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BD→HDDへの録画後のBD-REについて
- パナソニックのブルーレイディスクLM-BE50H5N（50GB BD-RE）に録画したテレビ番組を、パナソニックのDMR-BW890にBD→HDDへダビングする場合、ダビング終了と同時に録画した番組は消えてしまいますか？また、ブルーレイディスクの容量は元に戻るのでしょうか？
- 同じブルーレイディスクにテレビ番組を入れてからDMR-BW890にBD→HDDへダビングを繰り返しても、ブルーレイディスクの劣化や画質の悪化は起こるのでしょうか？常にDRモードで録画しています。
- 質問の内容について、どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら回答をお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
Ｑ／その場合、ブルーレイディスクの容量はこの番組を入れる前と全く同じ容量に戻るのでしょうか？ Ａ／基本的にはディスクに欠陥がない限り戻ります。欠陥管理が機能した場合は、一部ブロックが不可視となり、読み書きできなくなります。この場合、そのブロック分の領域が使えなくなります。これは、不良ブロックへの書き込みによってデータの損失を防ぐための措置です。 Ｑ／ブルーレイディスク（５０ＧＢ ＢＤ－RE）の方は劣化したり、画質が（常にＤＲモードで録画しています）悪くなったりしないのでしょうか？ Ａ／ビデオテープでもそうですが、何度も書き換えを行えばディスクの品質は低下します。これは、たとえハードディスクのような浮遊型磁気ディスクであろうが、BDのようなディスクであろうが使えば、起きる症状です。また、保管していても経年劣化します。 録画時の画質が悪化するかどうかよりも、長期間の保存耐久性が低下する可能性があります。これは、BD-REの特徴というより、DVD-RW/RAM/+RW、CD-RWなどの相変化メディアで言えます。 まあ、1000回程度の書き換えは可能で、1-7ppによる高効率エラー訂正があるため、数回～数十回書き換えた程度では昔のCD-RWのように残留核が酷く残り、読み取り不良がみられるといったことはありませんが、書き換えを数十回以上行い100回単位になると読み取り、書き込み時の品質と欠陥管理によるブロック書き込み禁止が増え、録画出来る容量が減ったり、録画後の読み取りリトライ率が増える可能性があります。 最後に、アナログビデオテープでは繰り返して読み書きすると画質が劣化しても再生できていましたが、これは情報が生で保存されているためです。 BDなどのデジタルメディアやテープでは、情報はデジタルの信号（０と１）で記録され、しかも圧縮されています。デジタルデータは本来の情報に戻すのに、半導体回路を必要とします。そのため、このデジタル情報はほぼ完璧な状態で保存されていないと元の状態への復号処理ができません。 そのため、アナログ媒体のように劣化による損失が少々大きくても再生できる媒体とは違い、劣化が始まるとエラー訂正またはスキップ補正が出来る範囲までは破断が所々出る程度で再生できますが、それを越えると再生そのものが出来なくなります。 即ち、ノイズが載るようになれば短期間で再生できなくなる可能性があるのです。 よって、デジタル媒体で劣化で画質が悪くなりながらも再生できるということは、ほとんどありません。 劣化率が高いと多くの場合、バースト扱いとなりそこがスキップされるか、規定のスキップ量を超えてバーストがあれば、再生が停止します。こういった場合は、ムーブもエラーとなる可能性があります。
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- tama80ji
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はじめまして。 No.1の方が完璧で詳細な回答をなされています。 強いて補足するならはDVD±RW、DVD-RAMにおいては簡易フォーマットで3～5回程度の繰り返し使用で、エラー増大からフレーム欠落やブロックノイズが発生するようになります。 但し物理フォーマット（PCのライティングソフトでは「完全消去」）を行うことで、これらの不具合は解消される場合もあります。 概ねDVD±RWで50回も繰り返し使用に耐えたものは、今のところ我が家では存在しません。 せいぜい20～30回程度で完全消去もできない、ディスク自体を認識しないようになります。 材質的にはBD-REはDVD±RWの後継で、書き換え回数も1000回程度となっているので、DVD±RWとほぼ同じ程度の寿命と考えられます。 但しレコーダー側にこの物理フォーマットの項目がない場合はディスクのリフレッシュは不可能となります。 このところAV機器やデジタルライフでも、BD-REの繰り返し使用による不具合の質問はしばしば見かけます。 物理フォーマット（「完全消去」）の欠点は時間がかかることです。 本来はNo.1の方が素晴らしい回答をなされていたのでスルーするつもりでしたが、その後にこの秋パナソニック機で搭載された新機能、BD-RE及び未ファイナライズのBD-RからのHDDのへの書き戻し機能の知識もなく、しかもBD-REの特性に関して質問されているのに、大きく的の外れた回答が着いてしまったので敢えて書き込みました。 ベストアンサーはNo.1の方です。
お礼
大変丁寧な回答を頂き、ありがとうございました。こちらの方の回答も非常に参考になりました。やはりＢＤ－ＲE等は繰り返し使用できる、といっても限度があるのですね。ＢＤ－RE等繰り返し録画できるディスクは普段あまり使用しないので、知りませんでした。これらのことを頭にいれて、これからBD-REを使用していきたいと思います。
ダビング10の基本としての話ですが… コピー制御された番組は9回までHDDからメディアへのコピーが可能 10回目はムーブとなり完了後HDDからは自動的に削除されます。 「コピーあるいはムーブで作成されたメディアから他のメディアへのコピー もしくはムーブは行えません」 …ので、質問者さんが行いたい作業は通常のルートでは行えません。 i.Link辺りで直接接続してあげればHDD→HDDは可能だと思いますが コピー先の映像はコピー不可のデータとなります。 参考： ・ダビング10 ～wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B010#.E3.82.B3.E3.83.94.E3.83.BC.E5.9B.9E.E6.95.B0.E3.81.AE.E5.88.B6.E9.99.90.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E5.88.B6.E5.BE.A1
お礼
回答頂き、ありがとうございました。 番組のムーブですが、パナソニックの新発売の機種はＢＤに入れた番組をＨＤＤへダビングできるようになっています。（ただし１回のみ）
お礼
非常に詳しく、こちらの質問以上の丁寧な回答を頂きありがとうございました。私は素人で全く知らないことばかりでしたので、大変参考になりました。私は単純にＢＤ－REはデータがあいた分また入るのかな？位にしか思っていませんでしたが、やはり劣化等はあるんですね。回答頂いたことを参考にして、これからＢＤ－REを使用していきたいと思います。