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アメリカ大陸の発見

コロンブスのアメリカ大陸の『発見』という用語はどういう理由から批判されると考えるか教えてください。

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  • mekuriya
  • ベストアンサー率27% (1118/4052)
回答No.4

「発見」という表現は西欧絶対史観に基づくものです。それでは原住民の立場が無いではないか。コロンブスが自分で勝手に発見したと思い込んだとでもいうなら話はまだ分かる。コロンブスがそう言い張る分には構わない。しかしコロンブスの立場をそのまま世界史の教科書で代弁しなければならない理由など無いのです。それでは公平とはいえないでしょう。実際にはコロンブスの何万年も前から暮らしていた人が存在したのです。彼らの立場にすれば発見したのは、歴史以前の彼らの先祖に違いない。大航海時代という歴史の切り口からすれば、それはそれで評価すべき出来事であったことは否定できない。しかし「発見」という用語は原住民の立場を無視した不適切な用語ではないか。それが批判される理由です。

c7322
質問者

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ありがとうございます

その他の回答 (7)

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.8

 ケネウィックマン(下記)の話はまだ出ていないようなので簡単に、  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BA%BA  1996年ごろ、ワシントン州のケネウィック市の近くで、人骨が発見され、発見者が最寄りの警察に届けました。人骨が先住民の場合はその種族に返還されることに法(NAGPRA Native American Grave Protection and Repatriation Act 先住アメリカ人埋葬地保護送還法)で決められていますので法医学者が人種の決定を行いました。  担当官は、コケイジアン(白人)と断定し NAGPRA は適用されないとしましたが、致命傷となったのが銃弾ではなく骨に刺さった石製の槍先であったことから、カリフォルニア大アーバイン校の放射性炭素による定年鑑定に出したところ、今を去ること9000年誤差400年という数字が出ました。 下記の様に、エリックソンなど北欧系(10世紀)、鄭和など中国系(15世紀前半)コロンブス(15世紀末)などがありますが、ケネウィックマンの年代は、(紀元前70世紀)と桁違いに古いので、まだアメリカ古代史の書き換えは始まったばかりです。  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%A4%A7%E9%99%B8%E3%81%AE%E7%99%BA%E8%A6%8B  調査で最も興味のある点は、ケネウィックマンの、DNAなどから、どんな人がいつアメリカ大陸に居た(あるいは行った)のか分かって来るのではないかと言うことです。

c7322
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • kusirosi
  • ベストアンサー率32% (2838/8859)
回答No.7

客観的に 欧州からアメリカへの航海路を開拓したとは言えるかもしれないが、 コロンブスは、 「アジア、さらに黄金郷ジパング」へ行くという目的に固執し、 最後まで、アメリカに上陸しながら 「ここは、アジア大陸で、歩いていけばインドに行き、さらに船でジパングへ行ける」 と言い続けたので、自らも信じなかった新大陸の発見者とは、いいがたい。

c7322
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • caesar-x
  • ベストアンサー率48% (101/208)
回答No.6

補足ですが、赤毛のエリックのバイキングの一団は、キリスト教徒ではありません。バイキングが改宗した時期よりも少し前の時期です。 また赤毛のエリックは、ヴィンランドに入植した可能性のある一団ですが、彼らは、最初に新大陸に到達したヨーロッパ人でもありません。 DNA考古学の分野で新発見があって、中世よりもずっと前に、ヨーロッパ系ではないかと思われるコーカソイドが、新大陸に入ってきていたことがわかってます。 氷河期には、グリーンランド経由でヨーロッパ大陸と今の北アメリカは、陸続きか、少しの航海で渡れるくらいの海でつながっていました。 DNAの解析によって、モンゴロイドがベーリング海を渡るよりも前にコーカソイドの一団が、アメリカには入っていたようです。これはネイティブアメリカンの遺伝子によってわかったことで、DNAの痕跡をみると時間の経過がわかるため、注目されている研究です。遺物などよりも確実な証拠といえます。 アメリカ大陸に最初にはいってきたきたのは、(1)グリーンランド経由でのコーカソイドの一団で、次に(2)モンゴロイドがベーリング海峡から何次かにわかってはいってきて、さらにその途中に(3)ポリネシア人が太平洋経由で南米にはいってきます。その後、ずっと時代が下って、(4)赤毛のエリックの一団です。さらにずっと後に、(5)コロンブスの一行ということになります。 (ちなみに赤毛のエリックの一団は、その後、同化もしくは全滅したと思われます) 「発見」という言葉の問題は、世界の人々からすれば、既知の事実であったにもかかわらず、ヨーロッパを中心とした誰も知らないものを見つけたような表現であるということです。 ずっと住んでる人がいるわけですからね。

c7322
質問者

お礼

ありがとうございます

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.5

<参考>  既になされている回答は、全てOKですが、まだ指摘されていない事実を追加します。  キリスト教徒のヨーロッパ人で、最初にアメリカ大陸を見つけて住んだのは、ノルウェー出身の、いわゆるヴァイキングの人達です。  唯、彼らはかなり長期に渡って定住したものの、結局は居住地を放棄して住むのをやめてしまいました。  この定住跡の遺跡が、カナダの大西洋岸に点在しています。  ですから、コロンブスのアメリカ到達は、ヨーロッパ人にとって再発見とも言えますが、ヴァイキングの発見は、居住地が放棄されたことによって、歴史的影響として見た場合、『発見されなかった場合とほぼ同一』という結果になってしまいました。  コロンブスの場合は、その後のスペインの世界帝国化や、現在でも続いているヨーロッパ人による世界経済の支配という、大きな歴史的影響を残しています。 レイフ・エリクソン http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3   

c7322
質問者

お礼

ありがとうございます

回答No.3

当時 トルデシリャス条約があったからです ヨーロッパの法律では、キリスト教徒が非キリスト教との支配する土地を“発見”した場合 その発見者にその土地の所有と支配の権利を認めると言うものでした ですからコロンブスがヨーロッパによって知られていない土地を発見した場合は、最初に発見したコロンブスにその所有権が認められるはずでした コロンブスは殺されてしましましたが もし、そうでなかったらアメリカ大陸の所有権に対する多くの問題が発生したでしょう このことは日本にも当てはまることで 信長の時代に日本を“発見”したのは誰か? 日本はポルトガルの物か?スペインの所有になるものかは議論になったのです この意味から”発見”と言う言葉が、その所有権を連想させるので 好まれないと思います

c7322
質問者

お礼

ありがとうございます

  • comattania
  • ベストアンサー率23% (840/3549)
回答No.2

アメリカ大陸は、コロンブスが発見する前に、モンゴルを祖先とするアメリカインデアンなる人種が定着し、原住民という名で、ヨーロッパに知らされたにすぎません。 このころの歴史は、ヨーロッパ人種の歴史ですから、頗る偏見に満ちたものであり、世界史として容認されるものではありません。 コロンブスは、発見でなく、漂流し、運よく到着したにすぎません。

c7322
質問者

お礼

ありがとうございます。

noname#157410
noname#157410
回答No.1

発見ではなく、ただ嵐に巻き込まれて、行きついてだけなので、先住民がいたってことは、そこにはアメリカという国がもう存在していたので、さらにインドと勘違いしていたことから、新大陸発見ではないでしょう。 先住民も何もいない、島でも見つけたなら大発見だったかもしれませんね。

c7322
質問者

お礼

ありがとうございます。

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