小沢元幹事長を支持する理由を教えてください。

質問

小沢元幹事長を支持する理由を教えてください。
よく資金集めがうまく選挙に強いとか聞きますが
それ以外にいいところは無いのでしょうか？
特に政策面であればお願いします。

私的な認識では鳩山政権の結果を見つめると日本国民全体の生活のことなんて
まったく重要視していない、もしくは援護するための具体的な方策などまったく
持ち合わせていないのではないのかと考えております。

回答No.2

dai1000 · ベストアンサー

実は私も疑問なんですよね。で、なんとなく何かやってくれそうって思ってる人が多いような気がします。小沢氏が好きな人にその政策的な部分を聞いてみると、たいして知らない人も多いようで、雰囲気にのまれているような気もします。

たしかに、国連待機軍構想などの独創的な構想はあるのですが、結局やったのは、バラマキによる選挙対策中心でした。これでは根本から日本を良くできる政策にはなりませんよね。

風評では、”ごう腕”とか”壊し屋”とかの異名や、マキャベリスト（目的のためには手段を選ばない）などとも呼ばれていますから、混乱の日本、どん詰まりの日本を何とか変えてくれるというイメージが強いのでは？と思うんですが、その実は、たいした理想なんて持ち合わせていないのじゃないか？そんな感じが最近特に強くなってきました。

お礼

不公平なばらまき方に問題があるとは思いますけど
不況下に政府がお金をばらまくこと自体は全然問題がないと思います。
CO2排出削減の国際公約や普天間問題が特に問題外だと思うのです。

国連待機軍構想を独創的というと語弊があると思いますね。
でも法律の拡大解釈で強引に派兵するよりは説得力があるように思うので
これは小沢氏を支持する一つの理由にはなり得るでしょうね。

回答No.14

hanakuso10

小沢さんの良いところはイデオロギーがない事でしょう。
これは自称保守の方々に受け入れがたいところだと思いますが、
仕組みさえ変革出来れば、変革を実行する勢力はどういう思想だって良いのです。

彼の最終的な政策はしっかりしたセーフティーネットを施した上での自由資本主義です。
上っ面を借りて行ったのが小泉改革になります。但し、改革が極一部に留まり、セーフティーネットがないので全くの別物になってしまっていますが。
また、300程度の自治体で行う地域主権というものでしょう。いわゆる廃県置藩です。
これを行うには、まず最初に現在の官僚組織を解体しないと始まりません。

良いか悪いかは私にもわかりませんが、改革ってこういうものではないでしょうか。
まあ、小沢さんはその他にも特捜部に対する怨念があります。それが彼のエネルギーの源泉ではないでしょうか。

なお、鳩山さんの政策は昔から内政には目が向いていないようです。
彼の主張は自主防衛、自主外交路線です。前提として改憲が必要となります。
東アジア共同体という名の大東亜共栄圏の再生も標榜しています。
しかし、いわゆる右寄りに人に何故か人気ありません。
対米追従ではない所がダメなのでしょうか。

政治と金、っというセンテンス。そもそも何でしょう？
私は政治には金をかける必要があると思います。
しかも税金から貰う助成金なんてナンセンスです。
そんなの政治家の官僚化以外の何物でもありません。
辻に立ち、説明を尽くし、支援者の話を聞き、献金を集めて、実行してなんぼでしょう。
小沢事務所のように秘書が50人くらいいて、日本中飛び回り、政策を作り、裏折衝を行う政治家が居て何が悪いのでしょう。50人100人もいれば膨大な給料、経費がかかります。お金はかかって当たり前です。賄賂や遊びに使っているわけではありません。
政治家は全員小沢事務所くらいに秘書を雇って、霞が関に突入すれば、明らかに仕事も何百倍も進むでしょう。
余りにも政治と金と言葉に騙されすぎです。
仕事をする政治家がいて欲しくない官僚の詭弁です。

