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阿久根市の漁獲高について

今、騒動の阿久根市については新聞やテレビなどの主要メディアのみでの情報しか知りません。 その中で、今回の騒ぎの重要な因果関係の一つとして漁獲高が減って阿久根市の経済低迷を招いたと言われています。 ただ何故漁獲高が減ったのかが不明です。 別に世の中の景気が悪いので魚が寄りつかなかった訳ではないでしょうから、 その理由がいまひとつ、説明されていません。 もし理由をご存じの方は教えてください。 よろしくお願いします。

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  • issaku
  • ベストアンサー率47% (244/509)
回答No.1

北さつま漁協のHPで見ると、阿久根市の漁業はおおむね一般的な小・中型船のまき網や棒受網によるイワシ・アジ・サバ漁が主流のようです。 これらの漁獲高は全国的に軒並み減少傾向であって、特に阿久根市だけの問題ではありません。 近海漁業であれば状況はどこでも似たり寄ったりです。 日本の総漁獲高の約4割近くを占めるマイワシなどは最も減少幅が大きくて20年前の8分の1くらいに減ってますし、ここ10年でも2割くらいは減ってます。 阿久根はマイワシよりウルメイワシが主流のようですが、こちらは漁獲高は比較的安定しているものの資源としての絶対数がかなり少ない魚種なので絶対安定ではありませんし、阿久根での漁獲高2番目のアジについてはやはり確実に漁獲減少傾向です。 基本的に漁業というのは船に漁具などと設備投資・維持費にかなり費用が要りますが、根本的な漁獲高減少のみでなく冷凍技術や規制緩和の中での外国産との競争による価格低迷のため、その費用を回収するのが年々困難化しています。 どこでも加工やブランド化で付加価値を加えたりと頑張っていますが、自ずと諸経費も嵩み、近年では原油高が追い打ちをかけている状況です。 昔は大漁の年にはキャッシュで船を新調したり家を建てたりといったイワシ漁業者も多々ありましたが、今では船のエンジン交換や漁網の買い換えなど経常的な部分ですらローンという場合が多いらしいです。 参考 H23版日本統計年鑑(第7章 農林水産業) http://www.stat.go.jp/data/nenkan/07.htm 北さつま漁業(水揚情報) http://www.jf-net.ne.jp/kitasatsuma/mizuagejyouhou.html

koro0328
質問者

お礼

詳しい説明有難うございました。 こういった、背景説明がなかなか現在のメディアでは語られず 現在の事象ばかりのみですので、いまひとつニュースの本質が 理解出来なかったのですが、ご回答で良く分りました。 本当に有難うございました。 出張中でお礼が遅くなり申し訳ありませんでした。

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