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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ゲーム・アニメ会社での背景を描く仕事について)

ゲーム・アニメ会社での背景を描く仕事について

このQ&Aのポイント
  • 将来はフリーランスで背景や風景の絵を描いて仕事としたいと考えている。
  • ゲーム会社の背景デザイナーやアニメ会社の背景美術のどちらに進むか迷っている。
  • ゲーム会社の背景デザイナーは3Dの作業が主で絵を描く役職はベテランのみと聞いている。一方、アニメ会社では薄給でアルバイトが必要と聞いている。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

>プロジェクトにおける適任者が2Dでのデザインをするということですので、 >単純に画力があるだけではなく運の要素もかなり関わってくるのだと思いました。 流行の画に合わせられる(或いはその逆の)対応力と幅広い画風や演出法や、プランナーやディレクター等、画を描く事を本職としない(頭に絵が描けない、或いはそれを言葉で伝えられない)人の要望を言葉や文字列で受け取り、それを画に描いて返す作業に耐えられる人にオファーが続きます。かなりコミュニケーションスキルも問われます。 もちろん運の要素も大きいですが、続けられるかどうかは上記の通りです。 >アニメ会社では一から自分で描いていくわけではなく、 >監督が指定する基盤とアニメーターの描いた線を基に >「塗る」作業がメインとなる感じなのでしょうか? その通りです。 恐らく質問者さんがどこかのスタジオに入られて最初に担当するであろう背景スタッフの作業のメインは「塗る」です。 もちろんその他の仕事もありますのでアニメ背景会社の主な構成を紹介します。 美術監督…監督、演出の意向と色指定と意思疎通をし、美術ボード、見本背景を背景スタッフに配布し、作品の背景全体クォリティを管理しメインとなる背景を描く。 美術設定…監督、演出、美術監督と意思疎通をし、線画による美術設定を描く。美術監督が兼任する事も多い。 各話担当、美術補佐…スタッフのスケジュールや作業管理、制作進行等との情報共有等、美術監督のサポート。 背景…美術ボード、美術設定、アニメーターが描いたレイアウトを元に背景を描く。 美術監督…1人 美術設定…0~1人 担当…0~2人 背景…4~15人程度が主な構成になります。 以下に、各社で紹介されている作業フローを転載します。 Bamboo 「How to 制作行程」 http://bamboo-inc.com/how/index.html アトリエ ムサ 「背景の制作過程」 http://www18.ocn.ne.jp/~musa/2_top.htm テレコムアニメ-ション 「デジタル背景の出来るまで」 http://homepage2.nifty.com/telecom-bg/ >てっきり、ある程度は指示を受けることはわかっていましたが >線などの役目も背景美術が兼任するものかと思っていましたので意外でした。 美術設定は線画のみの作業になりますが 背景スタッフがcut毎の作業で一番影響が大きいレイアウトはアニメーターが描いた物です。 レイアウト自体はアニメーターが絵コンテと美術設定を元に描き起こした物ですがTVシリーズ等のスケジュールも予算も厳しい作品ではとてもそのままでは使えない酷いレイアウトが背景スタッフに回ってくるときもあるので美術監督や背景スタッフが原図修正といって修正を加えることもよくあります。 絵コンテの演出意図と尺とキャラクターの芝居、パースやカメラのレンズ効果等を「16:9の画面内に線で表現する能力」が必要ですのでそう言った事が苦手なキャラクターのみを描きたいアニメータースタッフが多いと結果的に酷い画面が続く事になります。また、それらを知らない背景スタッフが居た場合も同様です。 >人手は足りている状態なのでしょうか? 結論から言いますとこちらについては電話やメール等で問い合わせてみるしか確実に把握する方法はありません。 一般業種と違い、春の新卒採用だけでなく通年採用を主としているスタジオの方が多い筈ですし、2、3ヶ月や半年で辞めてしまう人も多く流動性が高いので日々の忙しい毎日でHPの情報をリアルタイムで更新出来る会社の方が少ないと思われます。 HP内のそういった流動性のある情報はあくまで参考程度にした方が良いでしょう。 >募集していない場合でも作品やポートフォリオを送ってみてもいいのでしょうか? あくまで志望する側の都合ですがどんどん送ってみた方が良いと思います。 上述したように実は欠員が出ているが募集告知を掛けていない可能性もありますし、今は定員いっぱいの場合でも欠員が出た際に連絡を頂けるかも知れません。又は欠員の出ている繋がりのあるスタジオを紹介してもらえる事もあります。 その他には質問者さんの経験の為にも送る事をお勧めします。 電話、メール、郵送、どの方法での応募や問い合わせにも相手が居る事ですので、社会人としての対応を求められますし、又、先方の対応を見る事で社風や規範の端を知る事も出来ます。 応募締め切り告知を見た上で無理を承知で問い合わせる場合の文言や、応募書類を見て返答が合った場合の返信の仕方等、 実際にやってみなければ分からない経験が出来ると思います。 若いうちは幾らでも恥をかいても問題ないので先方に迷惑の掛からない様に常識の範疇であれば、どんどん自分で積極的にアタックしてそういった経験を積んでいた方が質問者さんの【将来は「フリーランス」で背景や風景の絵を描いて仕事としたい】との希望の為には良いと思います。 フリーランスは如何に自分1人でアポ(道筋を作って)をとってその責任を果たせるかが問われます。 またまた長々と書いてしまいましたが参考にして頂ければと思います。 応援しています。頑張って下さい。

