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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:日本農業の将来は大規模化だけか?)

日本農業の将来は大規模化だけか?

このQ&Aのポイント
  • 日本の農業の将来について、大規模化だけが問題の解決策ではないかという疑問があります。
  • 米国や豪州の農業の規模は非常に大きく、日本が追いつくことは難しいかもしれません。
  • しかし、日本のコメは他の国のコメとは異なる特徴があり、海外への輸出にも潜在的な需要があるのではないかと考えられます。

質問者が選んだベストアンサー

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  • tac48
  • ベストアンサー率36% (339/932)
回答No.23

原点に立ち戻って、、、。 全員ではないでしょうが、そして私は東南アジアは詳しくないので断言はできません が、日本の米を高評価する中国人は多いです。国内のお米は自由に売買可能ですが、 中国への輸出は中国側の規制で厳しく制限されています。ですから、とんでもない 高値で販売されていますが、それなりに売れているそうです。自由化が進めば、 これまでの常識(米なんて海外への輸出なんて大量にはできない)、だって1kg当り 341円もの関税をかけて守っているんだから、日本の米作は潰れるというものは、 すでに変わっている可能性もあります。大規模化せずに、品質重視でアジアやロシア を中心とした輸出産業になる可能性を秘めている数少ない農産品だと思っています。 ただ、この場合は国内の需要を満たすためとか、国防的な考えを一切捨てないと 生き残れないでしょうし、我々日本人も一部のお金持ち以外は食べられなくなるで しょうね(涙)。 一方、出口が見えない農産品の方が多いと思います。お隣の韓国では、すでに零細 畜産農家の保護を諦めたと報道されました。本当に切り捨てるかどうかはわかりま せんが、自由化はOk、すべての関係者はハッピーなんていうことはありえないと 思います。日本も同じです。畜産物や、乳製品、小麦のように政府が価格に口出して、 農家を徹底的に保護する政策をひいているものは、ものすごい構造転換を準備しない と、既存農家も全滅、新しい農家、農業法人も育たないというダブルパンチになる 危険があると真剣に思います。 価格というものは、農産物や一部のものなどを除き、政府、生産者に決める権利は ありません。それどころか、海外の割安製品と競争しなければならず、本当の意味 でのブランド価値を創造することに血眼になっています。シャープのような超優良 企業でさえ、亀山工場生産というブランドを持続することができませんでした。 本当の意味での品質の違いが生産地という言葉で代表されなけば、ブランドでは ないのが普通です。言葉は悪いですが、中味やサービスではなく名前だけで高く 買う消費者がいることに大成功と考える生産者がいるとすれば、その評判を勝ち取る 努力をしてきた人たちに無礼なだけでなく、幸福になる壺や元気になる石を売って いる人たちと同じです。 昭和の時代、日本の製造業は自由化の波の中で数えきれない数の真面目な会社が 消えて行きました。でもそれ以上に生き残った会社が多く、さらにその中には 素晴らしい会社がたくさん生まれてきたわけです。単純にそれが歴史だからと、 平成の農業に当てはめるのはとても危険だと思います。なぜなら、為替水準が 現在とまったくことなるので、海外製品の競争力が当時の工業製品と現在の農産物 では天と地だからです。農政に携わっている人たちは、この辺の事情を良くわかって いるはずです。単純な大規模化など、破滅への最短ルートなんですから。

signak
質問者

お礼

(1)春に桜の下に謡い、秋には月を愛でる。そんな心細やかな日本人が作る「安全でおいしいお米」が世界に受け入れられない筈はない。(2)国辱ものの800%近い輸入関税は即刻やめる。(3)構造改革につながらず、結果的に米価引き下げにしかならなかった「戸別所得補償」は即刻やめる。(4)農民の意欲を削いでしまった世界に類を見ない愚策「減反政策」を即刻やめる。その結果、(5)減反分を増産することにより1俵あたりの生産者単価は引き下げられる。(6)ただし、増産分が国内に出回ると米価の足を引っ張るので、(a)上等米の生産者に制限し、(b)増産分は全量輸出に回すのを原則とする。(7)農家はハチマキをして国会へ行くのでなく、政府、在外公館、商社等の支援を得ながら世界の一流レストラン、ホテルへ売り込みをかける。(8)当初は販売促進コストとして輸出農家に補助金を交付する。 (9)一度「日本の米」を口にした世界の富裕層は中国富裕層のように他国の米は口にしなくなり、そのうち、「日本の米」は世界で引っ張りだことなる。(10)いずれにしても農家は政府に守ってもらって「糊口をしのぐ」のでなく、額に汗して前途を切り開く「ビジネスモデルを打ち立てる」覚悟が求められる。ハチマキして糊口をしのげるなら、私もそうする。

