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臨床心理学大学院生の修士論文作成における質問紙の順番の変更方法について
- 臨床心理学を専攻している大学院生が修士論文作成に取り組んでいます。質問紙を使用し、170部回収しましたが、項目の順番の変更について悩んでいます。統計解析を行う際には、項目の順番をランダムから元の順番に戻す必要がありますが、手作業では大変な手間です。エクセルなどで質問紙の順番を変更する方法を教えてください。
- 臨床心理学の大学院生が修士論文作成に取り組んでいます。使用した質問紙の項目順を変更する方法について教えてください。現在、170部の質問紙を使用し、回収しましたが、順番の変更が必要です。手作業では大変なため、エクセルなどを使用して順番を変更する方法を教えてください。
- 臨床心理学を専攻している大学院生です。修士論文作成に取り組んでいますが、使用した質問紙の項目順を変更する方法について教えてください。170部の質問紙を使用し、回収しましたが、統計解析を行う際には元の順番に戻す必要があります。手作業では手間がかかるため、エクセルなどを使用した変更方法を教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
他分野から臨床心理士課程の大学院に進学され、ご苦労のようですね。 質的研究ではなく、量的研究を選択されたことは、データに基づいて論ずる訓練になりますし、仮説を実証的に証明するという「仮説演繹法」のアプローチをとることになりますので、私は、個人的には、良い選択をされたと思います。 さて、ご質問の内容についてです。 まず、質問紙に、3つの尺度を用いられ、それらの項目すべてをランダム順に直して実施されたように読めますが、それで間違いはないでしょうか? そうだとすれば、まったく基本的なことになりますが、3つを込みにしてランダムにした意味があるのか、という疑問が生じます。 それぞれの尺度は、おそらく既存のものを利用されたと思いますが、それぞれが、個々に信頼性や妥当性などを検討した上で、尺度として作られています。 ですから、本来は、3つの尺度は、独立したものとして、別々の項目として、質問紙に記載して、実施する必要があります。 そうでなければ、実施条件が、各尺度を作ったときとは異なってしまいます。 今後は、くれぐれもご留意ください。 さて、ランダム順にしてしまった訳ですが、もとの尺度ごとの(あるいは、各下位尺度ごとの)合計点を算出する際にどうしたらよいかというご質問だろうと理解します。 エクセルや、SPSSなどの統計パッケージでも同じですが、並び替えをする必要はありません。 項目が飛び飛びになっていても、それらを合計することができます。 エクセルでは、まず、一人の対象者について、合計点を入れたいセルに、次のような式を書き込めば、必要なセルのみを使って、その計算ができます。 それ以外の対象者については、これをコピー&ペーストすれば、自動的に計算ができます。 =A1+C1+E1+H1…… エクセルを用いた、心理学の初歩的な統計の本にも出ていますので、お調べください。 また、SPSSのようなパッケージソフトであれば、同様のことが、メニューから選択した上で、マウスクリックで実行できます。 これも、SPSSの初歩的な参考図書に出ています。 ご自分で、書店や図書館でご覧になって、分かりやすいものを選択されればよろしいでしょう。 いずれにしても、これから先の分析にも、初歩的な統計の参考書が必要と思いますので、購入されるなりして、手元に置いて、参照しつつ進めてください。 エクセルのデータは、SPSSに読み込めますし、SPSSの方が、利用できる統計方法が多様ですので、大学でSPSSが利用できるのであれば、それを用いることをお勧めします。
お礼
丁寧に御返事いただきありがとうございます。大変、参考になりました。 またよろしくお願い致します。