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もし原発の電力と水が回復したら
もし原発の電力と水が回復したら、海水の塩で配管がつまらないように、どんどん真水を入れて中の塩を洗い流さないといけないですよね。 一緒に放射性物質が大量に出てきますが、これどうするんでしょうか?
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すでに回答してくださっている方の仰るとおり、 海水注入した炉は再生不可能で廃炉確定でしょう。 以下は、あくまで私の見立てです。 今回の海水での冷却によって塩分が蓄積することは ご指摘の通り、十分起き得るでしょう。 しかし、主要な冷却系統の配管は、 それでつまってしまうほど細くないと認識しています。 したがって、すでに海水注入をしたいま、 冷却に使用するものは海水でも真水でも構わないと思います。 原子炉の設計図に基づいて定量的に解析したわけではないですが、 発電所の主要配管の直径を考慮すると、深大な懸念ではないと思います。 どのみち、冷温停止ができるまで海水を循環させれば、 海水は飽和溶液でないので、なんとかなると思います。 また、 建屋が破損したり、格納容器に損傷の可能性があったりする現状で 冷却水を循環させることは放射性物質の放出を増加させる懸念も ご指摘の通り、ありますよね。 ただ、今は使用済み燃料棒の大気への露出や 炉心溶融などによる放射性物質の放出を抑えることが先決です。 飛散してしまった放射性物質については、 拡散と減衰による希釈を期待するしかないと思います。 (放射性物質はウィルスや細菌のような自己増殖機能を) (ほとんど持たず(皆無ではない)、また、時間が経てば) (勝手に放射能を失います。) 原発周辺に漏洩した放射性物質については、 冷却が一段落した後に封じ込めの措置が採られるべきでしょう。 参考として、沸騰水型原子炉の解説記事URLを下に付けておきます。
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- MVX250F001
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仮に漏れだしたとしても、どうにもなりません 核燃料そのものなど、高レベルの放射能を出さないようにするのが先決なので、冷却水など低レベルの放射能漏れは、この際仕方ないことです 低レベルの放射能漏れを防いだために、高レベル放射能が漏れたら元も子もありません
海水注入時点で廃炉決定です。 いくら配管を洗おうが炉は再生不能です。 技術、機能云々より同じ炉を使用することは世論が許さないでしょうし、そんな根性東電にはありません。
補足
炉の再生ではなく冷却を維持するために必要だと思うのですが。
- benriji
- ベストアンサー率19% (63/317)
海水注入イコール廃炉だから配管のつまりは別に問題ないんじゃないですか
補足
冷却水を注入する配管、圧力を逃がすための配管・弁が失われると致命傷だと思うのですが。
- aokii
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どうにもできません。
お礼
御回答ありがとうございました。