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原発の損害賠償は誰が払う?

radioman_2011の回答

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回答No.4

すこし詳しく回答します。 原子力損害賠償法という法律がありまして、原発事故による被害は、すべて事業者(今回は東電)が賠償することが決められています。賠償責任は無限です。 原発は原子力賠償責任保険という保険に入ることが義務づけられています。事故に際してはここから保険金が支払われます。上限は一基あたり1200億円で、それ以上の損害賠償は事業者が負担することになってます。この保険は天災による事故の場合は支払われません。このため国と事業者は原子力損害賠償保証契約を締結しており、保険金が支払われない場合に、国が1200億円を支払う契約になっています。 原子力損害賠償法には、「異常に巨大な天災地変または社会的動乱」による場合は政府が「必要な措置」を取る、という例外規定があります。この規定については、国会での政府答弁などから、「人間の想像を超えるような非常に大きな天災地変が起こった場合にだけ、初めて免責を認める」となっており、「関東大震災でもこうした災害には当たらない」ことが確認されているため、今回例外規定は適用されない見通しです。 今回は東電がつぶれるギリギリまで損害賠償することになるでしょう。東電をつぶさないために国が債務保証をしたり無利子無担保の融資をするなどの方法が考えられています。最終的には電気料金を値上げしたり、国民の税金を投入して東電が救済されることになります。他の電力会社と契約しているひともこの負担を逃れることはできないでしょう。

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