お礼

イデオロギーですか、難しい言葉ですね。
思い込みに近い考えの一種と理解していいんでしょうか？

小沢さんもある種のイデオロギーを持ってるのではないでしょか？
というより政治家なんてみんな何かしら持ってて
選挙というのはそれに賛同するかどうかのような気もしますが。
例えば地域主権の考えも自由資本主義もイデオロギーの一種ですよね？
(実現してもらった方がおもしろいとは思いますが)
特定のイデオロギーのことを指して持っていないということでしょうか？
あと釈迦に説法？ですが地域主権という方向性は小沢さんだけが
唱えているわけではないのでその中身で判断いたすべきかと思いますね。
個人的には道州制の方がいいんじゃないかと思います。

今回の小沢氏の起訴については興味が無く事情がよくわからんので
＋にも－にもとる気はありません。

回答No.13

dai1000

＞家計に流したお金のほとんどが貯金に回るというのは言い過ぎです。
子供手当ての効果に関しては未知数ですね、俺は反対だけど全否定はできない。

まず。最初の話を思い出して欲しいのですが、

「（質問者様）結構な大不況なんでやり方はともかく時間のかかる根本的な政策より先にばらまきから通すこと自体は正しいんじゃないかなということです。」

これが前提ですよね。つまり、個人へ流すのがいいのか？、あるいは、例えば公共事業として企業へ流すのがいいのか？比較の問題です。

「（私）市場は不景気のために個人に金を流しても、貯金に回ってしまって、市場に金が流れてきにくい日本経済の構造を知っていたからだと思います。」

この文章からの疑問でしょうか？ほとんど貯金に回るとは言っていないのですが、そうともれます。しかし、流れにくいという表現をしているので、効果ゼロとも言っていないので、最初の前提を考えれば、その辺りは子供手当ての副作用として象徴的なものとして理解していただけたらと思います。

さて、子供手当ての原資がなんだったか思い出して下さい。

公共事業を削ったお金も多く投入されました。公共事業は消費性向は1～0.8といわれています。

たしか消費性向0.7という国会答弁もあった子供手当てでまわしたら、どうなるかなんてわかりきったことです。

借金が問題になっていて効率を考えなくてはならないのですから、公共事業を削って子供手当てに投入なんて馬鹿げたことです。

小沢はこれを守ると言い切っていたわけです。

あなたの意見は、不景気だから、あなたの意味での個人へのばらまきに使った方がいいという意見ですよね。

日本はもともと、貯蓄しやすい傾向があります。しかも、大不況が続いているのなら、むしろ、子供手当てで所得の上がった分をまずは、貯金に回す可能性が高くなります。個人が子供手当てをもらえるからと、借金を大幅に増やして消費するとは思えません。一方、企業は儲かるとなれば、借金してでも設備を拡張する可能性が高いです。同じインパクトを与えるなら、国内企業が借金を増やすような方向性を作らなければならないと思います。

そのためには、国内企業（国内での活動が大きい企業）への発注を増やすことと、借金を多くできるように、担保価値を増大させる必要があると思います。

補足

「結構な大不況なんでやり方はともかく時間のかかる根本的な政策
より先にばらまきから通すこと自体は正しいんじゃないかなということです。」

この文章は

＞たしかに、国連待機軍構想などの独創的な構想はあるのですが、
＞結局やったのは、バラマキによる選挙対策中心でした。
＞これでは根本から日本を良くできる政策にはなりませんよね。

ここに対する返答です、これで私の文章の流れが伝わりましたか？
効率がどうあれ先にばらまき(⊆景気対策)を優先すること自体は
おかしくないんじゃないかっつうことです。
別に小沢氏を擁護するわけじゃないけどそう思ったので突っ込みました。

回答No.12

dai1000

＞結構な大不況なんでやり方はともかく時間のかかる根本的な政策より先にばらまきから通すこと自体は正しいんじゃないかなということです。

その点についてですが、事業をするということをばらまくと言っているのならいいのですが、事業ではなく単純に個人に金をまくことを、ばらまくと言っているのなら、現下の政府の状況と日本経済の構造では、正しい政策だとは思いませんよ。