tomu5612
質問者

お礼

またまたご親切に教えていただきありがとうございます。 とても参考にさせていただきした。 赤の他人の私にこんなにご丁寧に教えてくださって感激しました・・・。 今後も精進して、いつかこうして教える側となれるよう努めます。 本当にありがとうございました!!

その他の回答 (1)

回答No.1

初めまして、アニメ、ゲームの背景デザイナーを10年程生業にしています。 3社程を経験し、フリーランスの経験もありますのでその中で得られた知識で答えさせて頂きます。 少しでも参考になれば幸いです。 >(1)ゲーム会社の背景デザイナーは仕事内容がほぼ3Dでの作業だけで、 >デザインする(絵を描く)ことのできる役職は極僅かのベテランの人のみ? のゲーム業界についてですが 先ずはコンシューマに限ったお話として背景デザイナー職として2Dと3Dの割合は1:9程です。 2Dデザイナーはベテランに限らず、そのプロジェクトにおいて画風、画力の合った方が担当する事が多いと言えます。 プロジェクト単位で代わる事もありますので両方出来る人がその時の要望に応じて担当したりします。 またはアニメーション背景スタジオに背景イメージボードを発注し、社内では3Dデザイナーのみだったりもします。 また美少女ゲーム等を制作している会社では アドベンチャーゲームの2D背景デザイナーが殆どで3D背景デザイナーはあまり居ません。 ということでゲーム業界における2D背景デザイナーはデザイナー全体から言えばかなり少ない珍しい職種になります。 >(2)アニメ会社では薄給でアルバイトもしないと生活がもたない こちらについてはその可能性も無きにしもあらず、という程度ですが確実に存在はします。 先ず、デジタルでの背景制作を希望しておられるのであれば狭い門ではないでしょう。 反対にアナログでの新人を募集するスタジオはかなり稀少になっています。 国内にあるアニメ背景専門スタジオは9割が東京都内の杉並、練馬、西東京近辺に約40社程と 背景部門をもつ制作スタジオが10社程度あります。 スタジオによって就労形態も違えば、月額固定給、歩合制、固定+歩合等等の給与体系も違いますし 社会保険等の福利厚生等の有無も様々です。 ここ最近は各スタジオのサイトで雇用条件などの情報も集める事ができるのでそちらで確認してみて下さい。 大雑把に言えるのは新人で100.000~180.000円程度では無いでしょうか? cut単価であればTVアニメで2.000~3.000円程度、劇場版で10.000~30.000円程度が相場だと認識しています。 (プロジェクト予算だけで無く、社内の単価とフリーの単価、元請けや下請け、孫請けでも単価は変動します) 慣れてくればTVアニメで月100~150cut描けるようになるでしょう。 勿論200を超える数をこなす方もいらっしゃいます。 掛け算してみればどの程度の収入になるかが出せると思います。 なるべく単価の高い仕事を取る為にクォリティを維持しながらコンスタントに枚数をこなすのがコツです。 クォリティと物量をこなす描くスピードのバランスがとても大事です。 何せ30分(実質23分程)アニメ1話に必要な背景は300cut程度にもなりますので 早く沢山描かないとスケジュールが間に合いません。 その他に注意するべき点は【自由に描ける訳ではなく、あくまで求められている事に画で答える】という事です。 アニメ背景では主に美術監督が監督や演出、色指定(キャラクターの色)の方と調整した上で 色や露出を決めた見本となる美術ボードを背景スタッフに配布し 背景スタッフはそれを元に美術ボード、演出意図を理解し、cut毎の芝居に合わせて塗ります。 この時アニメーターが絵コンテを元に起こしたレイアウト(線画)を元にします。 つまり自由に描ける訳ではなく、 アニメーターが用意したレイアウトに合わせて「キャラクターが芝居出来る空間」を、 美術監督が用意した美術ボードに合わせて「キャラクターの色味やcutの演出が活かされる空気」を描きます。 良く言えばしっかりとした発注書があると捉えられますが 自由に画が描ける訳ではなく、周りのスタッフの画と合わせる必要があります。 自分で画が描きたい美大芸大上がりの方はここで苦しむ人も多いのでよく考えて下さい。 それでもアニメ背景であれば画の密度やモチーフはピンキリですが 真面目に取り組めばなんだかんだで年間1000枚以上描く事になると思いますので 単純に画力や演出の引き出しは身に付くと思います。 後は同じ作業をしている人が沢山いますので、周りを見渡せば沢山の見本があります。 もちろんライバルが沢山居ます。 また、スタジオによってはゲーム関係の仕事が舞い込む事もあります。 一方でゲーム会社でのオリジナルゲームでの背景デザイン等では オリジナリティが求められたり、その時ディレクターやチームが考える事を 産みの苦しみを味わいながら何回もリテイクを貰いながら具現化して行く作業になったりします。 もちろん、先輩背景2Dデザイナーが指導してもらえる所も在ると思いますが やはり同じ作業をするデザイナーがアニメ背景に比べれば圧倒的に少ないのでこちらは孤軍奮闘です。 以上、長々と書き連ねましたが参考にしてみて下さい。 また何かありましたら追加でご質問頂ければ可能な限り答えます。

