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何のための生命??

来生 自然(@k_jinen)の回答

回答No.9

そもそも「偶然」とか「必然」とかを、どういった基準でそのように「判断」するか?といったところがあると思います。 さらには、「合目的的」といった概念を、「どの程度まで」適応可能か?といったことも問題になるでしょう。 1.偶然に出会って結婚し、子供が生まれた 2.出会ったって結婚したのは必然であり、子供が生まれたのも必然である 通常、事前確率と事後確率という概念があり、「事後確率=1」という概念が共有されています。 「もし・万一」ということを想定することで、「事後」であっても、「偶然」といった概念で語ることができるでしょう・・・すなわち、 1のように過去において「もし・万一」といった想定を当てはめることで、「偶然」といった概念で語ることができます。さらに、複数の可能性からの「選択」を「合目的的」だと推定することで「何らかの意志」といった概念を想定することも可能です。このような考え方の1つに「ID(intelligent design)」といった概念があり、その場合、「偶然」は「奇蹟」に読み替えられることが多いでしょう。 また、一方で「事後確率=1」を「過去へ遡って適応」させていくことで、「人間」が生まれたのは、「宇宙」全体の時空の流れが「そのように」あったためであり、「物理定数がそのように」あったためといった概念を形成し得ます。すなわち 2のように過去に向かって「必然」といった概念を推し進めていくと、「(弱い)人間原理」といった概念が形成され得ます。このような状況を作り出したことについて、「何らかの意志・意図」が存在したと考えると「必然」は「運命・宿命」といった概念として読み替えることが可能でしょう。 少し、思考実験をしてみましょう。 たとえば、通常、食べ物を「放置」しておけば腐っていきます。即ち「菌」が繁殖します。 しかしながら、たとえば、「意図的に」密閉して(菌が入り込まないようにして)煮沸し、冷凍保存すれば、「菌」は繁殖し得ません。 ところで、上述の「放置・意図的」は、地球という環境で、高温多湿な夏場という環境を想定するならば成立しますが、月という環境で、すなわち「空気と水」が存在せず「温度差が大きな」世界を想定するならば、「放置・意図的」は逆転します。 すなわち、食べ物を「放置」すれば、腐ることはなく「菌」は繁殖しませんし、「意図的」に「空気・水」が含まれる環境を作りだして維持するならば、「菌」を繁殖させることが可能になるでしょう。 さらに、「放置」という概念も「意図的に放置した」と捉えることもできます。 宇宙全体からみれば、「地球」といった(放置していても)生命が繁殖可能な環境が生まれ、維持されているのは「偶然・奇蹟的」だと考える人々もいるし、「必然・宿命的」と考える人々もまたいるのです。 「何かのために」という目的を、あらゆるものごとに対して創り出すことが可能な生命体・・・人間・・・その「目的意識」を死後にまで持ち込もうとするところに宗教が生まれ、その「目的意識の否定」を死後のみならず人生にまで援用しようとすることで別の宗教が生まれています。 「今・ここ」において進行中の「たった一つの」できごとに対して、複数の視点から複数の概念が交錯しているのです。 目的があろうとなかろうと、偶然であろうと必然であろうと、運命であろうと奇蹟であろうと、「そのような質問を考えている一人の人間が生きていて、今・ここで質疑応答をしている」といった、たった一つの真実は、何ら変わることはないのです。 そのことについて、どのような解釈を当てはめるかは、偶然であれ必然であれ、質問者様自身が選択し決定すべき事だと言えます。

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