金を配るだけでは、景気が上向かないことは、日銀がいくら実質的な量的緩和をやっても、景気が上向かないことで分かると思います。金を使わなきゃ駄目なんですよ。しかも、この金は国内業者に回りやすい方法をとるべきです。したがって、日銀はとうとう、間接的ながら不動産を買う政策をはじめました。

ちなみに、事業に金を回すというのは、事業そのものが始まるには少し時間はかかるのですが、民間は重機や自動車などの購入を先回りでやりますし、大事なことは周辺地価の上昇にインパクトを与えて、銀行貸出の増額がはじまり、金融市場や株式市場への大きな影響を与えます。結局、政府が事業に金を回すぞ！というアナウンスメントを行えば、その事業の着手より前に金が勝手に動き出して、速やかに景気に影響を与えることになると思います。しかし、個人へ直接、金を回した場合は、今回、民主党政権が決まった去年の９月以降、株式市場が下落しましたように、効果があまりないことがはっきりしてしまいました。市場は不景気のために個人に金を流しても、貯金に回ってしまって、市場に金が流れてきにくい日本経済の構造を知っていたからだと思います。

結局、日本の景気は銀行貸出の増加率によるようですから、担保となる土地価格が上昇するかも？というような期待を醸成するような政策を打たないと景気に大きなインパクトを与えることができないのだと思います。一人一人に１万円を配るより、何千億円の金を一気に企業に回して、ビッグプロジェクトをやるから土地の手当てが始まるぞ！と、いうような期待をさせるような政策をまず行った方が、結局、景気へのインパクトも即効性も大きいということでしょう。

つまり、まずは、個人消費の力を信じるより、企業の設備投資の力（企業の消費）を信じた方がいいということだと思います。民主党は個人消費に重きを置く政策です。これでは、景気は良くならないと思います。

補足

企業と家計の両面から考えるとやはり両方大切だと思いますね。
＞市場は不景気のために個人に金を流しても、貯金に回ってしまって、
＞市場に金が流れてきにくい日本経済の構造を知っていたからだと思います。
「知って」いるのではなく「予測」したのでしょう。
民主党の総合的な政策が期待感を煽れない政策であったことは事実でしょうけど、
家計に流したお金のほとんどが貯金に回るというのは言い過ぎです。
子供手当ての効果に関しては未知数ですね、俺は反対だけど全否定はできない。
確実に言えるのは所得再配分としては不公平であることか。

最終的には金銭的に下の方に位置する人達に
より良い仕事を与えてより良い消費をしてもらうことが
最も大きな消費拡大になりうると俺は見ています。

そのためには長い目で見た場合、
根本的にはゆとり教育批判とはまた違う意味で
もっと教育を拡充することが最も重要であると思いますけど。

まじめに考えたわけではないですけど俺なら
職業教育に一気に金を突っ込んで家計と企業の双方を
助けるという政策を重視するかな。

回答No.11

dai1000

＞不況下に政府がお金をばらまくこと自体は全然問題がないと思います。

誤解があるようなので再度説明させていただきますね。

ばらまきというのは、国民全部に一律にまくことを指しません。特定の団体。特定の状況にある人などを特定してお金を巻くことです。

農家の所得保障や子供手当てや民主党地盤の公共事業などなど、概ね、自分の票を考えて、国家のことを考えているのか怪しいところがあります。

小沢がやっているのは、こうした、切り崩しのように、特定のところにターゲットを定めて、税金を使って自分のシンパにしてゆくという傾向があります。

私はこれは問題だと思います。国民全部が最終的に潤うとは思えないような政策を税金を使ってやるのは反対です。

補足

結構な大不況なんでやり方はともかく時間のかかる根本的な政策より
先にばらまきから通すこと自体は正しいんじゃないかなということです。
よくばらまきそのものが悪であるかのように言われるので
ばらまくこと「自体」は必ずしも悪ではないということです。。
ばらまき政策の中身に関していえば私も反対なものが多いです。