その他の回答 (22)

回答No.22

 今年は、各地にて平年を上回る降雪があったみたいですが、他の産業と違い露天にて営業せねばならない農業、そして石油灯油などでは到底間に合わない日本の気象条件(日照、気温など)は絶対的壁であり、農閑期が発生し、屋内にて毎日生産が可能な家電、自動車、流通サービス、学校学生のような訳にはいかないのは周知の通りであります。日本の農業、綿密な設計を要するとおもいますが。

signak
質問者

お礼

(1) 春に桜の下に謡い、秋には月を愛でる。そんな心細やかな日本人が作る「安全でおいしいお米」が世界に受け入れられない筈はない。(2)国辱ものの800%近い輸入関税は即刻やめる。(3)構造改革につながらず、結果的に米価引き下げにしかつながらなかった「戸別所得補償」は即刻やめる。(4)農民の意欲を削いでしまった世界に類を見ない愚策「減反政策」を即刻やめる。その結果、(5)減反分を増産することにより1俵あたりの生産者単価は引き下げられる。(6)ただし、増産分が国内に出回ると米価の足を引っ張るので、原則として(1)上等米の生産者に制限し、(2)増産分は全量輸出に回すのを原則とする。(7)農家はハチマキをして国会へ行くのでなく、政府、在外公館、商社等の支援を得ながら世界の一流レストラン、ホテルへ売り込みをかける。(8)当初は販売促進コストとして輸出農家に補助金を交付する。 (9)一度「日本の米」を口にした世界の富裕層は中国富裕層のように他国の米は口にしなくなり、そのうち、「日本の米」は世界で引っ張りだことなる。(10)いずれにして農家は政府に守ってもらって「糊口をしのぐ」のでなく、額に汗して前途を切り開く「ビジネスモデルを打ち立てる」覚悟が求められる。ハチマキして糊口をしのげるなら、私もそうする。

  • siege7898
  • ベストアンサー率21% (191/888)
回答No.21

補足をいただいたので付け加えさせていただくと、まず荒唐無稽というのは言い過ぎました。私の主論は、まず日本のコメは、第一に日本人の為にあるということ、輸出は余ったものでいいじゃないかということです。 ジャポニカ種のコメを食べているのは主に日本と韓国、中国だけですので、世界中に輸出する類のものではありませんし、輸出するといってもそれこそ中国等の富裕層向けにちょっとだけの市場しかないですから。 つまり、私のメインの主張である外国のコメに対して価格競争力を持てということは、外国のコメが日本に入ってこないようにする為の策だということです。 前の話で、400万円分のコメを作るのに機械投資が1200万円ということを言いましたが、私の近所にあるそういう農家を見ていますと、大体朝田んぼに出て作業をし、昼ごろ帰宅しているようです。んで大体2週間ほどで田植え、稲刈りを完了しているみたいですが、隣にある同規模の農家と合体すれば、朝田んぼに出て夕方まで作業すれば同様のスケジュールで倍の田んぼに手を入れられますよね。もちろん田おこしやしろかきなどはどのくらいかかるかまでは私はわかりませんが、大体そんなもんじゃないでしょうか?つまり、2件合体して片方に廃業してもらえば1200万の機械投資で800万円分のコメがつくれるはず。日当で計算すれば人件費は同等ですよね、家族経営なら。私が通勤途中にざっと見ていたくらいでこの程度は思いつくのだから他にももっと効率化できる余地はあるのでは? 製造業のようにまでとは言いませんが、せめてこのぐらいの努力はして欲しいものです。 ただ、それには大きな壁があるのも知ってますけどね。農家の皆さんは、土地にたいして並々ならぬ愛着を持ってらっしゃいますから。先祖代々のみんなで開墾して耕した土地と水に愛着を持つのは当たり前だとは思いますが、もはやそうも言ってられないと私は思います。ここは思い切って改革するいい機会だと思いますよ。

signak
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • pigonnp
  • ベストアンサー率10% (1/10)
回答No.20

