「底ひ」の正しい発音はどちら?

このQ&Aのポイント
  • 「底ひ」という言葉には「ソコイ」という発音と「ソコヒ」という発音があります。古語辞典では「ソコヒ」と書かれていますが、人によっては「ソコイ」と発音する人もいます。しかし、発音については意見が分かれており、結社によっても違いがあります。正しい発音はどちらなのでしょうか。
  • 「底ひ」という言葉の発音について、意見が分かれています。一部の人は「ソコイ」と発音し、一部の人は「ソコヒ」と発音しています。古語辞典では「ソコヒ」と書かれていますが、結社によっては「ソコイ」を正しい発音としている場合もあります。正確な発音はどちらなのでしょうか。
  • 「底ひ」という言葉の発音について、意見が分かれています。一部の人は「ソコイ」と発音し、一部の人は「ソコヒ」と発音しています。この違いは結社によってもあります。古語辞典では「ソコヒ」と書かれていますが、一方で「ソコイ」を正しい発音としている場合もあります。正しい発音は一体どちらなのでしょうか。
回答を見る
  • ベストアンサー

「底ひ」の読み方

「底ひ」という言葉があり、 発音するときは「ソコイ」と言う人と、「ソコヒ」と言う人がいます。 旧かなかつ古語だとおもうので、「ソコイ」のような気もしますが、辞書や古語辞典に「ソコヒ」と書いてありました。 こんなことがありました。 句会で句を読みあげるときこの「底ひ」を「~ソコヒ~」と発音したら、 野次が飛んできて「ソコイっていうんだよ!」 と、言われました。 しかしこの野次を飛ばした人は、「春愁(しゅんしゅう)」を「しゅんじゅう」と読み間違える人です。 知識に穴があり、信用できません。 しかもまた、いい加減な見た目のおばさまが「そうだよ!! 『イ』って読むんだよ!」 と、合いの手を入れるかのように言ってきました。 このおばさまも読み間違えの多い人です。 また、上記のおじさまとおばさまに注意されたことから、ためしに他結社の句会で「ソコイ」と読んだら、「ソコヒって読むんですよ」と諭されました。 みんな言うことが違うのです・・・。 「ソコヒ」「ソコイ」発音はどちらが正しいでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • garamond
  • ベストアンサー率53% (1119/2111)
回答No.4

#3です。 国語辞典の扱いを御覧ください。 『大辞林』 >そこい[―ひ] 【底▽方】  きわまる所。はて。きわみ。限り。  天地の―の裏に我(あ)がごとく君に恋ふらむ〔出典: 万葉 3750〕  →(句)底方(そこい)も知らず http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%9D%E3%81%93%E3%81%84&stype=1&dtype=0&dname=0ss >底方(そこい)も知らず はてもなく深い。限りがない。  棹させど―ぬわたつみの深き心を君にみるかな〔出典: 土左〕 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch/0/0ss/111470000010/ 『大辞泉』 >そこ‐い〔‐ひ〕【底▽方】 行きついてきわまる所。限り。奥底。はて。 「濃き藍いろの目には、―知らぬ憂ありて」〈鴎外・うたかたの記〉 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%9D%E3%81%93%E3%81%84&stype=1&dtype=0&dname=0na これらの辞書が見出しの表記を「そこひ」ではなく「そこい」としていることの意味をお考えください。 もとをただせば、歴史的仮名遣いでは「そこひ」ですが、たとえ古典であっても、現代では「ソコイ」と読むから、 そこい[―ひ] とするわけです。 俳句や短歌だけは別だと主張する方の御意見は、それとして承っておくということでよいと思います。

pina88888
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 自分の手持ちの広辞苑と三省堂国語辞典には、「底ひ」としか載っておらず、 >そこ‐い〔‐ひ〕【底▽方】 とはなかったので、てっきり「ソコヒ」としか読まないものと思っていました。 なぜか手持ちの古語辞典も同じでした。 辞書もいろいろ持っておかなくてはと思いました。 『大辞林』や『大辞泉』も手に入れたいと思います。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • garamond
  • ベストアンサー率53% (1119/2111)
回答No.3

白内障、緑内障の場合は、現代でも「ソコヒ」と言います。 「底ひ無き…」「底ひも知らぬ…」といった雅語の場合は「ソコイ」が普通です。 「ソコヒ」と読んでいけない道理はありませんが、「なぞへ」を「ナゾエ」ではなく「ナゾヘ」と読むのと同断です。 >「ソコヒって読むんですよ」と諭されました。 その人に言うときはその通りにしておけばいいでしょう。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15295/33014)
回答No.2

