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金星探査機あかつきの凄いところは?
金星探査機あかつきの軌道投入失敗は置いといて はやぶさやイカロスは史上初なので素人でも凄いのは解かるのですが、あかつきは何が凄いのかよく解かりません。アメリカの二番煎じではと思うのですが
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以前から議論になっていたことで、金星で雷が起きるか、金星の火山は[あることは解っているが]活火山か、というものがありました。議論に決着がつきません。 日本の某大学の先生が「よっしゃ、ンならワシが性能の良いカメラ作っちゃるから、直接金星に行って撮影してこいや。写真が撮れれば文句言うやつはおらんやろ」とカメラを開発しました。んで、探査機に組込んで金星まで送りましたとさ。 コレだけじゃないですが、漫画チックに言えばこんなのりで、とてつもない「観測衛星」を実現した、っちゅうことです。
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No3です。返信のはやぶさへの評価についてですが(本題と外れますが) >宇宙開発の歴史として残るのは「実証実験」では無く「イトカワからのサンプル採取」だと思います。 サンプル採取を過小評価するつもりもありませんが、それは違うと思います。 それに、それは、目に見える成功のみにこだわる知識のない人や、はやぶさの評価を貶めることで、別の目的の弥助にしようとする達の意見で、専門家の評価ではありません。その件がまだ不明だった頃も、それのみを取り上げ、プロジェクトやJAXAの存在自体に疑問を持たせようとする意見や質問を良く見ました。 はやぶさの目的は以下の様になっており、サンプル採取はその一部にすぎず、成否の評価を分けるものではなく、それが失敗であっても。評価自体は大きくかわるものでもありません。 はやぶさの目的 1、イオンエンジンによる3台同時の推進実験(3台同時):成功 2、イオンエンジンの長期連続稼動実験(1000時間):成功 3、イオンエンジンを併用しての地球スイングバイ:成功 (正確すぎてアメリカに呆れられるレベル) 4、微小重力しかない小惑星への自律的な接近飛行制御&着陸:成功 (遠い為にJAXAからの直接操作は無理、しかもイトカワは予想と違う形だった上に自転していました) 5、小惑星の科学的観測:成功 6、小惑星からのサンプル採取:成功 7、カプセルの大気圏再突入・回収:成功 8、小惑星のサンプル入手:成功 世界のはやぶさへの評価 2006:はやぶさプロジェクトが米国National Space SocietyのSpace Pioneer Award 受賞 日本の惑星探査では初めて米科学誌「サイエンス」特集号として発表される。 「機体が着陸した最小の天体」として、ギネス記録に認定される。 2007:「はやぶさ」プロジェクトチームが「平成19年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」受賞 「はやぶさ」イオンエンジン論文が米国航空宇宙学会最優秀論文賞受賞 「はやぶさ」イオンエンジン論文が国際電気推進学会最優秀論文賞 2008:(JAXAの科学功績全体として)米国宇宙財団のジャック・スワイガート賞を受賞 「はやぶさ」搭載電池論文が電気化学会論文賞受賞 ↑の通り、サンプル採取の成功が不明だった当時からも、はやぶさは世界で評価されています。 ということで、評価されているのは、むしろ、イオンエンジンやスイングバイのコントロール、イトカワ着陸時の自立制御だと思います。 これらの日本の技術(機械的、人的な)やデータは以後の宇宙開発にも貢献します。
お礼
回答有難うございます。 回答有難うございます。 >宇宙開発の歴史として残るのは「実証実験」では無く「イトカワからのサンプル採取」だと思います。 私の言いたいことは100年後、200年後の未来です。そこで宇宙開発の歴史として普通の人々が知っていることは 1.ガガーリンの有人人工衛星 2.アームストロングの月面着陸 3.ハヤブサの小惑星からのサンプルリターン であって、イオンエンジンの実証実験では無いということです。
- 469437
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>あかつきは何が凄いのかよく解かりません。 他の惑星に探査衛星を向かわせることは、世界のどの国でもできることではないので、「普通」に凄いと思いますが。 某隣国と違って、ロケットも独自開発ですし。 それに、宇宙開発は国益の為の事業で、「何か凄いこと」をする為のものではありません。 はやぶさとあかつきは目的自体が大きく異なります。 はやぶさは、イオンエンジン等の工業実験機であり、運用し利益を得る為の機体ではありません。 目的は、はやぶさの運用による、各種新技術の実証実験そのものです。 この場合、失敗しても、それは貴重なデータとなります。 一方、あかつきは探査そのものが目的なので、衛星自体に実績の無いシステムを使うような賭けはできません。 はやぶさも、もともとの実証試験だけなら地球の近くでよかったのですが、それだけだと、アホな政府が予算を出さないので、イトカワへ行くとかサンプルを採取するなどのミッションを課せられて、今回のような大騒ぎになってしまいました。 そうでなくても、JAXAは低予算なので、一度のミッションで多くの事を詰め込みすぎる傾向があります。 他の国並みに、予算を与えればもっとトラブルは減らせると思うのですが。 相変わらず、間違った知識で無知を晒している方がいるようですが。 (以前も間違いを指摘しましたが、JAXAが騙しているとか捏造だとか言ってましたし) http://okwave.jp/qa/q6075846.html ↑での回答は、どういった根拠からでてくるんでしょうか。 ↓によれば、あかつきを打ち上げたロケットには、他の衛星も積んでいますが、あかつきから分離したのではありませんので、あかつき自体の評価とは別にかんがえるべきものですね。 相乗り衛星の概要(JAXAホームページ) http://www.jaxa.jp/countdown/f17/overview/sub_payload_j.html
お礼
回答有難うございます。 >はやぶさも、もともとの実証試験だけなら地球の近くでよかったのですが、それだけだと、アホな政府が予算を出さないので、イトカワへ行くとかサンプルを採取するなどのミッションを課せられて、今回のような大騒ぎになってしまいました。 言われることは解かるのですが宇宙開発の歴史として残るのは「実証実験」では無く「イトカワからのサンプル採取」だと思います。
- hatuyuki12
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同時に打ち上げた大学の人工衛星を 機体から分離するだけで地球の周回軌道に載せた事です 一応 ロケットのエンジンは切ったらしいです(笑) (人工衛星には推進力なし) ロケットが地球の周回軌道に載っているなら 分離だけで周回軌道に載るはずですが 実際は 金星探査機を打ち上げる軌道上であり 地球からの垂直の速度はゼロではなかったはずです 何回考えても 納得がいきません 本当なのか疑うのが正しい姿勢と思うのですが 調べても答えはありません
お礼
回答有難うございます。 >同時に打ち上げた大学の人工衛星を機体から分離するだけで地球の周回軌道に載せた事です 同じロケットから分離して、一方は金星に他方は地球周回軌道にいったということですか。
- santana-3
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詳しい事はわかりませんが、「金星の気象観測」では初めてのようです。 http://www.stp.isas.jaxa.jp/venus/sci_meteor.html の一番下の項目参照。
お礼
回答有難うございます。
お礼
回答有難うございます。 日本の某大学の先生は広島弁ですね。