TPPと聞くと日本の農家は大丈夫かと不安を感じますが、実は結構安心です。なぜなら日本の農産物の顧客はほとんどが一般家庭やちいさな食堂だからです。もしもスーパーで中国産農産物が売られていた場合誰が買うでしょう?一般消費者は購入するときに、目に見えない有害物質の混入を判断することができません。だから、国内産表示の農作物、肉類は米国、豪州産までしか購入できません。スーパーはいくら安くても売れない生鮮食品を並べるわけにはいかないため店頭に並ぶことはありません。 一方で加工食品や大手外食店の食材は外国産が使われています。これは、企業が食材の品質検査を行うことができるからです。 つまりTPPによって何が起きるかというと、外食店の価格が下がり、加工食品が安くなる。スーパーの肉と果物が安くなる。野菜の値段は変わらない。これによって被害を受けるのは、食肉農家と一部果樹園のみという構図が見えてきます。TPPによって日本の農家が全崩壊するというような危機感はマスコミが作り上げた過剰反応だと私は思います。妙案といわれると答えがないのですが、妙案なしでも問題はないと考えます。

signak
質問者

お礼

(1) 春に桜の下に謡い、秋には月を愛でる。そんな心細やかな日本人が作る「安全でおいしいお米」が世界に受け入れられない筈はない。(2)国辱ものの800%近い輸入関税は即刻やめる。(3)構造改革につながらず、結果的に米価引き下げにしかつながらなかった「戸別所得補償」は即刻やめる。(4)農民の意欲を削いでしまった世界に類を見ない愚策「減反政策」を即刻やめる。その結果、(5)減反分を増産することにより1俵あたりの生産者単価は引き下げられる。(6)ただし、増産分が国内に出回ると米価の足を引っ張るので、原則として(1)上等米の生産者に制限し、(2)増産分は全量輸出に回すのを原則とする。(7)農家はハチマキをして国会へ行くのでなく、政府、在外公館、商社等の支援を得ながら世界の一流レストラン、ホテルへ売り込みをかける。(8)当初は販売促進コストとして輸出農家に補助金を交付する。 (9)一度「日本の米」を口にした世界の富裕層は中国富裕層のように他国の米は口にしなくなり、そのうち、「日本の米」は世界で引っ張りだことなる。(10)いずれにして農家は政府に守ってもらって「糊口をしのぐ」のでなく、額に汗して前途を切り開く「ビジネスモデルを打ち立てる」覚悟が求められる。ハチマキして糊口をしのげるなら、私もそうする。