 僕は何とも思わず「ソコヒ」と発音してきたので、ご質問を見て、慌てて下記を見ました。  http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/130456/m0u/%E3%81%9D%E3%81%93%E3%81%B2/  「ソコヒ」の項には「底翳」「内障」の漢字があり、「眼球内に障害があって物の見えなくなる病気。ひとみの色によって、白そこひ(白内障)・青そこひ(緑内障)・黒そこひ(黒内障)とよばれる。内障眼。→上翳(うわひ)」とあります。  「ヒ」の項には「目翳」の漢字があり「眼球にくもりを生じて目が見えなくなる病気。そこひ・うわひなど。〈和名抄〉」とあります。 『日本国語大辞典』では「ソコイ」に底方、底意、の二語はありますが目に関するものはありません。  「ソコヒ」では、「眼球内の疾病。黒内障、白内障、緑内障などの総称」→上翳(うわひ)」とあります。文明本節用集が出ています。  文明本節用集は1474年、実隆公記(長享三年)にも出ていますが1479年です。 http://www.weblio.jp/content/%E3%83%8F%E8%A1%8C%E8%BB%A2%E5%91%BC%E9%9F%B3  上記にあるように語中語尾のヒがイになる「カ行転呼音」平安(一部にはもう上代から)あり鎌倉時代に一般化した音韻変化の一部です。  「ソコヒ」の語彙は、ハ行転呼音に影響された「底方」「底意」のあと「ソコ」+「ヒ」として、すなわち「語中」という意識無しに比較的新しく創られたため、語中に「ヒ」があるように見えるのではないかと思います。  僕は「ソコヒ」が正しいと思います。

pina88888
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 わたしも昔から「ソコヒ」と思っていました。 ちなみに手持ちの広辞苑には「底ひ」とあり、意味しか載っておらず、 「底い」とはなかったので、「ソコヒ」としか読まないとばかり思っていました。 わたしも「底」+「ひ」なのだとおもっていました。 >「ソコヒ」の語彙は、ハ行転呼音に影響された「底方」「底意」のあと「ソコ」+「ヒ」として、すなわち「語中」という意識無しに比較的新しく創られたため、語中に「ヒ」があるように見えるのではないかと思います。 回答ありがとうございました。

  • key00001
  • ベストアンサー率34% (2878/8340)
回答No.1

指摘する方が野暮で、俳句が判ってないなぁと思います。 どちらでも構いませんよ。 文語での古語表記を、古語発音するか、現代語発音するかだけのコトです。 もし平安風の短歌なら、発音も「ソコヒ」とすべきでしょうね。 しかし現代語では、文語・口語ともに「底い(ソコイ)」で通用します。 そのいずれで発音するかは、質問者様の感性です。 句会における質問者様の作品なら、質問者様の発音・読み方が正しいです。 質問者様の感性・語感で決めて下さい。ソレが正解です。 「この句は現代句なので、『底ひ』と書いて『そこい』と読むんです」などで構いませんし、それによって、自由で洒脱な俳風になろうかと思います 逆に、短歌や古(いにしえ)に着想を得たり、思いを馳せた様な句であれば、現代風に「ソコイ」と発音しちゃうと、台無しになってしまうかもしれません。 敢えて「ソコヒ」と発音した方が、情緒がありますよね。 厳密に申せば、古語発音を現代人が多少真似てみたところで、当時と現代では、速度やイントネーションが全く違うんですけどね。 それでも自分なり自由に、雰囲気などを楽しむのが、俳句の世界かと思います。 俳句は、一字一句にこだわって、「こう読まねばダメ」じゃないです。 むしろ、こだわりが一番の敵でしょう。 「こう詠んだ方が良くない?」の世界で、最後はそれに共感するかどうか?ですからね。

pina88888
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 てっきり「ソコヒ」だとずっと信じていたので、ためになる回答でした。 古語にも興味があり、古いよいことばを俳句に取り入れるようにしています。 句の世界観に合わせて、読み方を考えてみようと思います。 ありがとうございました^-^/。