回答No.10

0123gokudo

No.7です。補足します。
小沢が単なる政局メーカーなら、ウォルフレン氏もこれほど彼を絶賛しないでしょう。

引用した文章の中に「日本の非公式な権力システムを熟知している」というのがあるでしょう。
先に挙げた「人間を幸福にしない日本というシステム」という本は、正にこの「日本の非公式な権力システム」の説明とそれへの対処法なんです。「日本の非公式な権力システム」の一画を担うのが官僚で、バブル崩壊とか、金権政治を例にとって、日本社会がいかに官僚に支配されている国かを説明しています。彼は日本を「官僚独裁国家」であると規定しているのですが、それを若い時期から小沢は熟知していたのですね。

日本に二大政党制を根付かせるための改革、小選挙区制の導入は成功しました。そして、昨年は悲願の政権交代も成功しました。もし、小沢が代表を降りていなければ首相として、数々の悲願の政策の実行に移ったのでしょうが、幹事長として党務に閉じ込められてしまいました。菅氏などは「小沢は政策に口出しするな」とよく言ってましたね。昨年のマニフェストの骨格は小沢が作ったものと思います。しかし、小沢は首相になれず、政策実行能力のない連中が政策を実行しようとして失敗しました。今回の代表選で、世界有数の政治家に日本を託すチャンスが到来しましたが、大本営と化したメディアのネガキャンで潰されてしまいました。日本人というのはどこまでバカなんでしょうね。

小沢の手足をもぎ取って動けないようにして来たのは、日本のメディアであり、それに洗脳にされた日本国民です。小沢の40年以上に及ぶ計画が成就し、さあこれからが官僚独裁の日本をぶち壊す最終章だという時に、そうされては困る既得権益者たちが一致団結して小沢を抹殺しに襲いかかって来ているというのが実情です。ここで質問をされる貴方はB層ではないはずですから、ネットで小沢問題を徹底的に調べて下さい。小沢問題は全くの虚構であることが判明するでしょう。

今回の代表選で小沢は色々と具体的な政策を訴えてたじゃないですか。その基底にあるのは、自立した日本国民のための政策です。その実現には彼の手足をもぎ取るのではなく、彼に剣を与えるべきだったのです。

歴史的な目でも見る必要があると思います。小林多喜二(プロレタリア作家)は国賊として捕えられ拷問死しました。しかし、世界的な文学者であるロマンロランや魯迅は日本政府に抗議する声明を出したではないですか！彼らにはちゃんと見えていたのです。今、小沢に対して全く同じことが起こっているのですが、見える人にしか見えません。小沢氏のことは、調べれば調べるほど非凡な政治家ということが分かって来るはずですが、今は戦時中と同じく自己保身の鬼と化したメディアとそれを単純に信じる大衆によって「国賊」として葬られようとしています。もしそれが実現すれば、日本歴史に汚点を残すことになります。

momonemuさん、どうか良心を呼び覚まして小沢問題に向き合って下さい。
進行する事態に切歯扼腕の思いから、つい長くなってしまい失礼しました。

お礼

一応言っておきますが私は検察なんたら会で起訴されたから
議員辞めろとか言うメディアはおかしいと思いますよ。
もし私がその論調に沿って今回の質問をしたと考えていたならそれは思い込みです。

以下本題

まずウォルフレンが言うからすごい人だと言うのは無理があります。
そしてマニフェストにはアメリカ軍基地の問題やCO2削減公約も含まれていたと思いますが
これは小沢さんが首相をやっていたとしても変わらない問題ではないでしょうか？

