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合成関数の微分が。。。
くだらないことなのですが、合成関数の微分が全くわかりません。 どこを見ても、f(x)だg(x)だの記号で書かれていていまいちパッとしません。 簡単な例で、-x*yを合成関数の微分で考えると、どのようになるのでしょうか?
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こんにちは。 合成関数の微分は、 dy/dx = dy/dt・dt/dx です。 これだけです。 ただし、直感的に合成関数の微分とはなんぞや?ということを理解することも大事です。 (意外と、それを知らずに、公式としてしか見ていない人が多い。) たとえば、 y = 5x を微分したら、 dy/dx = 5 ですよね? これは、傾きが常に5であることを表しています。 xがdxだけ増加するとyがdyだけ増加する。 dyのdxに対する割合(変化の割合)が5だと言うことです。 dy/dx の意味を理解したところで、次のステップです。 y = (3x)^2 を考えてみます。 書き直すと y = 9x^2 ですから、dyのdxに対する変化の割合(微分)は、 dy/dx = 18x しかし、ここで、違う考え方をしてみます。 t=3x と置くと、y=t^2 と書けます。 dt/dx = 3、 dy/dt = 2t ですよね? よって、合成関数の微分は、 dy/dx = dy/dt・dt/dx = 2t・3 = 6t = 6・(3x) = 18x というわけで、見事に同じ結果となりました。 ここからが本題です。直感的理解を試みましょう。 y=(3x)^2 という関数は、 y=(x)^2 と形としては同じです。 ですから、yを微分した dy/dx どうしも形としては同じになります。 どこが違うかというと、「勢い」が違います。 y=(3x)^2 では、xが1動くと(3x)は3動きます。xが2動くと(3x)は6動きます。 一方、y=(x)^2 では、xが1動いても(x)は1しか動かず、xが2動いても(x)も2しか動きません。 これが何を意味しているかというと、 y=(3x)^2 と y=(x)^2 を y=()^2 と y=()^2 というふうに見立てたとき、 xが1動いたときのかっこの中の動きが3と1という違いがあります。 それはつまり、 y=()^2 のかっこの中身が、xが同じだけ動いたときに3倍の違いが出るということ、 もっと言えば、y=(3x)^2 は y=(x)^2 に比べて、xの動きに対して3倍敏感だということです!!!(重要) この「3倍」の違いがどこから出てきたかというと、3xを微分した3から来ています! ですから、 y=(3x)^2 を微分したものは、y=()^2 に 3xの微分をかけたもの y=(x)^2 を微分したものは、y=()^2 に xの微分(というか1)をかけたもの ということになります。 >>>簡単な例で、-x*yを合成関数の微分で考えると、どのようになるのでしょうか? -x*y は、変数がxとyの2つある2変数関数なので、高校では習いません。 yがxの式として表せるのなら別ですが。
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- 中村 拓男(@tknakamuri)
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合成関数の微分は f(g(x)) を x で微分する とかのはずですけど。 で、独立変数名を f(y), g(x) というように決めると df(g(x))/dx = df(y)/dy (g(x))・(dg(x) / dx) となります。 y=g(x) になっているところが肝です。
お礼
解答ありがとうございます。 今のケースだと、f(y)=-x g(x)=yということですよね。 わかってきました。 たすかりました。ありがとうございます。
- Willyt
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yがxだけの関数だとしていいのなら -x*y の微分は次のようになります。 (-x*y)’=-y-xy’
お礼
解答ありがとうございます。 後ろはyで微分するということだったのですね。 理解できてきたような気がします。
(dy/dx)・(-xy)=(-x)'y+(-x)y'=-y-x・(dy/dx)
お礼
さっそくの解答ありがとうございます。 あの公式はこの様な意味だったのですね。 最後の•dy/dxはどのような意味でしょうか? -xにdy/dxである(-xy)を掛け算するということなのでしょうか?
お礼
解答ありがとうございます。 具体例と細かいご指導をいただき非常に助かりました。 とても理解しやすく、今まで意味も分からず微分していましたが、その辺りの疑問も同時に解決できました。この内容をメモにとっておきたいと思います。ありがとうございました。