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 「不条理」な問題です。

 「不条理」な問題です。  試験というのはもともと「不条理」だと思います。  以下の問題はなかなかうまく説明できません。  【次の二つの文の違いを説明なさい】  1、この腕時計は、とても高かった。    この腕時計は、とても高い。  2、パソコン、買い換えた?    パソコン、買い換えたの?  【次の文はある談話の冒頭である。どのような表現効果をあげているか】  「エドガー・アレン・マグルーダーはげっぷをした。」  説明してくれませんか。  よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.5

 1、この腕時計は、とても高かった。    この腕時計は、とても高い。 : 後者は単に「高い」という状態を表現しているだけです。 前者の場合は、「買ったときの高いという状態を現在も保っている」という意図の文で、 「高かった」の「た」は、「動作・作用の結果が存続している意」を表す「た」ではないか、と思います。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/132183/m1u/%E3%81%9F/ の4に該当するように思います。 文だけを考えれば、過去形と受け止めることも無論、可能ですが、「過去形か現在形か」というだけの問題であれば「不条理」とお嘆きになる必要もないでしょうから、 「どちらの文も、現時点で、この腕時計が高いことを言っているのだが、その違いは何か」 といったような、やや難しい設問と捉えてみました。 因みに、これが過去形だとすると、 「この腕時計は、とても高かった。しかし、今は値崩れして当時の半額以下で買える」 といったようなシチュエーションを想定する必要があります。 つまり、「今は高くない」という意味を含んだ文になるわけですが、おそらく設問者の意図はそうではないように思われます。  2、パソコン、買い換えた?    パソコン、買い換えたの? : すでにご回答がありますが、後者は「疑問の強調」です。 なぜ強調になるかというと、「の」に「質問・疑問の意を表す」という終助詞の用法が含まれているからです。 前者のように、イントネーションだけでも疑問を表現することは可能ですが、わざわざこの用法の「の」を付けているので、強調する意図のあることがわかるわけです。  3.「エドガー・アレン・マグルーダーはげっぷをした。」   : これは、#3さんのご見解に全く同意します。 「名前の律儀正しい表現」と、げっぷというあまり上品ではない行為とのギャップによって、『可笑しみを増幅させる効果』をあげています。 「マグルーダー部長はげっぷをした」 などという表現でも可笑しみは出せますが、両者を比較すると、その違いは明白です。 難しい設問には、つい「不条理」と括弧付きで揶揄したくもなることもありますね。   

vanilla-xiah
質問者

お礼

ありがとうございました。今の私も「不条理」になったという感じがします。常にこれらの設問は難問より愚問と言う方がいいという感じがします。でも、やはりみなさんに回答してもらって、本当によかったです。

その他の回答 (4)

  • nebnab
  • ベストアンサー率34% (795/2317)
回答No.4

>1、 >この腕時計は、とても高かった。 話し手が実際に時計を買い、その値段が高かったことを表している。 >この腕時計は、とても高い。 単に値段が高いことを表している。話し手が買った時計なのか、店に展示してある時計なのか、他人が持っている時計なのかはこの文だけではわからない。 他の問題はNo1さんの回答どおりでいいかと思います。 なお、 >試験というのはもともと「不条理」だと思います。 試験の問題が解けないのを「不条理」のせいにしないで、ちゃんと勉強したほうがいいと思いますよ。

vanilla-xiah
質問者

お礼

ありがとうございました。nebnabさんの言った通りです。これからも頑張ります。

noname#123390
noname#123390
回答No.3

この質問は冒頭に「不条理」という哲学的で意味深長な語彙をもちいて、読者を一瞬たじろがせ、一種の「めくらまし」のような効果をあげているが、それはそれ以降の平凡な現代国語の設問の解答をねだるための額縁的装飾(いかにもこの質問全体が高級で難解かと思えるように仕向けている)的な表現効果をあげようとしているらしいことが解る。実際には「不条理」と質問とはまったくかみあわず、無関係であることがすぐわかるので、普通まともな回答者はこのようなわざとらしいトリックにはだまされないだろう。ところで 「エドガー・アレン・マグルーダーはげっぷをした。」 はある談話の冒頭ということであるが、軽いユーモア小説の出だしとしては一定の効果をあげている。 ミドルネームを持ったいかにも立派そうな紳士が、突然げっぷをするという唐突でコミカルな出だしは、以後の物語のすむーずな流れと展開を予兆させて快い。

vanilla-xiah
質問者

お礼

みなさんがそんに「不条理」について深く考えるなんて考えたこともありません。これからもっと慎重に言葉を用いなければなりません。 回答してくださって、ありがとうございました。

  • cyototu
  • ベストアンサー率28% (393/1368)
回答No.2

>「不条理」な問題です。 「条」とは木や葉などにある「すじ」のこと、「理」とは筋道。そこで、「不条理」とは 「筋道でない」あるいは「筋道が通っていない」と言うことです。試験のどこが筋道が通っていないのですか。また、何故かぎ括弧が付いているのですか。折角国語覧で聞いているのだから、正しい日本語を使って、その質問の意味が判るように質問して下さい。さもないと日本語で答えても相手に理解してもらえるのか、自信がありません。

vanilla-xiah
質問者

お礼

ありがとうございました。注意します。

回答No.1

>1、 >この腕時計は、とても高かった。  過去形  以前にこの腕時計を買った時に値段がとても高かった。   >この腕時計は、とても高い。  現在形  今店で売ってるこの腕時計は値段がとても高い。 >2、 >パソコン、買い換えた?  通常の疑問文  単純に買い換えたかどうかを訊ねている。 >パソコン、買い換えたの?  強意の疑問文  確かに買い換えたのかどうか確認しようとしている。 >「エドガー・アレン・マグルーダーはげっぷをした。」  話題の主体がエドガー・アレン・マグルーダーであることを示し、彼がゲップをしたところから話が始まることを示している。また、げっぷという特別な行為を最初に掲げることで読者の関心を掴もうとしている。

vanilla-xiah
質問者

お礼

ありがとうございました。magicalpassさんだけは「不条理」について何も言わなかったです。回答が簡潔で、分かりやすいです。ありがとうございました。

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