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古典の活用

中3です。なぜ「恋ふ」が上二段活用なのでしょうか?理由がわかりません。暗記するしかないのでしょうか?

みんなの回答

  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.3

なぜ?って訊かれると困るのですが、古代は確かに上二段だったようです。 紫草(むらさき)のにほへる妹(いも)を憎くあらば人妻ゆえにわれ恋ひめやも(大海人皇子)

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.2

「上代の「恋(こ)ふ」は、眼前にいない相手に逢いたいと思う心を表し、従って、「…を恋ふ」ではなく、「…に恋ふ」という形で用いられることが一般的でした。…平安時代以降は、…を思慕するの意に変化したため、もっぱら「…を恋ふ」という形のみが用いられるようになった。」(小学館「古語大辞典」) 1.このように本来が「…に恋ふ」という遣い方なので、他動詞ではあっても「…を乞(こ)ふ/請(こ)ふ」のような四段活用ではなく、自動詞の「…に媚(こ)ぶ」と同じ上二段なのだと覚えてはいかがでしょう。 2.上二段活用では自動詞が圧倒的に多い中で、他動詞としてはこの「恋ふ」と「恨(うら)む/怨(うら)む」くらいだとして覚える手があります。 3.また、「侘(わ)ぶ/詫(わ)ぶ」(自動詞上二段)には切なく思う・寂しく思う意味があり、切なく恋う思いと裏腹なのだとして、「恋ひ詫ぶ」(自動詞上二段)という恋わずらうという言葉として、二つをセットで覚えてもよいでしょう。 4.オーソドックスなのは、歌一種まるごと暗記して、そこで基本語や動詞の活用もまとめて記憶しておくことでしょう。    なでしこが その花にもが 朝(あさ)な朝(さ)な         手に取り持ちて 恋ひぬ日なけむ     大友家持「万葉集第三 408」 (なでしこの花があなただったら、こうして毎朝手に取っていられるのだから、眼前にいないので逢いたいと恋しがることもなくなるだろうに。 ) 「花にもが(もが)」…断定の助動詞「なり」の連用形「に」+希求する「もがも」の「がも」の省略形。 「アサナサナ」…アサナアサナの約音形。 そして、この場合の「恋ひぬ日なけむ」は、「恋ふる日なけむ」のようにあるべきとも思えますが、それだけに印象が強まって、未然形「恋ひぬ」と連体形「恋ふる」の対比の記憶が残るからして、「恋ふ」が上二段に活用することを思い起こせますから。

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんにちは。 四段活用に思えるということですか? 現代語感覚だと四段活用な気がするが、正しくは上(下)二段活用、という動詞はありますね。 「恋ふ」よりももっと違和感がありそうな動詞に「恨む」(うらむ)があります。 口語では、 恨まない 恨みます 恨む 恨むとき 恨めば 恨め (恨もう) という五段活用なので、文語では四段活用に決まってる、 と思いきや、正しくは、 恨みず 恨みたり 恨む 恨むるとき 恨むれば 恨め (恨みむ) という上二段活用です。 数学の定理や物理の法則とは異なり、文法というものには絶対的な法則はありません。 言葉や文法というのは、人間の気紛れの産物と言えなくもないです。 つまり、確固たる理由はありません。 >>>暗記するしかないのでしょうか? 結局、そういうことになります。

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