関連するQ&A

  • 浮世風呂について2

    浮世風呂について2 角「おまへの伯母さんは能伯母さんだね。そしておまへのおツかさんも気がよいからよいがね、わたしのおツかさんはきついからむせうとお叱りだよ。まアお聴な。朝むつくり起ると手習のお師さんへ行てお座を出して来て、夫から三味線のお師さんの所へ朝稽古にまゐつてね、内へ帰つて朝飯をたべて踊の稽古からお手習へ廻つて、お八ツに下ツてから湯へ行て参ると、直にお琴の御師匠さんへ行て、夫から帰へつて三味線や踊のおさらひさ ト此内いきをきらずにスウスウといひながらつづけてはなすこれすなはち小娘の詞くせなり 其内に、ちイとばかりあすんでね、日が暮ると又琴のおさらひさ。夫だからさつぱり遊ぶ隙がないから、否で否でならないはな。わたしのおとつざんは、いつそ可愛がつて気がよいからネ、おつかさんがさらへさらへとお云ひだと、何のそんなにやかましくいふ事はない。あれが気儘にして置ても、どうやら斯やら覚るから打遣て置くがいい。御奉公に出る為の稽古だから、些と計覚れば能とお云ひだけれどネ、おつかさんはきついからね、なに稽古する位なら身に染て覚ねへぢやア役に立ません。女の子は私のうけ取りだから、おまへさんお構ひなさいますな。あれが大きくなつたときとうかいとやらをいたします。おまへさんがそんな事をおつしやるから、あれが、わたしを馬鹿にして、いふ事をききません。なんのかのとお云ひだよ。そしてね、おつかさんは幼い時からむしつとやらでね、字はさつぱりお知りでないはな。あのネ、山だの、海だのとある所の、遠の方でお産だから、お三絃や何角もお知りでないのさ。夫だから、せめてあれには、芸を仕込ねへぢやアなりませんと、おツかさん一人でじやじやばつてお出だよ。アア、ほんとうに 現代語訳をお願いします。 より分りやすくしてください。

  • ひじょーにはずかしいのですが。

    今のところ妊娠をしても良い状態なので、生だしのエッチをしていますが、 いつも思うのですが、男の方はシャワーですっきり流す事が出来ますが、 女性の方は、どうしているのでしょうか? もちろん、エッチのあとは、シャワーで、丁寧に洗っています。 でも、やはり、エッチをした次の日などはトイレへ行くたびに、 あそこが匂ってしかたがありません。 こういうものなのでしょうか? どうも、その匂いは、やはり、旦那の精液の匂いのような気がするのですが・・・。 なんだか、「体内で醗酵しているんじゃないか?!」と、心配になったりします。 良い解決法を、教えてください。

  • どきどきわくわくへらへらうひょうひょ??

    なんか、音を言葉で表すみたいな言葉があるじゃないですか。 鳥がぱたぱた空を飛ぶとか、雲がもくもくと出てきたとか、胸がどきどきとか心がわくわくとか・・・。 でも擬音語って、人によってイメージ??に違いがありますよね? 胸がどきどきは、なんで、どきどきってのが普通に使われるようになったか知りたいんです!! 胸といったら、たいていの人が当たり前のように擬音をドキドキと連想するのが不思議。ふらふらと聞くとみんな力がないようにイメージするのが不思議です。 へらへら笑うとかだと、へらへら?ってどうゆう笑いなの?と聞きたくなるのに、みんなが当たり前のようにへらへら笑うを笑い方のひとつとして認識するのが不思議でしょうがありません!!どうかこのもやもやする謎を教えてください!! あ、それとついでに、 「うひょうひょ」って、どうゆうふうなときに使う擬音語なのか教えて! ぼくは、「うひょうひょ」は楽しいイメージがあると言ったのですが、友達は、なぜかエッチなイメージがあるというんです!言われて見れば、確かにうひょうひょ・・・う~ん。。。。 「うひょうひょ」の使い方の例文?みたいなのを教えてくれるとわかりやすいのですが・・・

  • 「い」か「ゐ」か「ひ」か?

    「おいしい」を意味する、「旨い」を歴史的仮名遣いで書き表す時は、「うまい」でしょうか「うまゐ」でしょうか、それとも「うまひ」? よろしくお願い致します。

  • 「そして最後にひけーしは」の「ひけーし」とは何ですか?

    よく人物紹介をするくだりなどで、「そして最後にひけーしは」という文句を聞くことがあるのですが、この「ひけーし」とは何のことなのでしょうか? ひけし=火消し?ひけいし?ひけえし? …お分かりになる方いらっしゃいませんでしょうか?

  • ひょえ~

    「ひょえ~」の語源は何でしょう? いつ、だれが使い始めたのでしょうか?

  • 「ひょん」なことから

    「ひょんな事で・・・。」の「ひょん」ってどういうことからきているのですか?

  • 「ひょっとして」の“ひょ”って?

    「ひょっとして」と言いますが、その“ひょ”とは どういう意味でしょうか? ご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。

  • ひょんなことからの“ひょん”って?

    何から来ているのですか?

  • おひさま

    戦中・戦後という特殊な時代環境とはいえ、ドラマのなかでの嫁姑の関係には違和感をかんじます。 さらに、本日放送の場面・・・仲の良い夫婦が、町中のひるひなか手を取り合ってじゃれ合う等あの時代にありえることでしょうか?