noname#160718
noname#160718
回答No.19

 農業というのは「国民の食料生産」ですから、単純に「産業として自立しろ」と言えば済むようなものではありません。  というより、どんな産業でも同じです。自動車も家電もITも金融ですらも、国が多額の税金を投入して成立しているのではありませんか?別に日本に限らず、どんな国だって「産業」の保護は国の責務です。どんな産業を保護してどの産業を切り捨てるか、という判断があるだけです。  これまで農業は、生産物の価格を自分で決めることができませんでした。国が価格決定に大きく関与していたからです。今でも農産物のほとんどはそうです。数少ない「ブランド化」に成功した農産物だけが、「自分で決めた価格を世に問う」ことができているだけです。  国が価格を決めているのは「国民の食料が大きく価格変動してはまずい」からです。天候不順で米の収穫が2割減少したからといって、価格が3倍に跳ね上がったらパニックが起きてしまいますから。  ですから現在でもほとんどの農産物は、生産者に価格の決定権がありません。これが工業製品との決定的な違いです。  その中で農家ができる努力はコストダウンしかないのです。  大規模化はそのほとんど唯一の手段ですが(他でできるコストダウンの手段は既にネタ切れです・・)、それも日本の国土の狭さ、人件費の高さから、それで輸入品に「価格競争力」が生まれる、と考えるのはお気楽に過ぎます。  日本で10ヘクタールの水田を持っている農家はまだ少ない、というよりそんな土地を確保できる地域が少ないわけですが、アメリカやオーストラリアじゃ、そんな「猫の額ほどの土地」で農業が成立するなんて誰も夢にも思っていません。  ですから日本の場合、大規模化しても何らかの「付加価値」をつけて価格を高く売らないと、とても生き残れないでしょうね。  「市場価格」とは、ほとんどの産業では生産者が決めるのではなく消費者が決めるものです。車や家電だって、消費者が「適正な価格だ」と認めれば売れるし認めなければ売れないだけです。農産物もまったく同じです。生産者ができるのは、「価格を世に問う」ことだけです。農家は今まで、今でもほとんどの農家が、それすらもできなかったわけです。  国内で5,000円も出せば食べることができる肉を香港の五ツ星レストランで200$を出して喜んで食べる、というのは、そのレストランに「ブランド価値」を認めているからです。それがブランドというものでしょう。同じ金額を松阪牛のステーキ屋で出せばもっと美味しい肉を食べることができるのは確実ですが、それより「香港の五ツ星レストラン」の方が価値が高い、と認める人はいますし、いて当然です。逆の選択をする人がいても当然ですし、地方都市の無名のステーキ屋で5,000円出してステーキを食べてもまったく正当です。価格ほどの味の差はあり得ませんが、「店のブランド価値」に金を出すわけですから。  50万円のヴィトンのバッグが、本当に50万円に値する品質がある、と信じている人はいないでしょう。「ヴィトン」というブランドに50万円出しているわけですよね。  農産物にはそれを認めない、というのは、まるで社会主義の計画生産を推奨しているようですね。  ごく特殊な一部を除いて、製品やサービス提供者には「価格を決定する」権利などないのです。あるのは「価格を世に問う」ことだけです。  その価格が適正かどうかは消費者が判断するのです。適正だと認められた商品は売れるし認められなかった商品は売れない、というだけの話です。  農産物は今まで、今もほとんどがその「世に問う」権利すら認められていなかったのですが、世に問うて認められた「ブランド」品も、認められるまでには血の滲むような努力をしていますし、認められたブランド価値を維持するためにも、やはり血の滲むような努力をしています。あぐらをかいていい加減な値付けをしているわけではありませんし、そんな値付けが社会に通用するわけがないでしょう。  それを既得利権扱いされたのでは、そりゃ農家は激怒するでしょうね。  中国のデパ地下も都市の「目利きの」高級スーパーも、地方のスーパーも、本質は同じです。小売り側は買い手が求めるモノを仕入れるよう努力し、農家は小売りに求められるモノを努力して生産しているだけです。普通のスーパーにも品質の良いモノはたくさんあります。同一農家が同じ生産物を両方に出荷していることも多々あります。  あとは「高級スーパーのブランド」に価値を見いだしている消費者がどれだけいるか、だけです。

signak
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • nasi000
  • ベストアンサー率19% (100/514)
回答No.18