メディアに潰されたのはメディアを利用して強引な政権交代を実現した
自業自得なのではないかとすら思います。
国会のTV中継などを改めて見ると野党時代の民主党のやり方は
小沢氏とその周りを含めて汚い、そして中身が無い。
正しいことをしようとするなら堂堂とすればよかったはずです。

これはもう根拠の無い俺の勝手な妄想ですが
小沢さんが本当に政局以外の政策にも強い、
将来も含めた国民のことを考える人だとするならば、
自由党のままいって国民が本当に判断できるようになったときに政権交代を
実現すりゃ良かったんではないかと。

回答No.9

chubou3

>小沢元幹事長を支持する理由を教えてください。
私は小沢支持では無いですが、バ菅よりはマシだと思ってます。
何故なら小沢氏は総理等の権力を握ると私腹を肥やすと思います。
しかし、その額は国家レベルで言うと100億200億はたいした額ではないのです。
菅が行う国益の棄損に比べると知れてます。
頭のよさでは圧倒的に小沢の方が上でしょう。
国民が煽てればある一定の成果は出せる能力は有ると思います。

そもそも民主党にはさっさと解散して他の政党に与党に成って欲しいのですが。

回答No.8

isoken

小沢一郎、若い頃から大器と呼ばれた彼は田中角栄・金丸信の寵愛を受け４７歳で自民党幹事長に就任、ところが一転、現在は日本で一番嫌われている政治家と言われております。

但し彼にも輝いていた時代がありました、竹下内閣の官房副長官の時（彼は中曽根内閣で閣僚を経験していたのだが、この人事を敢えて了承した）膠着状態にあった日米経済摩擦を解決する為ワシントンに乗り込み、アメリカの要求と日本側の了解点を探り出して見事に解決、タフ＆フェア・ネゴシエーターとアメリカ要人に絶賛された。
又自民党幹事長時代には、ともすれば派閥優先であった自民党の体質に一石を投じる結果となった、財界献金の党一本化に成功して、現在に到る派閥弱体化の遠因を作った。

元々政策通と呼ばれていた彼がどうして政策を語らない政治家になってしまったのか、この点はやはり竹下派の跡目争いに敗れてポストも与えられず・主張も通らない第５派閥（フォーラム２１）の悲哀を託った事に由来すると思われます。
正しい主張（その当時の争点は政治改革）をしても数がなければ所詮政策に反映されないし天下も取れない、そしてその後の彼は田中角栄ばりの「数は力」の信奉者へと変化して行き、日本政界の実力者と呼ばれるようになりました。

彼の最大の長所は（今は若干大衆迎合的な側面が見られなく無いが）、嘗ての小沢一郎は泥をかぶる事・嫌われる事を厭わなかった点にあると私は思います。
政局が全てに優先する（少なくともそう感じさせる）現在の彼の姿を私は非常に残念に思います、嘗ての小沢一郎ファンとして。

回答No.7

0123gokudo

もう少し国際的な視野で彼のことを観察されることをお勧めします。
それから、人間を誤りなく判断するには知識だけではなく、自分の心の曇りや偏見も客観視出来る能力が必要です。彼が中国利権に興味があるとか仰ってる方がいますが、政治家は誰でも例外なく100％権力と権益を求めるものであるという前提に立った考え方です。なるほど現代政治家の大半は、そういう人間ですが、ちらほらとマジメな意図を持って政治家になってる人もいます。それを見極めることが出来るかどうかは貴方の人格の程度によります。貴方の人格が高ければ、人格高潔な政治家ははっきりと捕えることが出来ますが、低ければ目の前に居ても見逃してしまいます。

国際的に有名なジャーナリストのウォルフレン氏はご存知ですか？彼の著した「日本権力構造の謎」という本は世界で数ヶ国語に翻訳されたベストセラーですが、私は同じく彼の書いた「人間を幸福にしない日本というシステム」を熟読しました。元々外人の書いたものをよく読んで来ましたが、彼の日本に対する卓見には目を見張りました。日本人には見えない点が、外人には見えるという面白い現象があるので、私は外人の書いたものを読むのが好きなのです。

