• 締切済み

ミー散乱を机上で再現したいのですが・・

ミー散乱を再現したいと思っています。 できるだけ簡単に再現できる方法がいいのですが、知識として持っていたいと思いますので、色々な方法を教えていただきたいです、又その時、何色に見えるかも(特に赤!)知りたいです。よろしくお願い致します。

  • 科学
  • 回答数3
  • ありがとう数0

みんなの回答

noname#11476
noname#11476
回答No.3

たとえばですね。私が先ほどあげた火星の話で言うと、あれは酸化鉄の粒子による散乱光が見えているのです。酸化鉄は粒径により色合いが変わり、火星の粒子ではちょうど可視波長程度のサイズだそうです。つまりミー散乱により赤が見えていることになります。 粒子のサイズによっては酸化鉄はほかの色に見えることもあります。 ここでは酸化鉄そのものの吸収ラインももちろん関与しています。(もともとレイリーもミー散乱も原子の吸収スペクトルライン自体を無視することはできませんし、レイリー散乱はそれが本質です) ほかの例だと夕焼けがあります。夕焼けの説明では、光が通る大気の長さが長くなるためレイリー散乱により青の成分がほとんどなくなるため赤く見えると説明されています。 ところがそれだけであれば朝焼けも夕焼けも同じように見えないといけませんが、経験的には夕焼けのほうがまれにすばらしい赤い夕焼けが見えるということを経験していますね。 実は朝よりも夕方のほうがそれまで大地が暖められるなどしたため、水蒸気量が多く大気にあり、またそれ以外にもいろんなほこりなどが発生していますので、そのためミー散乱が起こりやすくなっています。つまり、レイリー散乱で青い成分が減衰し、赤い成分主体となった光がさらにミー散乱を起こすことであのような非常にきれいな夕焼けを見ることができるのです。 このようにしてみていくとミー散乱現象自体は波長依存性が少ないと説明はされていますが、中身は簡単ではないことがわかります。 あと重要なことは光の進行方向に対する粒子と観測者の位置関係です。レイリー散乱は前方・後方散乱が同程度ですが、ミー散乱は前方に強く散乱されるのが特徴です。 で、机上で簡単に計算できるのかといえば、関与する現象はきわめて複雑であり簡単にできる代物ではありません。散乱に関する話はライダー(大気観測用によく行われている)などの研究で沢山出てきますので、文献を色々探してご質問者が考えているモデルに一番近いケースを見つけて、応用していくしかないでしょう。 残念ながら私は散乱の専門家ではありませんので、基礎的な散乱理論と学会等で見聞きした程度しかわかりませんので、これくらいしかアドバイス出来ませんが、ご参考になれば幸いです。

noname#11476
noname#11476
回答No.2

ちょっと意味が理解できないのですが、、、、 「机上でミー散乱を再現」するとはどういう意味でしょうか? 計算してみるということですか? 散乱の理論は結構難しい話がありまして、ある程度の基礎知識が必要ですが、どの程度お持ちなのかによっても、答えが変わりますので、、、

kyjelly
質問者

補足

ご回答ありがとうございます、文章が不足しておりました。 ミー散乱により赤く見える現象を探しております、赤く見える(赤だけに見える)なんて事は再現できないのでしょうか?

  • chokipar
  • ベストアンサー率47% (20/42)
回答No.1

お日様があたるところで、スプレーをシュッと噴くと・・・ 白いミー散乱が見えますね。 うまくいけば、その中に虹が見えて赤も現われますよ!(笑)

関連するQ&A

  • ミー散乱、レイリー散乱について

     「ミー散乱により雲は白く見える」などと「ミー散乱、レイリー散乱」という言葉が出てきました。そこでは、ミー散乱、レイリー散乱はぶつかる物質の大きさによるとありました。そこで、  【疑問1】なぜ、物質の大きさによって、ミー散乱のように全波長が反射されて白く見えたり、レイリー散乱のように短い波長から散乱されていろいろな色に見えるのか?  【疑問2】雲は非常に小さな水滴からできていますよね。つまり、雲が白く見えるということは光がその非常に小さな水滴にミー散乱しているということですよね。水溜りや海などが白く見えないということはミー散乱していないということですよね。では、なぜ、同じ水滴からできている水溜りや海などではミー散乱していないのでしょうか?  【疑問3】光が非常に小さな水滴に当たる時に、なぜ光の一部が吸収されないで、全反射するのでしょうか?光が水に当たる時、一部は吸収されたりしますよね。  以上、大変申し訳ございませんが、高校レベルで教えていただければと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

  • ミー散乱について

    ミー散乱が起こる際に水蒸気との関係で赤色に見えることはあるのでしょうか? 雲は白く見えますよね・・・?

  • ミー散乱?

    グリーンレーザ光を波長と同じくらいの粒子(0.5ミクロン)が点在する基板に照射した場合、ミー散乱しか起こりえないのでしょうか。 表面がざらついた粒子の場合、ミー散乱の散乱断面積ではなく、その粒子の実際の断面積(半径rの場合、πr^2)の部分がすべて散乱してしまうような気がしますがいかがでしょうか。

  • ミー散乱の検出方法について

    大気のエアロゾルの分布率及び大きさなどを知りたいのですが、ミー散乱による検出方法を設計するにはどのようにすればよろしいのでしょうか? なるべく、安価な方法が知りたいです。

  • 散乱について教えて下さい。

    レイリー散乱とミー散乱の違いについて教えて下さい。 参考になる本などがありましたら、そちらについても教えてください。

  • 動的光散乱について

    ミセル粒径をはかるため、動的光散乱測定をおこないました。 一回目測定したら、3.5nmって出ました。 測定の再現性をみるため、同じサンプルをもう一度すぐに測ると5.3nm。 さらに続けてもう一回はかると、4.5nmってでました。 動的光散乱測定の再現性ってこんなものなんですか? 正しい値は、3回測定の平均をとるべきでしょうか?

  • 動的光散乱について

    動的光散乱について原理や測定方法などのことが 知りたいです。参考になるサイトとかありましたら 教えてください。

  • レイリー散乱・散乱した太陽光が目に届く過程

     空が青い理由がレイリー散乱だということを知りました。太陽光が大気中で散乱され、波長の短いものほど散乱されやすいので青色となって空は見えるというものでした。  「人間の目に見える」ということは、見えているものから光が出ている、又は反射された光が目に入ってきてそこで初めて見えるそうです。散乱するということは、文字通り散らばるということですがそれならば人間の目に入らない光が出てきてしまい、むしろ波長の長い赤色の光がより目に入り赤い空として見えるのでは?と思ったのです。  また上の疑問と矛盾しますが、昼間の太陽を直接みると太陽は白いですよね。あれは青の光ががたくさん散乱された光を見ているということでしょうか?

  • 動的光散乱がわかりません

    微粒子のサイズを測定するのに動的光散乱法で評価する と聞いたのですが どういう方法か教えてください。 私にその方法があるということを教えてくれた方は 「測定原理は難しくてまったくわからない・・・」 とのことでしたので。

  • フォロー・ミーが観たい!!!

    フォロー・ミーを探しています。 もう何年か前に深夜TVで観ました。 その時はそんな素敵な映画だとは知らず、録画しませんでした。 海外のHMVやAmazonでも見つかりません。 なんとかしてもう一度観る方法は無いのでしょうか? サントラのレコードなどは入手できたのですが・・・ 知恵を貸してください!!