勘違いしている人が多いですが、TPPに日本が参加すると日本の農家への補助金や助成は今よりも多くなる予定になっています。 TPPへの参加が推進されている主要要因は、日本の輸出産業を守るためです。いわば輸出産業の保護政策として行われようとしているものです(ここ20年、日本では輸出産業保護政策が数多く行われ続けており、今や輸出産業は農業以上の保護産業化している状態です)。 日本でのTPPの議論では輸出産業を守るためなら、生産性の弱い農業が犠牲になってもしかたないという考えで進められています。その為、TPP参加したらどうやって農業を守るのか?という議論とならざるを得なく、これまで以上の補助金や助成金を付けることで、農業を守ろうと日本の政界、財界、官界の有識者は動いています。 実際、日本は山谷だらけで対抗するだけの広大な農地など存在していませんので、そのような方向に結論が進むのは当たり前です。日本で農業を大規模化したところで、米国などと比べれば、子猫と虎ほどの力の差となります。すぐに食い潰されます。 今後の農業へはこれまで以上の補助金や助成を行うことで農業を守る方向で動いていますので、TPPに参加すれば日本の農業のゆがみはより一層ひどくなることでしょう。 またTPPの大きな問題は農業以外の数多くの分野においても、日本にとって不利で不公正な経済協定になる可能性が極めて高い内容で進められているところにあります。打撃を受けるのは農業産業だけの話ではないのですが、なぜか大手マスコミはその事は一切報道しません。

signak
質問者

お礼

ありがとうございました。

signak
質問者

補足

ありがとうございます。結論は日本の農業に未来はないということになりますか。

  • siege7898
  • ベストアンサー率21% (191/888)
回答No.17

再度失礼します。 私の持論を整理させていただきますと、まずコメに限って言えば、土地を合体させることが出来る立地条件なら合体させて大規模化、そして外国産のコメに価格の面で対抗しろと。土地の集約化が出来ない立地なら、高級料理店や富裕層向けに付加価値のある、いわゆる高くておいしいコメを作れと。山間部の棚田なら、自治体と連携でもして観光産業への道を開拓しろと。そのどれも出来ないなら畑作にチェンジするか廃業して別な仕事を探せと。何が気に入らないかというと、農家が所得補償政策に甘えてるのが気に入らないんですよ。少なくとも私には、農家は大した努力もせずに自分らを守れ守れと要求ばかりしているように思えますので。 誤解されたくないのですが、私がコメの値段を下げて欲しい一番の理由は、コメを輸出するなどという荒唐無稽な考えからではなく、あくまで外国のコメ(インディカ種を除く)を食べたくないからなのです。日本の高度成長を支えた製造、技術産業のように、農家ももっと精進して欲しいものです。

signak
質問者

お礼

ありがとうございました。

signak
質問者

補足

ありがとうございます。「コメを輸出するなどという荒唐無稽」という根拠を少し説明していただけませんか。現に日本のお米を中国の富裕層が買っているようなんですが。

  • tac48
  • ベストアンサー率36% (339/932)
回答No.16

また、農家を怒らせそうですが・・・(苦笑)。 日本の農業を守らなければならないのは、あくまでも世界が国という単位で動いている 以上、飢餓が戦争を生みかねない中で、それぞれの国での義務だからだと思うわけです。 農業という特定産業の失業問題ではないわけで、その辺がいつもまざって議論されること から結論が出ないんだと思うのです。ご質問が大規模化以外あるかということですので、 大規模化も必要だし、それ以外に多様化も必要だと思うわけです。失業問題としての 農家の保護は大事な話ではありますが、それと農業の未来とは別物なのです。それを ひとつにしちゃえば、農家のエゴで1000円しか市場価値のないものを3000円で売ろうと ブランド化を進めたり、日本の農産物があたかも安全のように宣伝されるわけです。 口蹄疫問題じゃあ、政府の一番早いアナウンスは、食べても安全であります。でも、既存 の貧しい発生国からは、ずっとバイ菌扱いで輸入を禁止してるんであります。野菜なんか に比べりゃあ、とんでもなく高い品質管理をしてると、消費者の私でも食肉産業に対しては 思いますが・・・でも残念ながら少数の狂牛病発生国です。それを理由に日本の牛肉は 危険と輸入禁止措置をしている国がありましたが・・・政府の発表は、他の発生国の対応 がいかにずさんで危ないかばかりで、自国の牛肉が他国からバイ菌扱いされている事実 について多くを語ろうとしないのです。宣伝マンが安全管理している・・・危ない状態を 続けているのが日本の農政です。それを安全だから非効率なままでも守らなければなんて いうのは、宣伝にごまかされすぎかと思うわけです。この辺りの構造は、農家にほとんど 責任はありませんが・・・。 大規模化以前の問題として、現行生産者と農林水産省とか一体化して、プロモーションから 安全管理まで一元化していて、それを票になるからとサポートする政治家が多いので、 市場経済とは別物の社会が出来上がっているわけで、そんなものが永続的に発展していく わけがないのであります。少なくとも、流通、安全からは一体体制を切り離して、きちんと 生産を考えていかないと、消費者は本気になって農家の保護なんて賛成しないんであります。 中国のデパ地下へ行くと、日本の農産物が目が飛び出るような価格で売られています。 手にとってみると、素人の私でもわかる、おいしそうなやつです。そこには、日本の 農家の努力の結晶で、関税、商社マージン、デパートの地代を跳ね返すだけの商品価値 の品が並んでいます。しかも、産地なんか日本であること以外は中国人にはわからない。 ○○産にあぐらをかいて、いい加減な値付けの日本の食品売り場とは一線を画します。 既存利権をご破算にして、日本全国で良いものをいろんな人が作るチャレンジをする・・ その中にいくつか大規模化を受け入れていくしか道はないと確信しています。 ご存知かもしれまんせが、日本にも大都市には目利きを売りにした高級スーパーがある ことはあるのですが、あくまでもごくごく一部のお話です。また、別回答で書きました A-5のステーキディナー(香港)は、5つ星ホテルの最上階レストランのお話でありまし て・・・どのメニューも私の財布からみたらバカ高いのでありますが・・・他の食事と 同じ値段なら200$はとても割安に見えたことも申し添えます。