tomu5612
質問者

補足

こんばんは、とてもご丁寧にお答えいただきありがとうございます。 (他にもいくつか疑問に思ったことがありますので、目を通していただければ幸いです。) やはりゲーム業界でのデザイナーというのは、3Dをメインに作業していくみたいですね・・・。 プロジェクトにおける適任者が2Dでのデザインをするということですので、 単純に画力があるだけではなく運の要素もかなり関わってくるのだと思いました。 と考えると、うーん・・・といった感じです。 アニメ会社では一から自分で描いていくわけではなく、監督が指定する基盤とアニメーターの描いた線を基に「塗る」作業がメインとなる感じなのでしょうか? てっきり、ある程度は指示を受けることはわかっていましたが線などの役目も背景美術が兼任するものかと思っていましたので意外でした。 確かに自由に描くという感じではないため、おっしゃるように自分含め美大上がりの人にとっては苦しみそうです。 でもやっぱり3Dに比べれば塗る作業は描く作業に含まれますし、ゲーム会社ではオリジナリティを求められる場になるので想像力を育てるにはいいのかもしれませんが、アニメ会社ではライバルが多いことやゲームの仕事も舞い込むそうですし、今回のご回答いただいた内容を見てやはりアニメ会社での背景美術に進みたいと思います。 そこで、アニメ会社の方はいくつか採用情報などを各社HPで調べてみたのですが、背景スタジオの方では何社か募集はしていましたが、有名どころでは背景部門どころかアニメーターすら募集していないところが多く感じたので人手は足りている状態なのでしょうか? アニメ業界に進むなら入りたいと思っていた志望の会社がいくつかありまして、どこも現在は募集していないということでしたので、募集していない場合でも作品やポートフォリオを送ってみてもいいのでしょうか? 長文失礼いたしました、もしお暇がございましたらいくつかお答えいただきたくお願い致します。 どうぞよろしくお願い致します。

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