その彼が小沢一郎を偉く評価しているので２度びっくりです。
以下にその部分を引用します。
「小沢は今日の国際社会において、もっとも卓越した手腕を持つ政治家のひとりであることは疑いない。ヨーロッパには彼に比肩し得るような政権リーダーは存在しない。政治的手腕において、そして権力というダイナミクスをよく理解しているという点で、アメリカのオバマ大統領は小沢には及ばない。

　小沢はその独裁的な姿勢も含め、これまで批判され続けてきた。しかし幅広く読まれているメディアのコラムニストたちの中で、彼がなぜ現在のような政治家になったのか、という点に関心を持っている者はほとんどいないように思える。小沢がいなかったら、果たして民主党は成功し得ただろうか？

　民主党のメンバーたちもまた、メディアがしだいに作り上げる政治的現実に多少影響されているようだが、決断力の点で、また日本の非公式な権力システムを熟知しているという点で、小沢ほどの手腕を持つ政治家は他には存在しないという事実を、小沢のような非凡なリーダーの辞任を求める前によくよく考えるべきである」

小沢一郎の行動を悪意を交えず客観的に書けば以下のようになります。

「自民党田中派に所属し、政権中枢で党や行政組織の動かし方を学ぶ一方、建設業界と通じ資金問題で自滅する大物政治家を反面教師とし、政治資金収支の透明化など、政治改革を志す。

　自民党内での改革を断念して離党、細川非自民連立政権を樹立して、小選挙区制導入など政治改革法案を成立させた。二大政党制の実現をめざし、新党結成、解党を繰り返したすえ、民主党に合流し、国民の選択による政権交代を昨年夏、実現させた。」

お礼

なるほど、やはり小沢さんという人は疎い私にも政局というものを
動かす力があるのだなぁということがわかります。

しかし私が疑問に抱いている小沢氏の能力はそこではありません。
小沢さんがいなかったら確かに民主党は政権をとることはなかったでしょう。
政策を見ずに行われた政権交代には何の意味があるというのでしょうか。
本当に小沢さんが真の実力者なのなら明確で破綻のない政策を実行できる
政党による政権交代を実現すべきだったのではないでしょうか？

補足

おっっと、
お礼が意味不明な文章になってしまいました・・・
2つ目の文章を訂正します。

小沢さんがいなかったら確かに民主党は政権をとることはなかったでしょう。
しかし政策を見ずに行われた政権交代には何の意味があるというのでしょうか。
本当に小沢さんが真の実力者なのなら明確で破綻のない政策を実行できる
政党による政権交代を実現すべきだったのではないでしょうか？

回答No.6

２０１１年 ２月変更（@wwbc）

私はただ、あなたの質問に答えているだけなのですが… w
あなたにとっては信じ難い内容でしたか？

あなたはいつから小沢被告を観察しているんでしょう。
質問内容から見て、小沢については余り承知していないのではないかと思われるのですが、とりあえずは小沢の位置づけを振り返ってみれば、

小沢の政治生活は1969年から始まるが、直後に沖縄返還。その後首相に就任した田中角栄の中国電撃訪問。すぐに田中が首相辞任。田中逮捕。逮捕後も隠然たる影響力を国政に行使し、中国利権を貪る。
その後、脳疾患により半身不随の廃人になるが、ロッキード事件等の最高裁の司法決着を待たずに死亡。

この田中角栄の中国利権の流れを小沢は引き継いでいるから、小沢は中国に強い。
そもそも現在の日本の危機は、（と言っても質問者には分からないと思うのですが）、、田中角栄が中国を国際社会に引き戻した責任に端を発する。
中国の増長・膨張の引き金を引いたのが田中角栄。
当時の汎世界戦略であった 【中国封鎖】 を、田中角栄が破壊した。これに米国（並びに西側）政治界が怒り、恐慌を来たし、様々な田中角栄追い落としの工作が展開される。

