MacBookAirで使用できるキャプチャボード

質問

使用環境:Mac OS X ver10.6.5　Snow Leopard
プロセッサ:2.13GHz Intel Core 2 Duo
メモリ:4GB 1067MHz DDR3
他:13インチ ストレージ256GB

TVがないのでPCの画面使ってゲームをしたいんですが、MacBookAir対応のキャプチャボードがよくわからず困っています。
新MacBookAirなので対応してないのか対応しているのかわからないのとどれが好評なのかわかりません。USB接続できるものが好ましいです。

また3ヶ月後にiMac21.5インチも買うんですがそれでも使えるというのと、
出来るだけ安価でそれなりに使える物だと嬉しいです。

わがままな質問ですみませんが手を貸していただける方、お願いします。教えてください。

回答No.1

vaidurya

基本的に、その発想自体に無理があります。

俗にキャプチャ装置とされるものには、いくつかの種類がありますが…
それらは、基本的にタイムラグが大きく、ゲームなどの操作性に影響します。

ゲーム機器メーカーは1/30のタイミングの遅れさえも起こさないための設計をします。
しかしキャプチャ装置では、目で見えるほどの遅延が避けられません。
アクションゲーム等はプレイ不能と言えるレベルです。

また、Macintoshは、古くはCPUがWindowsと違うため
アプリケーションどころか、デバイスドライバー自体が
供給されないのが普通でした。

同じintel CPUになってみると、結局はMacOSX用アプリケーションの
開発コストの問題から、アナログTVチューナーカードの対応は進まず…

ワンセグチューナーなどは対応してきたものの
地デジやワンセグの機器は、厳密に言えばキャプチャーというよりも
データ通信に近い機器ですから、ゲーム機などで一般的な
RCA pin端子によるコンポジット出力などを取り込む機構がありません。

IBM PC/AT互換機におけるキャプチャー機器は、1990年代にはある程度普及し
いずれ、アナログTV放送の理論上の情報量に相当する720x480に対応し…
そののち、MPEG2技術でのハードウェアエンコード対応機器が生まれ…
より高い圧縮率を持つMPEG4技術でのハードウェアエンコード対応機器が生まれ…
そのエンコード済みの小さいデータを活かし、PCIより低速のUSB2.0でも
キャプチャー機器が成立するようになりました。

この歴史は、TV放送を録画するための機能としての進化で
ハードウェアエンコードのために、表示遅延は大きくなり…
USB2.0の通信速度の問題から、USBキャプチャはより大きな遅延を持ちます。

そして、Appleがそういった機器を利用するための枠組みを用意しないため
(枠組みが無ければ、機器メーカーは独自ソフト開発のコストが生じます)
ほとんどがMacに対応しませんでした。

WindowsやLinuxであれば、遅延が小さいソフトウェアエンコードカードで
ゲーム機の画面を表示することも考えられますが…

MacOSX対応の、RCA pin端子やS端子を持つキャプチャカードが
今手に入るのかどうかはよくわかりません。
Mac専門店などで問い合わせる必要があるかもしれません。

Appleの指向をそれれば、その分野の機能は整わないのがMacの宿命です。
リベラルなMacユーザーの中のよりリベラルな人は
Macで難しい用途は、気軽にWindowsPCで代替します。

そういう意味では、もっとも簡単な方法は
外部入力を持たないノートPCやiMacを使わないで
コンポジット入力もついたモニターを使うというものです。

もちろん、ノートPCとiMacとTVモニターを並べるのも
広い欧米の住宅では普通なのかもしれません。
日本では難しい気がします。

PCが一台であれば、マルチモニター機能を活かすことで
モニター一体型PCとTVモニターを並べる利点も考えやすいと言えます。
(ただiMacとAirとTVモニターの三つを並べるのは厳しい)

遅延の問題から、おすすめはできませんが
遅延を我慢してアドベンチャーゲームなどの時間制限の無いゲームをやるなら
intelMacで、あえてWindowsを動かして、Windows用USB機器を使う手もあります。

もとよりキャプチャー機器は、PCIスロットのないノートPCでは
遅延に悩まされる分野ですから、Macに限らず仕方の無いことです。

Jobsがなぜ、MacでTV放送を視聴することに積極的で無かったのかは
表立った理由を聞いたことがありません。
あるいは、単純にJobsがTV番組をほとんど見ず
DVDやホームビデオしか見ない人なのかもしれません。

その真相はともかくとして、真実なのか単なる現実なのか
Macは万能のコンピューターではなくて
Jobsが考える理想のコンピューターを目指すものでしかありません。

どろくさい、なんでもできる雑用コンピューターでも無いのです
(というFUDをMacもWindowsも使わない私が書きました)

お礼

ありがとうございます。
シューティングなどをやるわけではないので遅延はさほど気にしませんがどちらにせよ他の方法を考えたほうが良さそうですね。

もう一度検討してみます。ありがとうごさいました。