signak
質問者

お礼

ありがとうございました。

signak
質問者

補足

ありがとうございます。輸出によって農業の将来は拓けるとお考えですか。農産品を輸出品として育てるためには何が必要なんでしょうか。

  • megira
  • ベストアンサー率50% (160/319)
回答No.15

カロリーベースの食料自給率と、農産物の輸出能力とは関係ないですよ。 例えば、食料自給率58%のオランダは、食料自給率122%のフランスよりも農産物輸出額が多く、農産物貿易黒字額もフランスを上回ります。 http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/0314.html 「主要国の農産物貿易」 オランダの場合、野菜と肉類の自給率が200%を超えていて、これらが主要輸出農産物ですが、穀物自給率は日本よりはるかに低い16%しかなく、家畜飼料の多くを輸入に依存しているため、カロリーベース食料自給率では畜産物がほとんど輸入食料扱いになってしまいますし、野菜はカロリーが非常に低いので、農業大国でありながら食料自給率は低いのです。 食料輸出国というのは、はじめから輸出することを前提とした作物だけを大量に生産している一方、それ以外の作物は必ずしも国内自給しようとはしていないので、農産物の輸出も多いが、農産物の輸入も多いです。 国内だけで自給自足するなんていう発想はないのですよ。 そもそもEUは、欧州版TPPみたいなもので、加盟国間の農産物貿易は完全自由化されていますしね。 ただ、日本の米は、現実問題として輸出してもほとんど売れません。 数年前から中国への輸出も始まりましたが、あまり売れないので、輸出量は年々減ってきています。 あまりにも価格差が大きすぎるのです。 輸出する場合、生産コストのほかに、輸送費や検疫検査費用などの分、ハンデを背負うことになるため、 国内価格よりも更に割高になりますしね。 逆に言えば、日本が輸入している農産物も、こうした輸送費や検疫検査費用などのハンデを背負っているわけですので、大規模化によって、生産規模では他国の水準には及ばないまでも、日本国内価格では対抗できる水準に引き下げることができる可能性はあるわけで、大規模化は無意味どころか大いに有効だと思いますけどね。 零細な副業的農家は、どうせ代替わりの際には離農してしまう可能性が高く、そうした農家を保護しても単なる問題の先送りにしかならないですから、規模の大きい主業農家の育成にターゲットを絞ったほうが効果的ですしね。

signak
質問者

お礼

ありがとうございました。

signak
質問者

補足

ありがとうございます。日本の農業が産業として成立するためには大規模化外にはないということになるんですかね。輸入品に負けないだけの価格対抗力を付けて、国内消費を国内産で賄うということなんでしょうか。