田中角栄こそが未来の日本滅亡の引き金を引いた犯人です。この田中の子分が小沢。
小沢は田中被告の公判を一度も欠かさず傍聴したと言われており、多分そのあたりから国会のサボり癖が付いたんでしょうね。

上の意味で田中角栄は売国奴でありますが、この流れを汲む小沢も売国奴。
世界的に見れば、小沢は世界の安全を脅かすという位置づけであり、安全保障上の要注意人物… それが小沢の立ち位置。
若しくは、世界の安全を脅かした田中流暴走政治の末裔に位置するのが小沢という人物。
ただし中国、それに若しくは韓国にとっては、小沢はそれらの国の利益増進に寄与する日本の典型的馬鹿政治家であります。

世界も以前と状況が変わって中国との関係が大事になってきてましたので、各国とも中国を重視し中国から利益を引き出してますが、これは田中角栄が中国利権を貪らなければ発生しなかった事件なんです。
そしてこの事件が発生しなければ、日本の安全は2100年頃までは確実に保てたと思う。

と、まー、そういう目で小沢を眺めれば、質問者さんの小沢被告に対する不信感もご自分で納得できるかも。（先の私の回答も合わせて読んで）

しかし、またまたこの見解が質問者さんの不審を招くかもしれませんねwwww
政治の素人を納得させるのが面倒なほど、それほど小沢被告は汚い奴なんですわ。

補足

あなたの推測するとおり自分が小沢さんを気にしだしたのは4,5年前くらいからですw
角栄さんは当時を知らない俺の認識不足かもしれないけど
やりすぎたけど角栄さんにしかできないことをやったんじゃないかと思っています。

回答No.5

２０１１年 ２月変更（@wwbc）

小沢に政策は無いですよ。
「政策はノリである」とし、人と人とを結びつける方便と悟りきってます。
小沢にとっては政策とは、それを利用し、政党・政治家の離合集散を行い、選挙民の人気を集め、利権関係者から利便と資金を受け取るための物。
ですからその場その場で180度方向の異なる政策を採用します。
時間的に見ても、コロコロコロコロと方針転換します。

従いまして、小沢の政策についての解説も、質問も、回答も、その意味を持ち合わせません。
政策を利用して、ナニを行なうのか、目論んでいるのか、それが主題となります。

核武装論者でありながらも自衛隊指揮権の国連譲渡や、アフガン派兵主張者でありながら給油艦は憲法違反であったり、米国の個人責任主義は立派だそうだが米国は無礼な奴だったり、中国はもうすぐ崩壊するがその政府首脳は次の主席だから立派な人だったり、自分は右翼とも左翼とも呼ばれていると自覚していたり、日本の野戦軍司令官だったり首相になりたくて立候補までしたり、国民福祉税派だったり消費税反対論者だったり、、、、
こういう人の政策なんか、考えても意味はありません。

小沢を支持する人と言うのは、外国人か、売国人か、利権屋か、金を貰える人か、脅しに怯えてる人か、急進左翼思想の持ち主か。またはここ2～3年でTVを見始めた人か、政治に全く無関心の人の中の一部。

世論調査によれば小沢の人気は極端に低い。
世論調査によらずとも菅が反小沢陣営で政府・党人事を固めるだけで、菅内閣の支持率は急上昇するので、反小沢の意識が国民に強いのは分かると思います。

しかし、一部のネット世論調査によると、小沢の支持率が異様に高く出ることがある。特に韓国系・中国系のネット機関による調査だと異常に高くなります。
ネット世論調査とは、受動的に調査対象になるのではなく、自分のほうから調査対象になりに行くため、しかも何度も同一人が調査対象になれるため、小沢の熱烈支持者が集まりやすいんでしょう。
特に、韓国系・中国系が集まりやすいのは、調査機関の身元を知っていれば判断できます。

お礼

さすがにそこまでコロコロコロコロしてないと自分は見ていますがｗ