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Xeonの「エラー訂正」機能について
お世話になります。よろしくお願いします Xeonにはエラー訂正機能というものが有るそうですが、これはどのような効果が あるのでしょうか。その機能があれば何かソフトを 使っていたら何の脈絡もなくOSがハングアップするという現象が起きなくなったり するのでしょうか?もしそうだったらXeonを使って1台組みたいのですが・・・
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保守サポート技術者として回答します。 Q/Xeonにはエラー訂正機能というものが有るそうですが、これはどのような効果があるのでしょうか。 A/エラー訂正を行います。メモリのパリティチェック(ECC)もそうですが、実行におけるビットエラーも訂正可能な範囲で行います。尚、どんなエラーでも訂正できるわけではありません。このエラー訂正では、バーストエラーを修復する機能はありません。あくまで、保守に到るまでの時間を稼ぐ物であり、エラー訂正回数が頻繁にあるとハングアップします。 Q/その機能があれば何かソフトを使っていたら何の脈絡もなくOSがハングアップするという現象が起きなくなったりするのでしょうか? A/特定のハードウェアが原因のエラーに関しては、多少低減できます。ただし、明らかなハードウェア障害が発覚し、エラーが連続するバースト状態になると訂正は通用しません。このエラー訂正は、あくまで初期の誤りを検出してから保守に入るまでの時間を稼ぐと同時に、早期にエラーを報告するためのもので、完全に全てのエラーがなかった物になるという意味ではありません。 これは、高信頼性のサーバやワークステーションにおいて使われます。通常、この手のエラー訂正を必要とするハードウェアは、標準またはオプションのミドルウェア環境またはOS機能として、問題を収集するエラーコレクト機能を提供しています。もしも、物理エラーやその訂正を検出した場合、そのエラー情報を収集し、管理者に即座に送信します。 この情報を元に、ワーニングであれば、日取りを決めて保守点検を行います。危険度の高いエラーであれば、即日または翌日の最も業務が集中しない時間帯に停止し保守部品の交換を行います。 尚、この機能による障害の把握及び修正はあくまでCPUやメモリの範疇に限ります。これ以外のパーツによる障害を検出できるわけではありません。 ということになります。一般のユーザーにはこの恩恵はほとんどないと思いますが・・・。 長期保守を含めたサポート体制を持っている環境や、保守部品を所有している管理者なら意味があるかもしれません。 これが、Xeonサーバの強みでもあります。間違ってはいけない点として、その機能は常に頼るためにあるのではなく、障害を最小限に留め、影響を最小に抑える一つの要素として存在します。アプリケーションが持つ固有のエラーなどを修正する機能はないのでご注意下さい。
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- yamato1957
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Xeonはサーバ向けのCPUです。業務で使うマシンがすぐにハングしたりSTOPしたりすると大変です。そのためにこのクラスのCPUにはデータ転送時にパリティチェック機能というのを付加してデータ処理をおこないます。またメモリにもECCというエラー訂正機能を付加した物を同時に使います。これによってデータ処理、転送に確実度が増します。これが業務用のCPUの特徴です。 Xeonを購入してパソコンをくみ上げることは出来ますがメモリもECC対応でないと意味が無いです。結構お値段高いですよ。
お礼
ECC対応メモリじゃないと意味がないのですか・・・ メモリのみならずそれに対応したm/bもかなり高価ですよね エラー訂正機能は喉から手が出るほどほしいのですが それを使うのには相当お金が必要そうですね。ありがとう ございました
お礼
仰る通り、一般ユーザーは殆ど恩恵に与れなさそう ですね・・・。素直に民生用のCPUで組もうと思います 回答ありがとうございました!