  • nasi000
  • ベストアンサー率19% (100/514)
回答No.14

日本の米が旨いから売れると思っているのは、日本人だけ。 日本の米が売れる場所は、その場所の食品が危険だからであり旨いからではないのですね。その危険回避のひとつの方法として日本の米を買う富裕層が一部いるというだけです。 TPPがこのまま進むと10年後には日本もそのような地域となっていってしまう可能性が高い。そうなってしまえば安心安全の食品は日本と中国を中心とした富裕層専用の食品となり、大多数の日本国民は安全基準が極めて低く家畜の餌並の米が日本に大量に流通する事態になってしまいますね。 TPPに日本の食料安全基準を前提にした基準をもうけること。それが出来なければ日本はTPPを脱退する必要があります。 要は日本はTPPを脱退する準備をしてTPP交渉に入ることですね。日本の有識者はTPP参加を前提に話していますが、交渉前から参加決定をするような馬鹿な社長さんは鴨にしかなりません。 TPP参加国のトータルGDPは日米だけで9割です。アメリカの立場からすれば、日本をTPPに参加させなければ、TPPの旨みなどほぼないに等しく意味がありません。 食料自給率100%以下の国が農業輸出を使用など土台無理な話なのですね。もちろん輸出する業者があっても良いわけですが、 食料自給率40%以下の状態で国が輸出を前提にした農業体制にしようなどとは余りに荒唐無稽なアホ戦略でしかないですね。 しかもTPPのアホらしいところは、米国だけが日本市場を食い荒らせるような仕組み化であるところですね。TPPがそんなに素晴らしいなら、同内容で世界に日本市場を開放してしまえば良いわけですね。そうなればカラスの餌場ですがね日本は。

signak
質問者

お礼

ありがとうございました。私はお金さえあれば一生たらふく「魚沼産コシヒカリ」を食べたいと思うほど美味しいと信じています。まさしく「銀シャリ」、艶といい、色といい、歯触りといい、粘りといい、茶碗離れといい、文句無しです。こんなお米はもっと外国の人たちに食べてもらいたいです。

signak
質問者

補足

ありがとうございます。TPPに加入しなければ日本の農業の将来が保証されるとはとても思えません。農業が産業として自立するためには何がどうあるべきなんでしょうか。

  • nasi000
  • ベストアンサー率19% (100/514)
回答No.13

日本の米が旨いから売れると思っているのは、日本人だけ。 日本の米が売れる場所は、その場所の食品が危険だからであり旨いからではないのですね。その危険回避のひとつの方法として日本の米を買う富裕層が一部いるというだけです。 TPPがこのまま進むと10年後には日本もそのような地域となっていってしまう可能性が高い。そうなってしまえば安心安全の食品は日本と中国を中心とした富裕層専用の食品となり、大多数の日本国民は安全基準が極めて低く家畜の餌並の米が日本に大量に流通する事態になってしまいますね。 TPPの食料安全基準を前提にした基準をもうけること。それが出来なければ日本はTPPを脱退する必要があります。 要は日本はTPPを脱退する準備をしてTPP交渉に入ることですね。日本の有識者はTPP参加を前提に話していますが、交渉前から参加決定をするような馬鹿な社長さんは鴨にしかなりません。 TPP参加国のトータルGDPは日米だけで9割です。アメリカの立場からすれば、日本をTPPに参加させなければ、TPPの旨みなどほぼないに等しく意味がありません。 食料自給率100%以下の国が農業輸出を使用など土台無理な話なのですね。もちろん輸出する業者があっても良いわけですが、 食料自給率40%以下の状態で国が輸出を前提にした農業体制にしようなどとは余りに荒唐無稽なアホ戦略でしかないですね。 しかもTPPのアホらしいところは、米国だけが日本市場を食い荒らせるような仕組み化であるところですね。TPPがそんなに素晴らしいなら、同内容で世界に日本市場を開放してしまえば良いわけですね。そうなればカラスの餌場ですがね日本は。

signak
質問者

お礼

ありがとうございました。

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