大学受験~生物Iの遺伝の質問
こんにちわ、このたび質問欄をご覧頂ありがとうございます。
生物Iの範囲【遺伝】不完全連鎖について教えていただきたいのです。
お手数ですが宜しくお願いできたらと思います。
問題文です。スイートピーの二つの異なる形質の遺伝を調べるために次の【実験1】と【実験2】を行った。
【実験1】最初に紫色花・丸花粉〈AAbb〉と赤色花・長花粉〈aaBB〉を交雑したところF1は全て紫色花・長花粉となった。このF1を自家受精したところF2は4種類の表現型が生じたが、その分離比は9:3:3:1の比にはならず紫色花・丸花粉と赤色花、長花粉の割合が多くなった。そこで、F1と劣性ホモ〈aabb〉との間で交雑を行ったところ、紫色花・長花粉:紫色花・丸花粉:赤色花・長花粉:赤色花・丸花粉の個体がほぼ1:7:7:1の比になった。
【実験2】次に、紫色花・長花粉〈AABB〉と赤色花・丸花粉〈aabb〉を交雑したところF1すべて紫色花・長花粉になった。このF1を自家受精させたとろこ、F2はでは4種類の表現型を生じたが、その分離比はやはり、9:3:3:1にはならず、この場合は紫色花・長花粉と赤色花・丸花粉の割合が多くなった。そこでF1と劣性ホモとの間で検定交雑を行ったところ、紫色花・長花粉:紫色花・丸花粉:赤色花・長花粉:赤色花・丸花粉の個体がほぼ7:1:1:7の比になった。
【実験1】の場合も【実験2】の場合も、F1の配偶子が作られるときに、相同染色体の間で染色体の部分的な好感が起こったために、4種類の配偶子がAB:Ab:aB:ab=1:1:1:1の比にならなかったものと考えられる。以下の問に答えよ。
問1、【実験1】のF2の表現型の分離比を求めよ。
問2、【実験2】のF2の表現型の分離比を求めよ。
問3、【実験1】のF2個体における紫色花・赤色花の比を求めよ。
問4、【実験2】でF1の配偶子形成における組み換えかは何パーセントか。
問5、【実験1】のF1の紫色花・長花粉〈AaBb〉と【実験2】のF1の紫色花・長花粉〈AaBb〉を交雑してF2を得た。F2の表現型の分離比を答えよ。
【答え】
問1、紫色花・長花粉:紫色花・丸花粉:赤色花・長花粉:赤色花・丸花粉=129:63:63:1
問2、紫色花・長花粉:紫色花・丸花粉:赤色花・長花粉:赤色花・丸花粉=177:15:15:49
問3、紫色花:赤色花=3:1
問4、12.5%
問5、紫色花・長花粉:紫色花・丸花粉:赤色花・長花粉:赤色花・丸花粉=135:57:57:7
以上の問題の計算途中?というか、どう作業すれば答えが出てくるのか分かりません。全問ではなく、一問だけでも解説を教えていただけたら嬉しいです。お手数ですが、入試が近いので御協力いただけませんでしょうか。お願い致します。
お礼
ありがとうございます。参考にさせていただきます。テッポウユリについては実験してみましたが、やはり花粉管が伸びるのには時間がかかりました。