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原発事故 二次三次対策

y0OilIo1lmの回答

回答No.3

具体的な方法論はともかくとしまして、 「設備に費用がかかるのは分かりますが、事故が起こってからの対策費より安く済むだろうし、人命や環境を脅かすことも少なくなる。」 この部分、まったく同感です。 昔アメリカの原子力関係の学者でしょうか、詳細は分かりませんが、『アメリカのような広い国ですら原発事故が起こったときに大変なことになるのに、日本のような狭い国で、もし事故が起こればどこに逃げるのでしょう?』と言った人がいたらしいです。 原発がコントロール出来なくなった時の恐ろしさを考えればコストなどとは言っておれないはずです。立地条件を満たす土地は非常に限られるでしょうが、流量の多い川の流れている山間部の地下に原子炉を作り、最悪の場合は水没させるような方法があります。これは海岸部の高台にもあてはまります。その場合は海水を引き込めるようなごくシンプルなシステムを用意しておきます。要するに最後手段はまさにシンプル イズ ベストで用意しておくべきだと思います。 今回も世界的に原子力政策を見直す動きが表面化してきました。原子力の利用に際しての事故が、人類の歴史を変える可能性があるほど大きな問題であることを考えれば常に最悪の場合まで考えておく必要があります。 もっとも確実な方法は『ウランちゃん、さようなら、地下深くで昔のようにおとなしく眠っていてね』なのですがそうはいかないでしょう。日本で言えば明治時代やさらには江戸時代の生活、西洋で言えば中世時代の生活、個人的にはそのような生活が人間としてのもっとも幸福な生活だとは思いますが、ほとんどすべての人がそれは嫌だというはずです。 今回も一時的かつ世界的に原子力利用の見直し運動が広がっています。しかし何年か経てばもう忘れ去られていくのが目に見えています。危惧を抱いてもどうにもならないのでしょうね。

noname#131337
質問者

お礼

ご回答有難う御座います。 正に言いたいのはその部分です。 代弁して頂いた様な気持ちですね。 事後対応を見ていると、本体に対していくら何重にも対策が施されているとはいえ、最終的な対策が破られた時の想定が出来てない様に思うのです。 原子炉が建屋にはそれなりの対策が施されている。 しかし放射線物質が万が一拡散した時の対策って取られてるのかなと思いまして。 自衛隊や東電・下請けが身を盾にして命懸けで頑張っているのは分かります。 でも身を盾にしなくて済む方法があったのではないか。 それが素人考えですが前述の水力発電による電力確保、水を噴水する事による拡散防止、その最後の始末としての排水設備であるのです。 考えればもっと実用的な案も出てくるでしょうが、素人の私がそこまで想定できるのに何たる無力さなのかと。 で、命を懸けてやっている時点で、人間の扱える域じゃないといいますか…。 最悪の事態になった時、結局は指をくわえて見ているだけしか出来ない様な気がして。 そんな物を本当に造って良いのか…もう神の域じゃないと扱えない代物ではないか…そう思うのです。 本当コスト云々の問題ではないと思いますね。 それもクリア出来ないなら、作って管理できる体制以前の問題といいますか…。 国家レベル、いや世界規模の大問題からね。 自然保護団体には属していませんが、こういった成長期における身勝手さが地球上ならず地球そのものを蝕み、冒涜している気がしてなりません。 自分もその恩恵は充分に受けていて発言できる立場ではないんですけどね、最終的にはそういった方向性にまで及ぶ話だと思うんです。 やはり人間は地球という母体に寄生する存在であり、そこに共生の文字は無いのかなと。

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