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14Cの扱い方

研究で14Cを使用することになりました。 一応、扱い方を習ったのですが心配なので質問させてください。 使用する時はフード内で行うべきなのでしょうか? 試験管を使用しているのですがどのように洗えばよいのでしょうか? また、C14について気をつけるべきことなどありましたら教えて下さい。 宜しくお願いします。

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  • naomi2002
  • ベストアンサー率44% (478/1075)
回答No.1

放射性アイソトープの14Cですね。 ご存じと思いますが、放射線障害防止法によって、放射性物質の取扱いは厳重に規制されています。 もちろん、取扱主任者の資格をもつ方はいらっしゃいますよね。 すべて主任者の指示に従ってください。 私は32Pなど、エネルギーの強いものしか使ったことがありません。こういうものの方が、ガイガーカウンターですぐ検出できるので、かえって怖くないのです。 14Cとか3Hのようなものは、放射能は弱くても、もし汚染した場合に、その場では検出できないので、始末が悪いです。 アイソトープ試料は液体でしょうか? 液体だったら、こぼさないようにすることが第一ですね。 あまりびくびくしながらやるのも、かえって危ないです。 細かいことを書けばいろいろありますが、とにかく慣れるまでは経験者と一緒に作業すべきだと思います。 また、万一汚染させたときのために、除染の処置について覚えておくことも必要です。(汚染の中心に向かって、回りから拭いていく、といったことです。) 14Cだと汚染チェックは、濾紙などでふき取った物を液シンで測るしかないのでしょうか、この辺もチェックしておいて下さい。 言うまでもないことですが、アイソトープは専用の作業室(病院のエックス線撮影室にあるような、風車みたいなマークの付いている所)以外では取り扱っていけません。 フードは使ったほうが良いと思いますが、これも主任者の指示に従ってください。粉末試料だったら、フードは絶対必要でしょう。 その作業室で他の核種も使っている場合、作業場を分ける方が良いかと思います。 器具の洗浄は、2次洗浄水までは汚染物として処理することになっていたと思います。 これも一度は、どれくらい洗えばアイソトープが落ちるか、液シンで試してみると良いと思います。 14Cは放射線エネルギーが低いので、放射線被爆による影響は微々たるものと思いますが、万一体内に入ると取り込まれる恐れがあるので、注意が必要です。 作業時は必ず手袋を着用するとか、作業後は必ず石鹸で手を洗うなども、もちろんです。 当たり前のことを当たり前に守っていれば、滅多に事故などは起きないものです。 とは言え、自分がどんなに注意しても、他の人が汚染させることもあります。作業室内は、どこが汚染しているかわからないと思っているほうが良いです。 過度にびくびくするのもいけませんが、事故のないように、十分ご注意ください。

ibonishi
質問者

お礼

回答していただいてありがとうございます。 やっぱり、びくびくし過ぎるのは良くないですよね。ちょうど、昨日初めてRIを使ってびくびくしながら作業したら少しこぼしてしまいました。(サランラップの上に紙を敷いて操作していたのですぐ処理しましたが…) 自分の行動が見透かされてるみたいですね。 RIは危険なものなので神経質になってしまいますが、適度な緊張感を持って実験を行いたいと思います。 また、「細かいことを書けばいろいろありますが~」と言うことですが、書ける範囲で結構ですのでそれについても教えていただけるとありがたいです。 知識が多ければ多いほど安全だと思いますので宜しくお願いします。

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