業をしていたので、かなりの量の被爆をされたものと考えられます。 その方には子供が3人おられましたが、そのうち2人には明らかな身体的異常(奇形)がありました。 これが被爆による影響かどうかは分かりませんが、その可能性は高いんじゃないかと思ってます。 被爆されたご本人は85歳で亡くなられましたが、何の障害も出ることはありませんでした。 福島の事故で政府は「直ちに健康に被害が出ることは無い」とよく言っていますが、私はこれから生まれてくる次の世代の方が心配です。きっとその子供たちに何らかの影響が見られたとしても、因果関係は分からないとか言って、政府も東電も逃げるんでしょうけど。

makaikish
質問者

お礼

ありがとうございます。 放射能はエネルギーなので、それを浴びて影響がないわけがないですもんね。 その週刊誌には広島、長崎のことにも言及していまして、そこでも影響なし、と結論してました。データのとりかたがわるいのか、はじめから影響なしと結論したかったのかもしれませんね?

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